パニック
シンガポールからこんばんは、
パンダママです🐼
今朝はいつもより一時間以上早く起きた息子は、朝から元気に過ごしていました。
私たちも近くの韓国料理屋にランチを食べに行く日と決めていて、午前中にタスクを終わらせようと家事を分担して進めていました。
私は洗濯物を収納。
夫がトイレ掃除をしようとバス&トイレルームに行くと、運悪くベビーゲートが空いており勢いよく走ってバスルームに入ってきた息子。
バスルームに入って、水に濡れた床に滑って頭から転びました。
運悪くそこには小さな段差があり、頭からポタポタと血が出て大泣き。
私も息子の頭から沢山出ル血を止血しながら叫び散らしました。
完全にパニックになり、なんで止めなかったのと夫を責め立ててしまいました。
夫は冷静にどこの救急病院に連れていくかを探しました。
5分も経たないうちに血は止まり、泣きながらパイパイというので、授乳をすると落ち着いた様子。私は息子に対して申し訳ない気持ちと、何でこうなったのかばかり考えてしまいました。頭の中は後悔と不安でぐるぐるしていました。
おっぱいを飲むと、機嫌も戻り、少し痛いのを我慢する様子もあるけれど、会話をしたりおもちゃに指を挿したり、いつもと変わらない様子に戻りました。
10:00ごろの事だったので、念のために軽食を持ってタクシーで子ども救急病院に向かいました。
KK women’s and children’s hospital
という病院で、我が家からはタクシーで20分くらい。
以前も高熱で(コロナが流行りだした頃)深夜に駆け込んだことがあるので、迷わずここに決めました。
病気と怪我の診察場所は分かれており、前回熱が出た時は、建物の中で最初から最後まで診てもらいました。
怪我の場所は、軒下の駐車場に、ビニールシートやカーテンなどを使い、簡易の一時的な診療スペースを設置していました。
すぐに様子を診てくださり、優しい男の先生に、ちょうど分厚い頭蓋骨のある場所、傷口も深くないため、縫う必要もない。
と説明を受けほっとしました。
(待ってる間にお会計一律120ドルをクレジットカードで支払いました)
その後建物内の外科ブースに案内され、ドクターに耳の中を見てもらい、出血もないと言われました。頭を打った場合、その反動で耳の中の骨で耳の中を切ることがあるようです。
そして、傷口の処置は、ナースの方が二人、精製水で綺麗にしたあと、傷口の上下に生えている髪の毛を交互に引っ張り、ボンドのようなもので止める手法で処置を施してくださいました。
私は医療系の仕事をしていましたが、こういうものが有るのは初めて知りました。
流石に処置中は大泣きしましたが素早く対応してくださったので、大暴れすることもなく処置を終えてもらいました。
ドクターに2日以内に、嘔吐やぐったりして動かないなどの症状があった場合は再受診するようにと言われ、念のための鎮痛剤をもらい帰路につきました。
到着から一時間位と素早く終わりました。
帰る前にりんごジュースを買って飲み、帰宅後はカレーライスを沢山食べて、おっぱいを飲んで三時間半ぐっすり昼寝をしていました。
夕方からも機嫌よく遊び、夜ご飯もしっかり食べたのでほっとしています。
今回の出来事、反省すべきところがいっぱいあります。
息子の行動を読み取れなかったことに対して、親として気をつけなければならない点が欠落していたこと。
日々パワーアップし、動きも多くなる子どもの成長に合わせて、親は常に新しい対策を心がけなくてはいけないと思いました。
物理的にも、気持ちの面でも、息子の安全面でも対策が必要です。
そして、息子の血を見てパニックになってしまった自分を受け止めようと思います。
息子に痛い思いをさせてしまい、申し訳なく思うと同時に、大事に至らなかったことをほっとしています。まだまだ親として試練が必要だと感じた出来事でした。
パンダママでした🐼