祈りのある場所に-外国人がチベットに入るには-
代理店を通じて旅程を決定する
やっと復活した中国ノービザ滞在!
ですが、チベット、正しくはチベット自治区に外国人が訪問するにはパーミットが必要になります。
更に「パーミットだけ取得する」手段はありませんで、代理店を通じガイドさんドライバーさん付きの旅程全体を手配する必要があります。
おひとりさまツアーを断行する
国内外色々な旅行代理店さんから複数人前提のツアーは出ているものの、申し訳ないのだけど当該ツアーには興味が持てず、あくまでも単独行動の実現を目指していました。
行きたいところに、自分のペースで訪問したい…
ということで、費用はバカかさみますが(決死の市場調達!!)7年前と同様、再びおひとりさまツアーを断行することにしました。
フライトもホテルも自分で予約したほうが早いし、自由やしたぶん安いし…という愚痴を抑え込み(笑)代理店さんととやり取りをして旅程を決定していきました。
日本にいるときには、結構ゆったり旅程だな(もっといろいろ回りたい…)と思うのですけど、いざ当地についてみれば、高地ということもありちょうどいい旅程でした。
代理店さんにお願いしてよかったな…と感じたポイントでもあります。
パーミットを成都で受け取る
パーミットは成都で受け取りました。
成都と西寧でパーミットを受け取ることができる(成都と西寧以外では受け取れない)そうです。
昔は、成都だけでパーミットを出していたそう。
7年前の訪問では成都のホテルフロントからパーミットを受け取り、ラサに着くまでガイドさんの類はアサインされていませんでした。
しかし今回は、成都(往路復路両方)でもガイドさんアサインが必須のようでした。旅程を組む際にガイドさんは不要である旨相談したし(値下げしたいしw)、成都でも復路の出迎えは不要の旨ガイドさん自身に相談しましたが、成都↔ラサもガイドが外国人の移動をフォローする(フライトに同乗まではしないものの)ようにルールが変わった?とのことです。
ラサ以外の都市へ訪問する
ラサ以外の都市へ訪問する際には、所轄の公安で何らかの手続きをするようです。
前回はツェタン、今回はシガツェ(ギャンツェ)で手続きを行いました。
7年前はガイドさんだけが公安さんと手続きをしていましたが、今回はガイドさんの他、私も公安さんの建物にインしまして、写真を色々撮られましたw
公安さんでの手続き時、ガイドさんが少し緊張してるかな…という印象を受けました。
パーミット事後処理
ラサから帰国する際にパーミットをガイドに渡しますので、手元には残りません(旅程中ずっとガイドさんがパーミットを持っていました)。
単純な興味から後続処理を聞いてみると、所轄の公安に出向いて当該ツアーは予定地を回り、きちんと帰国便に向け送り出した手続きをするそうです。
ちなみに、私のような旅行客より、中国在住外国人の方がパーミット取得手続きはラクだそう。
ラサ空港手荷物検査手前では、(ラサ→成都のチケットしか見せなかったので)成都からどこに行くか聞かれましたし、上海で出国手続きをする際には係員さんが何らかの書面を作成されていましたし(気のせい?w)、チベット自治区以外の往来との差異を感じずにはいられませんでした。
気のせいかもしれませんけど、成都~ラサ間の外国人の移動は有人でフォローするんだという意思を感じました。
そうなるとそんなに手間もかけられないだろうし、一人や少人数でいつまで旅行で入れるか実は危ういのかもなあ…と想像していたりします。
それでは、また!