1.17を振り返り伝える。
今日は1月17日。あれから27年か。
毎年「あれから○○年、あの時は中学生で…早いねぇ」と思い出すのは1月17日の決まり事だ。
テレビでは風化させてはいけない、震災を知らない世代に語り継がねばと年を追うごとに強く言われている。
私はあの揺れを経験したけれど、「被災」はしていない。中学校の窓ガラスが割れたり、渡り廊下にヒビが入ったりはしたけど、自宅から学校に通えたし、家族も無事で変わりなく生活できた。
そんな私でもあの日の事を振り返る事は辛い記憶を呼び起こすような作業で、なんとも言えない悲しい感情でいっぱいになる。
思い出す映像は、倒壊した高速道路、火事で赤々と燃える町並み、避難所で生活する人たちの様子。
私は何の被害もなく、あの後も今まで生きてるけど、あの時亡くなった人たち、家族を失った人たちの気持ちを想うと言葉も出ない。だから振り返ることから逃げたくなる。
でも、、知らない世代に伝えることは経験者の役割ですよね。私の周りも震災を知らない世代が増えている。
今年の東遊園地の灯籠に書かれた文字は「忘」。忘れてはいけないということ。
忘れた方が楽になる事もある。でも忘れずにい続けることで未来に繋がることがある。
私も伝えたいとあれから27年の今思う😌
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