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1038 「耐震カプセル『Sphere Secure』~フェーズ・フリーの未来へ」
「耐震カプセル『Sphere Secure』~フェーズ・フリーの未来へ」
フェーズ・フリーの防災への挑戦
耐震カプセル『Sphere Secure』は、大阪関西万博で「フェーズ・フリー」概念に基づく未来の防災対策を体現するプロジェクトとして展示されます。
フェーズ・フリーとは、平常時から災害時に切れ目なく対応できることを目指す考え方で、災害発生前も発生後も同様に機能する持続可能な社会を作り上げるための枠組みです。
このカプセルは、日常生活の延長で防災に備えることを可能にする新しいライフスタイルを提案します  。
平常時も有効な耐震カプセル
通常は個室として利用できる『Sphere Secure』の耐震カプセルは、ルームシアターやカラオケルーム、テレワークスペースとしても活用可能です。
しかし災害時には、自動的に避難シェルターへと転換し、命を守る砦として機能します。
これが、フェーズ・フリーを具体的に実現する技術です。まさに、災害時の「安全」だけでなく、日常的な「快適さ」も備えた一体型のライフスペースなのです  。
フェーズ・フリー社会の新たな基盤
『Sphere Secure』は、ポリウレア樹脂でコーティングされた強靭なカプセル構造を持ち、地震や津波などの自然災害にも耐えられる設計です。
この技術は、災害時の避難や生活支援に加え、都市開発や教育にも応用できるものであり、SDGsの目標11「住み続けられるまちづくり」や目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」と深く連携しています   。
未来を守るフェーズ・フリーの役割
『Sphere Secure』の耐震カプセルが目指すのは、災害が発生する瞬間を待つのではなく、常に備えることによって、人々が日常生活の中で防災を意識することです。
日常と災害時の境目をなくすフェーズ・フリーの取り組みは、安心と快適さを両立させ、未来に続く新しい防災の基盤を築きます。
大阪関西万博の舞台で、この持続可能な安全のあり方をご覧いただき、未来の社会づくりの一端を担うきっかけとなることを願っています 。