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パンダ音楽祭のつくり方

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「おうちでパンダ音楽祭」のつくりかた〜配信フェスをリアルな感触のものにする方法〜

パンダ音楽祭初のオンライン開催(無観客有料配信)となった「おうちでパンダ音楽祭」。1100人を超える方々が視聴し、「配信だけどほんとのフェスみたいに楽しかった」「誰も想像できないほどにパンダ音楽祭らしかった」「この形もあり」と高評価をいただきました。手探りの中、結果的に自分でも納得のいく配信フェスになったと思います。

今回僕が目指したのは2つ。リアルなフェスの楽しさをいかに配信で再現するかという

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パンダ音楽祭のつくり方(4)「ステージと出演者」

今回は、パンダ音楽祭の核とも言うべき「ステージと出演者」についてお話ししようと思います。

パンダ音楽祭の会場となるのは上野公園の中にある野外ステージ。ステージを中心に扇形にベンチシートの客席が広がっています。客席数は1212席。できて半世紀は経ってますからところどころ古ぼけてますが、それもいい味です。何より、前にも書きましたが僕のやりたいフェス、

・疲れない ・音でかすぎない ・安い ・おもろ

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パンダ音楽祭のつくり方(3)「フェスなのにキャラクター」

パンダ音楽祭という名前、コンセプト、ゴールイメージが決まりました。これで十分ではありましたが、もうひとつ、ふつうのフェスにはあまりない物をつくることにしました。

パンダ音楽祭のキャラクターです。

狙いは2つありました。ひとつは、言葉よりさらにハッキリと、直感的にこのフェスを理解してもらうこと。そのためにコンセプトをビジュアル化しました。「ゆるい」を体現するような顔とボディ。そしてお腹にはギター

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パンダ音楽祭のつくり方(2)「はじめに言葉ありき」

なぜフェスをやろうと思ったかについてはきわめて個人的な動機なので割愛しますが、かいつまんで言えば「自分にしては珍しく何かやりたいと思った」そして「その衝動を大事にしたい年頃だった」。2012年の梅雨時。僕はあと数ヶ月で40歳でした。同年代の方ならこの心情わかっていただけるでしょうか。

衝動的にはじまったフェス計画ですが、趣味のライブハウス通いをしている中で、ぼんやりしてはいるけれどこういうのがい

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パンダ音楽祭のつくり方(1)「はじめに」

パンダ音楽祭のつくり方(1)「はじめに」

はじめて料理する人はレシピを見ます。はじめて山に登る人は登山の基本を学ぶでしょう。はじめての国を旅する人はその国のことを調べるはずです。当てずっぽう、行き当たりばったりでは、到底目指すゴールにはたどり着けない。あたり前です。

僕と仲間たちが「音楽フェス」というものを自分たちでやってみようと思った時、本屋にもネットにも「フェスのつくり方」を記したものはありませんでした。料理をつくる人は多いけど、フ

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