パワサカの思い出⑧〜エル杯備忘録編
もう少し早くコレを知ってたらなと。
当てはまるコンテンツがいくつかある。
一番は“Mirrativ(ミラティブ)“だ。
全く存在を知らなかった。
ミラティブというのは『ライブ配信アプリ』で、YouTubeでの顔出し配信とは違ってバーチャルの世界でアバターを使って配信を行い、ゲームや雑談など、様々な分野で幅広く使われているプラットフォーム。だそうです。
リアルタイムという事もあり、パワサカでいうならば友達のサクセスを隣でずっと眺めている感覚に等しいのだろう。
リアルタイムでコメントが出来る為、巧者にサクセスの教えを請う事ができ、更には試合時での得点方法、あえて枠のギリギリ外ら辺を狙う事によるCK狙い(ボンバーヘッドによる確実な得点)といった小技もそこで初めて知る事になる。
つくづく、“ゲームがお上手“だなと感心した。
このミラティブの存在に気付いたのが、気付かせてくれたのが『エル杯』だった。
とまぁ、前置きはさて置き…
ヤバいヤバい。
パワサカ忘れかけてる。
ユーザー企画のイベントを紹介してましたね、その続きです。
♢♢♢
サ終して早2ヶ月ちょい。今パワサカクイズすると悲惨な結果になりそうだ。金特縛りで古今東西ゲームをすると絶対に3ターン持たない。
エル杯
パワサカをやっていたX民で『エル杯』という大会の存在を知らないと言う人がいればそれはおそらく『知らないフリ』だと疑ってしまう。それほど認知度が高く多くのユーザーが集まる一大イベントだった。
主催は名前の通り『エルさん』だ。回を増すごとに認知度が増え、いつの間にか大イベントと化していた。町内会の小さな祭りから大手企業が協賛する花火大会へと発展するかの如く。もはや本家イベントよりも盛り上がっていた。主催者冥利に尽きる事だろう。
余談だが、エルさんとは第3回エル杯で
チームメイトとなった事もあり親しみを込めて
勝手に“ユータさん“と呼び
『主催者と仲いいんだぞアピール』をしていた。
そんなエル杯の歴史は長く、通算で10回も開催されている。自分がいつ、どのメンバーで参加し、どういった成績で、その大会は誰がどのメンバーで参加し、どのチームが優勝したのかを調べるのにかなりの時間を要した。同じ思いをした人がこの備忘録を見て思い出して感傷に浸ってくれたらこの努力が報われる。
是非ともちょいちょい読んで欲しい。
引くほど長いので1日1章くらいのペースで読んでくれるといいかもしれない。自分でも長すぎて引いている。
ちなみに知らない人の為に、エル杯とはパワマッチ内の”フレンドマッチ機能”を利用したプレイヤー同士の対戦企画である。しかしながら大元のパワサカ運営による”パワマッチ廃止”という大愚策を経て一時はエル杯も開催不可能かと思われたが、試行錯誤の末に”Mirrativ(ミラティブ)での配信”を活用したフェアな対戦形式を実現させてくれた。
このnoteを持ってして今更ながら主催者達を労ってあげたい。本当にお疲れ様でした。(ついでに誰か私を労って欲しい)
-第1回- 団体戦が始まる
記念すべき第1回。というより、厳密に言えば第2回のようだが、私が知らなかった&エルさん自体が通算でこの大会を第1回扱いにしてるみたいなのでこの大会からスタートとさせてもらう。ちなみに文脈から前回大会は個人戦だったと思われる。
そんな今大会は『3人1組での団体戦』とされており、実に画期的なアイデアだった。
是非とも参加してみたい。しかし私は当時まだX内に友達がいなかった。”ハルネコリーグ”を経てイベントに参加するハードルは下がったものの、さすがにお誘いのDMを送る勇気はまだ無かった。
というより、最初はそもそも『エル杯』の存在を知らなかった。なぜなら主催者のエルさんが鍵アカだったからだ。(この辺は事情があるのだろう)イベントの主催者が鍵アカというのはかなりの異例。まず“フォローを認めてもらう“という前段階が発生するからだ。
なぜエルさんを知ったかというと、エルさんのリアル友達である“コユキさん“からお誘いのDMが来た事がきっかけだった。これもハルネコリーグの恩恵だろう。よしみでイベントの存在を教えて頂いたのだ。
そしてコユキさんに参加の意思を示すと『ルイーダの酒場』となってチームメイトをマッチングしてくれた。そこで出会ったのが“レイリーさん“と“ぽぽさん“だった。しかしコミュ障の私はグループチャットでも上手く絡めず、社交辞令のまま結局打ち解けられずに終えてしまった。せっかくの縁なのでもっと仲良くなれてたらなと後悔している。
以下トーナメント表 ↓
正直まだこの頃は誰が強くてどのチームが優勝候補なのかすら分かっていなかった。が、初戦の相手である『オッサンズ』が猛者の集まりという事くらいは分かっていた。そう、初戦から詰んでいたのだ。
結果は言わずもがな惨敗を喫する。リベンジマッチでも初戦敗退となりエル杯初参加はあっけなく幕を閉じた。
ベスト4は以下 ↓
今ならほとんどの方と交流があるおかげで猛者揃いだという事が分かる。この頃からやはりみんな強かったのだ。
そして栄えある第1回エル杯優勝チームは“ダボさん(ダボハゼの政さん)““コユキさん(献身的なコユキさん)““パーマさん(パーマネントさん)“の『MUGENKAKIN』だった。御三方に対しても今更ながらこのnoteをもってしてその栄誉を称えたい。
余談だが、当時は3人の事をよく知らなかった為、
チーム名から勝手に
「めちゃくちゃ課金してる3人」だと思っていた。
申し訳ない。
-第2回- W杯にちなんだエル杯
前回大会との大きな違いは試合形式が先鋒スタートでの勝ち残りという点だ。3タテ(1人で3人全員を倒す事)という新ワードも生まれた。私はこの形式が大好きだった。なぜなら他2人が強ければ勝てるからだ。究極を言えばポンコツ2人でも最強が1人いれば優勝も可能だという事。他力本願な私にはもってこいのルールだった。
参加チームは以下 ↓
国を決める際ジャマイカと悩んだのだが、個人的にオランダ代表に唯一加入してもいいと思っていた“エトー“率いるカメルーンを選択した。完全に私の独断である。
こうして見返してみると、第1回と同じ編成のチームが多い事に気がつく。その傾向からかエルさんは“国別によるランキング形式の構築“も視野に入れていたようだった。しかし都度チーム編成も替わるようになっていき、難しいと判断したのではないだろうか。
私はその頃よくXで絡みのあった“オレさん“を誘うと心に決めていた。しかし3人目がいなかった為、仕方なくリアル友達である“Kすけ“を無理やりこの世界に引き込む事にした。エル杯を『エルカップ』と呼んでいたネット激弱者の愛くるしいKすけだが、レートはしっかり5000を超えており『チーム名が顔文字の人って地味に強いよね』と軽く話題に上がるくらいの実力もあった。この3人で本気で優勝を目指す。
そんな第2回エル杯の初戦の相手は『オランダ』だった。何の因果か、温風さん・りばさんとまた対戦することとなる。
結果は以下 ↓
Kすけとオレさんが善戦してくれたおかげで結果的に惜敗となった。負けたけどあのチームに良い勝負できただけで気分は悪くない。寧ろ善戦したことでカメルーンの株は上がった気がした。(私だけ誰にも勝ってない事は多分バレてない)
あの温風さんにKすけが勝った翌日に職場で会ってハイタッチしたのを鮮明に覚えている。
そんな第2回エル杯の優勝チームは“野菜さん““キャまださん““スターミヤさん“の『ウルグアイ』だった。
正直、申し訳ないが”大番狂わせ”だったと思う。最初はハルネコリーグで優勝したスターミヤさんが無双したのかと思った。前述の通り最強が1人いれば優勝できるからだ。
結果を見れば3人ともしっかりチームに貢献していた。そしてMVPはどう考えても野菜さんだ。
初戦で前大会の王者『MUGENKAKIN』を倒し、そのまま猛者を次々と跳ね除けていく。そして決勝には主催者エルさん率いる『日本』という激猛者。完全なるドラマだ。ウルグアイを主役とした成り上がりのサクセスストーリーに思えて他ならない。
しかもフランスと日本は先鋒にパーマさんとワンボイさんという、当時のパワサカ界”二大巨頭”を持ってくるあたり、2チームとも3タテ狙いで全力で勝ちに行っているのが分かる。そんな2人に引き分けた野菜さんは大金星だった。“大将同士の引き分け“であれば、サドンデスが発生するが“先鋒同士の引き分け“ならば両者敗退となる。ここがかなり重要となった。当時野菜さんが『道連れ』でトレンド入りしていたのを書いていて思い出す。
そして我がカメルーンは初戦敗退を喫したものの、リベンジマッチでは順当に勝ち上がり決勝まで上がる事が出来た。決勝の相手は”ごっちんさん””キミノキさん””ココナツさん”という猛者揃いの『アメリカ』だった。
カメルーンは激戦の末に敗れてしまい、リベンジマッチ準優勝で幕を閉じる。
何はともあれ、『ウルグアイ』の栄えある優勝を称えよう。
余談だが、リベンジマッチで優勝したチームは
本戦優勝チームとエキシビションマッチを行うのが
お約束とされており、これにアメリカは勝利したのである。
という事は優勝したウルグアイに勝利したアメリカに
サドンデスまでもつれ込んだ我がカメルーンは実質2位…
いや、サドンデスという事は引き分けに限りなく近い、
むしろ学者とか高いレベルの知能を持った奴らが集まって
もっと深く解析をしたらカメルーンの方が上位に来る可能性も
もしかしたらあるのかもしれない事もなくはない気が
しなくてもないが、まぁこの辺を深堀ってしまうと
3万文字くらいいきそうなので本戦初戦敗退として
7位タイ?という結果を甘んじて受け入れよう。
-第3回- フレマが終わる…
参加チームは以下 ↓
さぁ第3回だ。この頃から私はX内で徐々に調子に乗り始めていた。エル杯関連やべち子(長女)ネタをポストするようになり、それなりに絡んでくれるユーザーが増えたのだ。なにより、温風さんに絶え間なく挑む『温風チャレンジ』を経て念願のレート5000に到達した事で自信もつき、猛者の方々と勝手に肩を並べた気でいた。
次のエル杯は誰と出ようか、色んな方にお誘いのDMを送った。しかし先約や私情によりことごとく断念。調子に乗っていた事を徐々に反省しだす。そしてどんどん更新される参加表明のリプライを見てもはや『ルイーダの酒場』に駆け込むしかないかと焦っていた所、なんと主催の“エルさん"からお誘いのDMが来たのだ。
しかも相方は三冠王の1人“えぬえーさん”だ。
そして“エルさん““えぬえーさん“と3人チームが結成された。ひょんな事から優勝候補レベルのチームが出来上がってしまう。自分なんかでいいのかと戸惑ったが、同時に嬉しくもあり高揚した。(まぁ誘う相手がいなくて仕方なくコイツでいいかレベルだったのだとは思うけど)
そもそも、誘われるという事自体が未経験だった私は年甲斐もなくウキウキしてしまった。そうか、誘われる側はこんな気持ちなのか。
3人のグループチャットが始まり、2人の意識の高さに何度も驚かされる。これはチーム力を上げるチャンスだと思った。とことん盗む気満々で戦術やデッキ等、根掘り葉掘り聞く。
一番驚いたのが、えぬえーさんのチームランクだ。当時私は知らなかった。えぬえーさんは査定だと上位陣と遜色ないレベルだという事に。パワマッチ用だと実用選手のみなのでガクッとチームランクが下がり私と同等程度になっていたのだ。(ちなみに私は実用と査定のチームランクはほぼイコールだった。)
“ランクが低いのに強い“とばかり思っていただけに、必然的にランクが下がっている事を知り私とは次元が違う程にやりこんでいる事が分かった。これは論功行賞の【パワサカ大好きで賞】に値するではないか。審議が必要か…いや、それでも“おしゃんさん“には遠く及ばないか。
そして始まる第3回エル杯。
今大会のポイントは“負けた選手は次戦出場停止“という点だった。これにより先鋒・中堅・大将の選出がかなり重要となったのだ。
何とか初戦を勝ち上がり次戦に迎えた『円弧のハメストロ』戦にて私は、“スターミヤさん““むらさん”“んささん”という激猛者相手に3タテするというエル杯史上最大の上振れ功績を残した。
まぁむらさんがオートでしてしまうとうハプニングもあったのだが…
「せっかく誘って頂いたのに足を引っ張ってしまったら申し訳ない」というプレッシャーがあっただけに、コレでかなり気持ちが楽になった。
この上記マインドが実はあまり好きではなく、意外と気を遣う性格であるが故、やはり自分は“誘う側“がいいなと改めて思った。
準決勝の相手は“踊るたぬきさん““モカさん““リスクさん“の『踊るモカリスク』だった。
サドンデスまでもつれ込む接戦の末、最後は私の敗北により敗退となった。結局足を引っ張り自己嫌悪に陥る形となったが、あの猛者揃いのトーナメントでベスト4はむしろ良い結果だったとポジティブに捉えている。
決勝は『踊るモカリスク』vs“レッキーさん”“パーマさん”“ワンボイさん”という、皆が『意義あり!!』と声をあげそうな構成員の『元パッキー』となり、激戦の末、元パッキーが優勝を飾った。
余談だが、当時はずっと
「元々はパッキーっていうチームだったのかな?」
と思っていました。申し訳ない。
我がチームはその後、3位決定戦にて“だにぃさん”“さっなあさん““ゆうきさん”の『平成組』と対戦し、“パワマッチ第三世代の猛攻王”である“ゆうきさん“に逆3タテをお見舞いされ4位で幕を閉じた。
これも余談だが、ゆうきさんに負けた後、Xにて
引退宣言や成りすましといった負け惜しみとも取れる
ネガティブムーブが発生し軽く騒動となった。
プロの格闘家でも負けてすぐは「引退も考えてる」と
言ってしまうくらいメンタルのコントロールが難しい為、
ある種それほど熱が入っていたとも取れる。
が、対人ゲームである限り勝ち負けは必ず存在する中で
人間の真価が問われるのは「負けた時」だと考えている。
そういう意味でも大人げないダサい行為だったと思う。
平成組に対してチームメイトでありながら止めずに
静観していた事を反省しています。
ちなみにですが、我々も“平成“です。ギリ。
ちなみに、この第3回エル杯の最中に大事件が起こる。パワマッチの廃止だ。フレンドマッチも必然的に無くなる事で大会の運営が困難となってしまう。
何はともあれ、『元パッキー』の栄えある優勝を称えよう。
-第4回- 相棒とのタッグ戦
ルールの詳細は以下 ↓
フレンドマッチの廃止によりテストマッチでは『やり直しが出来る』というアンフェアな状況下で運営そのものが危ぶまれたエル杯だが、『配信をして録画に残す』事によってやり直しがきかなくなりフェアな対戦の実現が可能となった。この配信に使われたのが冒頭の『Mirrativ』だ。
この“ミラティブを使わなければならない“という縛りが参加に篩いをかける事となった。
普段から配信をしている人からすればなんて事はないが、いざ自分がやるとなるとかなりハードルが高い。まず私は空気伝導を介して聴く自分の声が死ぬほど嫌いだった。その上、早口で滑舌も悪い為、ムービーで聴くだけでも鳥肌が立つ。なので配信しても録画を見直せなかった。過去に無礼がもしあったならここでお詫びをしたい。
無音配信というのも機能にあったが、妻子がいる身では同じ空間に家族がいる中でゲームの配信をする事がなんか気まづいというのも要因の一つだった。その為、毎回車で配信していたのを思い出す。
他にも「視聴者ゼロだったらどうしよう」とか、「間違えてプライベートな部分を晒してしまったらどうしよう」といった懸念もあった。
配信しなきゃいけないなら参加は見合わせようという人もいたのではないだろうか。
全てはパワサカ運営のせいだ。
そして始まった第4回エル杯。今回は3人チームではなく2人タッグという事だった。正直これはかなり厳しい。前述の通り、私は気を遣う性格なので自分のせいで負けた場合にかなり自己嫌悪に陥りそうだ。Kすけとなら全く問題ないがX内でのネット友達とでは少し抵抗がある。
しかし唯一この人とならイケるかなと思う人がいた。
それが“オレさん“だ。
オレさんになら普通に「ごめん🙏」が言える気がした。そしてお誘いのDMを送ると二つ返事で快諾してくれた。
後になって知ったのだが、“るかさん“は何度誘っても断られたそうで、これはもう完全にオレさんとは相思相愛だなと思ったのを覚えている。
しかし一つ問題点が生じていた。
そのオレさんのせいでその頃の私は将棋に目覚めかけていたのだ。まだベクトルはパワサカの方に向いていたのだが、選手の更新は全くできていない。勝てる見込みは正直かなり薄かった。
組み合わせ、及び結果は以下 ↓
4ブロックの内、なかなかのハズレを引いた感じだったが、結果の通り案の定ボコボコにやられて敗退となった。足を引っ張りまくって本当に申し訳ない。
予選を勝ち上がった8組は以下 ↓
この8組でトーナメントを行い見事優勝を飾ったのが“温風さん””んささん”ペアの『心の中のりば』だった。遂に無冠の帝王、温風さんがタイトルを手にする。個人的に勝手に『サイレント師匠』としていた為、かなり嬉しかった。
二人の栄えある優勝を称えよう。
余談 ↓
自分の声が嫌いという事もあり、人の声に対しても“フェチ”
とまではいかないが好き嫌いの材料になっていた。男女問わず。
そんなパワサカX民の配信者達の中で好きな声を挙げるなら
『リスクさん』『りばさん』『温風さん』だった。
イケボは得ですよ、ほんと。
-第5回- 最強の奪い合い
ルールの詳細は以下 ↓
自操作がシュート関連のみでGKが運頼みというのがポイントだ。このアウェイゴールでいくつも試合がひっくり返っている。攻撃力だけに特化していてはいけないという事。
組み合わせ、及び結果は以下 ↓
私は今大会、参加を見合わせた。
将棋にハマりすぎてパワサカはログイン勢と化していた事や多忙なプライベート等、いくつか要因はあったのだが、やはり個人戦という事に対して意欲が湧かなかったのが大きかったのではないだろうか。
普通の思考は逆なのかもしれない。誰にも気を遣わなくて済むから個人戦だったら出たい!という人もいただろう。しかしゲッコーモリア並みに他力本願主義の私は友の助けが無いと勝てる気がしなかった。
というより、私自身のチームに勝てる要素がまるで無かったのだ。どうせ出るなら勝ちたい。でも勝てる気が全くしない。仮に、もし仮にスーパー上振れを起こして優勝してしまったとしよう。誰が信じるのだ?私が最強だという印象を。自他ともに認めていない最強の称号など逆に笑いのネタにされてしまうのではないか?
当時の自分自身のマインドは覚えていない。が、客観的に見てそう思ったのではないだろうかというのが今になって思う不参加の大きな要因だった。
そんなエル杯個人戦だが、映えある優勝は『モカさん』だった。決勝は“バタさん”と“モカさん”という、第三世代の二代巨頭と言っても過言ではない皆が納得する組み合わせだった。
そしてエキシビジョンではリベンジマッチを勝ち抜いた“ゆうきさん“が下剋上を果たし実質『最強』の称号を分かち合う結果となる。
この“最強”という印象はとてつもなく強大な効力を発揮する。たとえこの先の団体戦で敗退したとしても「でもまぁこの人単体だと最強だもんな」という永久保証が付いてくるからだ。
私には重圧だが本当に強い人からすれば皆から勝手に崇められる棚ぼたでしかないだろう。
こうして見ると完全に“世代交代“を感じてしまう。次から次へと強い人が現れるってのも面白いコンテンツだよなと改めて思う次第だ。
何はともあれ、モカさんの栄えある優勝を称えよう。
余談 ↓
パワサカX民の中で“ゆうき“というハンドルネームは
複数人いたと思う。なので、これは合っているのかちょっと
分からないのだが、今回下剋上を果たした
『モンハン部 書記』(堀場リーダー)の“ゆうきさん“は
昔のTwitterのアイコンがゲンガー?だった“ゆうきさん“
ではないだろうか?だとしたら化物級に成長を遂げた気がして
ならない。失礼を承知で勝手に論功行賞【急成長】として
讃えたい。本当に凄い。待てよ、やり込んでるという意味では
【パワサカ大好きで賞】か?ちょっとこれは審議が必よ…
いや、おしゃんがいた。
-第6回- 意外性No.1
前回のエル杯を参加しなかった事で参加したい欲が増した今大会。まだギリ将棋<パワサカだった事もあり優勝を目指す。
さて、誰を誘うか。
できれば新規のメンバーで臨みたい。
そしてそのまま仲良くなりたい。
この頃から私はエル杯の参加モチベーションが『誰と出たいか』ではなく『誰と仲良くなりたいか』というマインドに変わっていた。
そしてその相手はもう決まっていた。
オーシャンズ(おしゃん)さんだ。
引退しては復帰を繰り返す“パワサカ界の朝倉未来“ことおしゃんさんは同い年で波長もバッチリ合う事からかなりの親近感を感じていた。
当時は引退フェーズに入っていたのだが、何となく誘ったら普通に復帰するんじゃないかな?と思っていた。案の定二つ返事で快諾してくれた。そしてめちゃくちゃパワサカやってくれた。普通に私より強くなっていた。(ならちょいちょい引退せずにずっとやり続けてたらずっと最強でいれたのに…)
『相方はおしゃんさんです』というカードを手に入れた私は『お、相方がおしゃんなら参加するわ!』というマインドが働く事間違いなしと踏んで超猛者を誘いだす。そしてらいとさん→りばさん→ワンボイさんとお誘いのDMを送った結果、漏れなく断られるのだった。
私は考えた。過去のエル杯を見返して猛者を探そう。優勝する為のピースを探すのだ。そして気付く。圧倒的な個人成績で参加と優勝がほぼイコールである“パーマネントさん“の存在に。
しかしまぁ引く手数多だろう。先約が既にあるに違いないと、ダメ元でDMを送った所なんとまだフリーだったのだ。そして快諾してくれた事で今大会“意外性No.1“のチームが完成する。参加表明にて皆が驚く様を見てもはやもうそれだけでも満足だった。
トーナメント表は以下 ↓
トーナメントなので負けたら1発アウトの大事な初戦の相手は“ココナツさん““モカさん““ゆうきさん“の『Little Dragons』だった。
正直、当時はよく分かっていなかった。参加表明の出オチに満足しすぎて初戦の相手のハズレ具合に。その当時のパワサカ界での序列を把握できていなかったのも要因か。今になって見返すとこのチーム化物すぎる。完全に『意義あり!』ではないか。
今大会は勝ち残りではなく単純に3対3の勝敗制だった為、奇跡的に『スーパー上振れモード』に突入した私がココナツさんに勝利した事で一気にチーム勝利に現実味が増す。なぜなら“パーマさん“がいるからだ。
我がチームは大会を臨むにあたって作戦をA〜Fくらいまで立てていたが全てにおいてパーマさんは勝つ前提だった。味方になるとこれ程までに頼もしいのかと心底安心する。
ベスト8は以下 ↓
その後は“るかさん““ぐりぐらさん““ダボさん“の『さよなら私のアラサー』に敗北し幕を閉じたのだが、充分過ぎるほど爪痕は残せたのではないだろうか。
決勝は『TinTinder』vs『ボールハンター』となり、激戦の末にボールハンターが第6回エル杯王者となった。“みずいろさん““グライトさん““新入部員さん“の御三方については交流がないため紹介の方はできないのだが、数多の猛者を蹴散らしている事からも新猛者である事は間違いない。
『ボールハンター』の栄えある優勝を称えよう。
余談 ↓
リベンジマッチを勝ち抜いたチームは案の定
『Little Dragons』だった。やはり我々は今大会において
最大級の大番狂せ(もはやKY)を起こしてしまったという事だ。
しかしながらエキシビジョンマッチでは『ボールハンター』が
勝利し、見事『完全優勝』を果たしている。凄い。
もはや時代の変化についていけない。
-第7回- 意義ありチーム発足
第7回エル杯。
ここにきて私にはある欲求が生まれていた。
「優勝したい…」
過去のエル杯は最高がベスト4止まりであり、もしかしたら優勝を狙えるという所までいった事により『欲深きB面』が顔を出したのだ。
まぁ、普通に考えてベスト4いけただけでも大功績は間違いないのだけど。
今大会は誰を誘おうか、また同じメンバーで臨む事も考えたが、1人、気になる方がいた。XのアイコンがバイクでパワサカX民との交流はほとんどなく、且つパワマッチリミテッド(期間制のパワマッチ)では発足以来2連覇を遂げている謎多き人物。
ひとさんだ。
以前、ひょんな事からDMでやり取りをした事があり、その時の受け応えで人の良さを感じた事からもっと仲良くなる為にいつか誘おうと決めていた。
お誘いのDMを送った所、エル杯はおろかMirrativすらも存じておらず、これは厳しいかなと思ったのだが、興味を持ってくれて参加を了承してくれたのだ。
そしてダメ元で誘ったのがパワマッチリミテッドで2位を獲得した『Nariさん』だ。ナリさんは人気者だから先約があると思っていたが、今回に限って奇跡的にまだフリーだったのだ。
そして実質最強の2人を仲間にする事ができ、今大会もまた意外性No.1チームの座を死守する事に成功した。(参加リプライの“いいね数“を根拠としている)
ちなみに『戸愚呂倶楽部』は
当時、冨樫義博大先生が復帰した事から
リスペクトの意味を込めて命名した。
3人のグループチャットが始まり、ひとさんとナリさんの戦術論や育成論を聞き、私とは次元が違う事に驚きの連続だった。
おかげさまで今大会中にスタメンを半分以上更新でき更なるレベルアップを図る事ができた。エル杯様々だ。
ちなみに今大会期間中に本家のパワマッチリミテッドはシーズン3を開催中であり、ひとさんが見事3連覇を果たした。凄すぎる…
そして今大会は予選があり、20チームを4つのブロックに分けて総当たり戦を行っている。そしてその結果によって本戦トーナメントの組み合わせが決まるというものだった。
なので、例え予選を全て負けても本戦には出られる。必然的に消化試合数が増える為、今大会は長丁場となりそうだ。
本戦トーナメントの組み合わせ表は以下 ↓
『全員次があるなら予選いる?』と思う方がいるかもしれないが、これがかなり重要で、上手い仕様となっているのだ。おそらくは『力の分散』そして『死のグループの救済』だろう。
予選ブロックの抽選はランダムの為、どうしても猛者が集まる“死のグループ“というものが存在する。どの競技にもどの大会にも当てはまる話だ。
これにより『優勝候補なのに予選敗退』という事態が発生する事がある種お約束とされていた。
しかしこの仕様ではそんな事もなく、予選の順位を元にする事で本戦では強者が散らばる形となる。なので、勝ち上がる毎にレベルも上がり盛り上がりも増す。よく考えられている。
予選Cブロック結果は以下 ↓
激戦の末、我が戸愚呂倶楽部は予選2位で
終える事ができた。
本戦トーナメントは以下 ↓
その後は最強のクルーのおかげで順当に勝ち上がり準決勝まで到達する。鬼門のベスト4まできた。
準決勝の組み合わせは以下 ↓
なんと4チーム中3チームが予選Cブロックのチームであり、まさに我々のブロックが死のグループだったのだ。
そして激戦の末に『ロンド・ベル隊』に敗れて敗退となってしまう。予選では勝っていただけに悔やまれる結果となった。またベスト4…
決勝は『ロンド・ベル隊』vs『 ♪ △ ◻︎』となり、“ソラシドさん““ガッツさん““BLACK BOX(ブラボ)さん“の『 ♪ △ ◻︎』が第7回エル杯王者となった。ブラボさんとはその後に関りを持つことが出来たのだがその他の御二方については交流がない。しかし準決勝で『DMM.COM』を破っている事からもハッキリ強い猛者達な事は間違いない。『 ♩ △ ◻︎ 』の読み方くらいは聞いておくべきだった。
何はともあれ、『 ♪ △ ◻︎』の栄えある優勝を称えよう。
余談 ↓
正直な話、エル杯は基盤が出来上がっている為
毎回同じルールを使い回す事は充分に可能なのだ。
それでも人は集まるし大いに盛り上がる。
にも関わらずエルさんは毎回新しい試みを試しては
反省、検討、改善を繰り返している。完全に運営者の鑑だ。
それに比べて本家パワサカ運営陣は
マイナーチェンジ程度でひたすら同じイベントを擦り続けていた。
当初は好きだったビッグディールでさえも
最後の方は飽き飽きとする程に。基盤の持ち腐れにも程がある。
パワサカ運営陣はエルさんの
爪の垢ならぬ全身の垢を煎じて飲むべきだった。
-第8回- ギラギラに燃えたエル杯
先に言っておこう。
私のパワサカはこの時がおそらくピークだった。やり込み具合は将棋と半々ぐらいだった事からもパワマッチ依存症だった昔ほどではない。しかしインフレの加速により無課金でも容易にレベル50を作る事ができ、初期勢のおかげで不要なイベキャラもいた事から才能開花も苦ではなかった。デッキパワーが周りと遜色なくなりつつあったのだ。
そして最大の要因が二つ。一つは前述にあったが前回のエル杯にて“ひとさん““ナリさん“という超猛者達の思考に触れた事による地力の底上げ。もう一つは『矛冠高校』の存在だ。
母校である江ノ島高校が廃止となりサクセス欲がゼロに等しかった頃、まさかもう一度ハマる高校が現れるとは思っていなかった。しかも矛冠は江ノ島と違って実用に長けた選手を育成することができたため、前線の大幅更新となった。
ちなみにその後リリースされた『天ノ川高校』にもドハマりする。
こればっかりは運営を褒めるしかない。パワサカ部署内での
構図は全く分からないが、”シナリオ班”という専門の配置が
もしあったのだとしたら、超シゴデキ社員だったに違いない。
あのサクセス仕様やシナリオのストーリーを開発できる人間は
どの部署に移っても出世する事間違いなしだろう。
これ凄く適当に書いてる。
さぁそして始まる第8回エル杯。
私の目的はただ一つ。『決勝進出』だ。
参加するメンバーも決めていた。
第6回で共に闘った“おしゃんさん“と“パーマさん“に声をかける。2人とも二つ返事で快諾してくれた事に安堵。今大会はチーム名ではなく国別だという事でお言葉に甘えて『オランダ』を頂いた。
参加チームは以下 ↓
そして予選ブロックの組み合わせは以下 ↓
この中から成績上位2チームが決勝トーナメントに上がる事が出来る。
そしてオランダは過去一の快進撃を見せ、なんと全ブロック総合1位で予選を終える。
この流れは完全にきている。M-1グランプリでダークホースとして現れた漫才コンビが翌年の決勝1stラウンドをぶっちぎりの1位で終えるかのように。
決勝トーナメントは以下 ↓
誰が優勝してもおかしくない錚々たるメンバーにて熱い闘いが始まった。私的にはこの大会がチームコンディション的にもエル杯史上最高潮だった。
初戦の相手は“リスクさん““あべしさん““ワンボイさん“の『ブラジル』だ。国の名に恥じないエゲツない構成。パーマさんが3人居ないとパワーバランスが成り立たない。しかし予選での好調をキープできるならば勝負論はかろうじてある。と驕る。
そしてやってのけたのだ。激戦の末に見事ブラジルに勝利する。2014年W杯3位決定戦のオランダvsブラジルを彷彿とさせるかのような快進撃だ。完全なる大番狂せ。おそらくブラジルの優勝を予想していた人が一番多かったのではないだろうか?
3度目の準決勝。
組み合わせは以下 ↓
ギリシャの御三方は交流がない。が、化物級のチームランクから『3人共ゲームの達人』だというのは一目瞭然だ。しかし査定に全ツッパしているようにも感じる。実用と戦術で特大のジャイアントキリングをかましてやろうと奮い立った。
そして、負けた。
序盤でパーマさんがまさかの敗北を喫した事でオランダ優勝ロジックが崩壊された事が敗因だろう。そうなった時の事を全く考えていなかった。
その後は3位決定戦にて『オマーン』に敗れ4位にて幕を閉じた。毎度のことながらベスト4と悲観しがちだが参加チームを見返してみても万々歳なのは間違いない。ほんとよく頑張ったし、とにかく運が良かった。
個人的な成績は6勝1敗と、
最後の”バタさん”に負けた以外では全勝を記録し、
やはり私の最高潮はここだったと言えた。
運がいいだけといえばそれまでだが、
だからこその最高潮だったのだ。
決勝は『ギリシャ』vs『イングランド』となり、激戦の末に“踊るたぬきさん““YUKIさん““BLACK BOXさん“の『イングランド』が第8回王者となった。
正直、イングランドはかなり気になっていたチームだ。
”おどたぬさん(踊るたぬきさん)”は昔からのパワマッチフレンズで事あるごとに対戦し、切磋琢磨してレベルアップした仲だ(勝手な見解)。秒でニンジンを250個くれる優しさも備えている。
”ブラボさん(BLACK BOXさん)”はこれで2連覇となり完全に『2代目パーマネント』を襲名したと言える。”エル杯2連覇”は後にも先にもただ一人、唯一無二のブラボさんだけの称号だ。
”YUKIさん”は交流はないが、『サクセスがとにかく上手い人』という印象を持つ。圧倒的な攻撃力から『パワマッチ第4世代の猛攻王』(初期勢かもしれないが私の認知が遅かったため勝手に位置づけさせてもらっている)と個人的に思っている。同い年である事もかなり好感ポイントだ。
何はともあれ、『イングランド』の栄えある優勝を称えよう。
最後に今大会のために育成した『エル杯専用迷惑系特攻隊長』を紹介して終わる。ちなみに全く機能していなかった。
余談 ↓
私なんかに二度も付き合ってくれた
おしゃんとパマやんには心から感謝してる。
最初は出オチ感が6割くらいあったんだけど、
実際大会が始まってみるとかなりの大躍進で
大会にとっていいサプライズになったと思う。
『チームワーク』によって
地力や運を底上げした良い例だったのではないだろうか?
私が思うに、
パマやんは私や全盛期を過ぎた引退後のおしゃんといった
「格下」と組むことによって
より一層力を発揮できるタイプなのではないだろうか?
言葉を強めるなら「足手まといがいた方が強くなる」
守るべき存在が必要という事だ。
さしずめ、パマやんが『ウボォーギン』とするならば
私は『ノブナガ』といったところだ。
おしゃんは『ゼノ』だね。
-第9回- 最後のエル杯(私)
先に言っておこう。
私達は完全に燃え尽きていた。
前回のエル杯にて『次回がラスト』だとエルさんが宣言していた事もありそれまでは頑張ろうと思ったのだが、サクセスのモチベーションが完全にゼロだったのだ。「1日サボると取り戻すのに3日かかる」なんて何かのスポーツ漫画で読んだことがある。(ピンポン?)
あの頃のそんなパワサカは”ぶっ壊れキャラ、ぶっ壊れシナリオの頻出”によりサボればサボるだけ日に日に差が開いていた。
もはや特能全取りは当たり前、選手ランクには見た事もないアルファベットが並んでおり、実用なんて概念ごと消失するほどに強さの定義が分からなくなっていた。もはやみんな横並びなのではないだろうか。
というのも、ただの言い訳だ。強い人、強さを維持できている人たちはちゃんと環境に順応している。『強いまま』だったのだ。
パワサカと将棋の割合が1:9になり、新シナリオを敬遠したが故の堕落の結果だ。そりゃ勝てるわけがない。
それでも最後はまた同じチームで思い出を作るかと2人に声をかける。しかし問題が発生する。”パーマさん”がヘッドハンティングされていたのだ。我がアヤックスからレアルマドリードへの移籍。ステップアップとして当然のルートだろう。私とおしゃんさんは路頭に迷った。
そんな時に助けてくれたのが”ダボさん(ダボハゼの政さん)”だった。元はといえば最初におしゃんさんに声を掛けた時におしゃんさんのリアル友達であるダボさんを誘っていたのだが、先約により断念した経緯があったのだ。
最後のエル杯として申し分ないチーム。不思議なもので、参加が決まるとモチベーションも上がりサクセスをするようになる。こうなったら最後に念願の優勝を搔っ攫おうではないか!
大塊の概要は前回と同様、予選を勝ち上がった2チームによる決勝トーナメントだ。参加人数は81人と”最後のエル杯”だけあって過去最高の参加者が集り、最後にふさわしいお祭りとなった。もはやフェスだ。エルフェス。
4チームのブロックが3つと
5チームのブロックが3つ。
各チーム好きな動物をチーム名にして戦っていく。私たちは『ゴリラ』を選択した。だって、地球上で一番強い動物でしょ?(ゾウはチートです)
予選ブロック及び結果は以下 ↓
はい。負けました。
手も足も出なかった。
一応作ったエル杯用の付け焼き刃の選手が機能するはずもなく予選敗退。最後のエル杯はあっけなく幕を閉じた。
決勝トーナメント及び結果は以下 ↓
前述の「もはや強さは横並び」発言を全面的に撤回する。インフレの加速により誰でも容易に経験点を稼げる事からみんな同じような選手を育成できる事で同じくらいの強さになると思っていた。
しかし結果を見てみるとやはり猛者達は順当に勝ち上がっている。決勝に進出した6人は当時のパワサカにおいて”最強格”の6人だ。上がるべくして上がっているではないか。
何かが違う。どこかが違う。やはり見よう見まねで強者と同じようなチームを作ってもどこか本物とは違うのだろう。金特の取捨選択や戦術の違い等、平凡なチームと比べて頭ひとつふたつ抜けている。
そんな激熱な『ちんちら』と『コアラ』の決勝戦は激戦の末に”瑞武者さん””ナリさん””パーマさん”の『コアラチーム』に軍配が上がり、見事第9回エル杯王者に君臨した。ここにその栄誉を称えよう。
「はし武者って人くそ強いばい!」と昔パワマッチでKすけが言っていた。「多分、みず武者だよ」と教えてあげたが、かなりの猛者だったことには間違いない。深い交流は無いが、”瑞武者さん”も”YUKIさん”と同様に第4世代筆頭だと感じている。(初期勢かもしれないが私の認知が遅かったため勝手に位置づけさせてもらっている)そして”ナリさん”と”パーマさん”。私の元チームメイトが2人もいるではないか。これは実質ゴリラチームも優勝パレードには参列してもいいのでは?と思ったが、もしするのであれば本当に参列したい。
エル杯の途中から主催者特別枠として
イラストを担当した“ぐみ屋さん“。
彼女のおかげでかなりエル杯に彩りが増した。
論功行賞【パワ体絵師】として勝手ながら称えたい。
いや、ぐみ屋さんも相当なパワサカマニア…
【パワサカ大好きで賞】にノミネー…いや、おしy…
何はともあれ、パーマさんが優勝できて良かった。ここ最近は私のせいで味わえてなかっただろうから久々の感覚だろう。しかしやはり強い。ナリさん、瑞武者さんといった『同格』と組むとより一層強さに拍車がかかっていた。うんうん。流石だ。
……………。
え、ノブナガは?!いらない?!?
足手まといは足手まといでしかなかったの?!
パマやん…!!!
とりあえず…祝勝会には是非とも我々3人も呼んでいただきたい。いつでもどこでも馳せ参じます。
余談 ↓
今大会のエル杯、いつもと違う部分がひとつだけある。
それはチーム名が「動物」だという事だ。
で、あるならば、皆当然その動物でMMAをする世界線も
想定済みの事だろう。OK、その展開も考察してみよう。
まず予選はゴリラが圧勝だろう。
うさぎ、ゴリラ、タコ、ハリネズミ、マグロ。
この5匹(頭)をオクタゴンに放り込む。
マグロとタコは呼吸の縛りで放っておいても勝手に死ぬだろう。
フィールドが悪すぎる。まさか海の中でエル杯を行うとでも?
うさぎは威圧するだけで縮こまって動かなくなるだろう。
レフェリーストップ。戦意のない者は早くゲージから出るべきだ。
問題はハリネズミ。攻略がなかなか容易ではない。
無闇に触ると針が突き刺さって軽傷を負い次戦に響く。
何か武器になるものはないか。あるではないか。マグロの死骸が。
握力500kgのゴリラは片手でマグロを振り回せる。
うっかり両手で握って「握撃」をしないよう注意が必要だ。
尾肉からコラーゲンが噴き出してハリネズミを若返らせてしまう。
その後、決勝トーナメントを見て愕然とするだろう。
相手がいない。どのルートでも「いじめ」になってしまう。
まさか強すぎて出禁になってしまわないだろうか。
皆次があるならばよく考えてから動物を選ぶべきだ。
カバやサイ、ホッキョクグマあたりが勝負論あっていいだろう。
-第10回- 最後のエル杯(みんな)
前回が最後のエル杯と言ったが、本家パワサカのサ終に伴い開催された第10回エル杯。正真正銘これが最後のエル杯だ。
主催は言わずと知れたパワサカX界の総合ディレクター“トモヒロさん“だ。エルさんがパワサカを引退してしまっていた事もありトモヒロさんが後を引き継ぐ形となった。
参加チーム及び予選ブロックは以下 ↓
こうして見ると、初期から出続けている“るかさん““むらさん“えぬえーさん“あたりは本当に凄い。チームランクもしっかり高いし、ここまでひとつのゲームを続けられる精神力を心底尊敬する。
この中から予選を勝ち上がった8チームによる決勝トーナメントが行われる。
決勝トーナメント及び結果は以下 ↓
参加していないため内容が分からずダイジェストで申し訳ないが、決勝は『マランカウ』vs『反町組』となり、“オネェマンさん““エンゴロカンケさん““ochaさん“の『反町組』が見事第10回エル杯王者となった。
御三方とも交流はないのだが倒してきた激猛者達を見れば強さに一切の疑問がないことは明らかだこのnoteをもって勝手ながら栄誉を称えよう。
余談 ↓
ちなみにだが、実のところ私も参加を考えていた。
最後のエル杯、最後のパワサカ。
双方に感謝の意を込めて存分に盛り上げてやろうと。
あっと驚くメンバーで参加したい所だ。誰を誘うか。
考えに考えた末、決めた。『べたさん』だ。
べたさんを引き込めば多分、誰でもOKするはずだ。
“リスクさん”“温風さん““らいとさん“
多分、“りばさん“ですら参加してくれる気がする。
もちろん“おしゃん“でも間違いなく盛り上がるだろう。
そうと決まれば早速DMだ。
Xでべたさんのページを開く。フォローされていなかった。
そしてそっと閉じる。こっちもフォロー外してやったわ
エル杯まとめ
ここまで読んでくれた方、長々とお付き合い頂きありがとうございました。毎日スキマ時間で少しずつコツコツと書いて1ヶ月かかりました。
10回も続いたエル杯。ひとつひとつにドラマがあり喜劇や悲劇、時にトラブルも大なり小なり。大人といえどあれだけの人数が集まれば何かしら起こりうるものです。運営はさぞかし大変だったことでしょう。改めてエルさんには参加者を代表して感謝を申し上げたい。お疲れ様でした。
冒頭で書いた『町内会の小さな祭りから大手企業が協賛する花火大会へと発展するかの如く』という記述は訂正させて頂く。なぜなら参加人数にさほど変化はないからだ。第1回からかなりの参加者が集っている。変わったのは“世代“だ。ちょくちょく「第○世代」という表現をしているが、これは私の完全な独自の世代分けなので深く気にしないで頂きたい。定義としては「ユーザー企画のイベントを通じて認知された強者」といった感じだ。パワマッチレート5000到達タイミングも参考資料である。筆頭者の名前を一部挙げさせてもらうならば、
第0世代 らいとさん、アモーレさん
第1世代 温風さん、おしゃんさん
第2世代 パーマさん、ワンボイさん
第3世代 モカさん、バタさん
第4世代 YUKIさん、瑞武者さん
第5世代 ochaさん
といった具合だ。その時その時で猛者が入れ替わっていく感じが私はエモく感じていた。“パワサカ版パウンド・フォー・パウンド“なんてのも投票で決めたりしたら楽しかっただろうな。
何はともあれ、赤の他人ながら趣味であるゲームとSNSによって出会った我々。私の夢は過去のエル杯参加者全員が集まって「大宴会」をする事だ。生まれも育ちも年齢も違うがきっと盛り上がるだろう。話題は尽きない。なんせ我々には“パワサカ”があるからだ。もし大宴会をするならば重要となってくるのが開催場所だ。ここは公平に行くしかない。全員が住んでいる場所の真ん中でやろう。おそらくパキスタンあたりになるだろうからビリヤニでも食べながら古今東西ゲームをしようじゃないか。
最後の余談
最後に、もしまだパワサカが続き引退せずにやり続けていた場合、エル杯に一緒に出たかった人達を紹介して終わろう。まだ組んだことがない人限定で。無論、優勝を見据えて。※敬称略
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