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本音に蓋

シンガポールからこんばんは、
パンダママです🐼

今年の1月中旬、
『夏には帰国するからね!』
とみんなに軽くバイバイをしてシンガポールにやってきました。

中国で新種の肺炎が流行り始めたと言うニュースは耳にしたものの、まさかコロナで世界がこんなことになるとは思わなかった時期。

シンガポールだけじゃない、日本だけじゃない、世界中が同じウィルスに怯えて、みんなそれぞれに大変なことを抱えていると思います。

日本に帰れないわけではないのですが、帰国してもシンガポールに戻っても外出禁止などの制限があり、小さな子がいるととても難しいです。
もちろん年内の帰国は断念したし、来年帰国できるかもわからない。

すぐに繋がれる、ありがたいテクノロジーがあるけれど、本当は家族や友達と会って同じ時間を共有したいです。

シンガポールでできた日本人のお友達は、妹さんの結婚式に行くのを断念してリモート参加をしたらしいです。

インド人のお友達は、妹さんに双子の赤ちゃんが生まれて会いたくて仕方ないと言っていました。

海外で暮らすと言うことは、みんなそれなりの覚悟を決めて母国を出ている。

日本にいる友達に、
『家族に会いたいでしょう』
と聞かれて、
『今時リモートで会えるからね!!』
と言うけど、本当は会いたい、と言う気持ちに蓋をしてるのが本音です。

海外生活の長い先輩方をSNSで拝見すると、みなさん強くて逞しい。

それはきっと、何度も何度も自分の気持ちと寂しさや、母国や家族の恋しさと葛藤し、強く逞しくなっていかれたから。

まだまだ未熟な海外生活9ヶ月目の私。
母から届いた小包に添えられた、ちょっと早めのバースデーカードにうるっとし、はじめてホームシックになった今日の日の夕暮れでした。

パンダママでした🐼