一瞬の煌めきだとしても


音楽が好きだ。そしてライブが大好きだ。

昔はコンサートと呼んでいた。
が、
「ライブすなわち生き甲斐」だと自覚した時から、
私はそう呼ぶようになった。

周りに誰も同じファンがいなくて、
恐る恐る始めた1人旅。
でもそれでよかった。


つらい時苦しい時に寄り添ってくれる
そんな存在とは1対1になりたい。




2014/10 記録



久しぶりのライブに行く。
その途中の電車の中。


いつもいつも思うのは、

時間とはなんて儚いものなのか

っていう事。


大人になって特にここ4、5年は、
イイ時もヤな時も、とにかく時が過ぎるのが速い。速すぎる。

時計の長い針はもちろん、
私には短かい針も動いてるのが見える。



時間が無い!
私には時間が無い!


今このうちに、
会いたい人に会わなければ
行きたいところに行かなければ…


大袈裟だけど
私はいつもそう思っているのだ。



一般的な年相応の女性が持つ物欲にはあまり興味が無いが、
ライブとか形のないものにお金をかけていて


結果
それが将来吉とでるか凶とでるか

正直ホントにホントにわからないけど



今、新幹線の窓から通り過ぎる景色を見ながら胸の高鳴りにじっと耐えて

空腹だけど緊張のあまり食事もノドを通らなかったり

前の晩眠れなくて、肝心のライブ中に頭痛でうずくまってしまうという失態をやらかしたり

ついに始まりのイントロが流れた時に
滝のように涙が流れて前が見えなくなったり



やっぱり私は、こっちの方がいいや。



だから、
もしどこかで「この人、歳の割に頑張っちゃって…(-。-; 」みたいなヤツがいても、
どうか温かい目で見てやってください😂






「RADIO MAGIC」アースシェイカー


作詞  西田昌史
作曲  石原慎一郎




なんとなく こんな夜は
君を引き留めたい
明日になれば バスに乗り込み
俺を待つ どこかの街へ

RADIO MAGIC 流れるよ
君の唇に
RADIO MAGIC 消えないで
重なり合うまで         ♪





もうすぐ駅に着く。
胸の高鳴りはMAX過ぎて胸やけレベル。
深呼吸して、煌めく儚い夢の中へ、

いざ!




アースシェーカーは結構若い頃に知って、
当時こういう激しいバンドを夜な夜な聴きながら、ますます内向きになってた青春を思い出すんだけど。。
この「Radio Magic」は比較的明るめの曲で、
アーティスト側の思いをしたためたような詞が新鮮で、大人になってもずっと憶えていた。

(残念ながら、アースシェーカーのライブに行った事は無いんだけど)


どの時代も、そのアーティストを心から慕うファンににとっては、
こういう曲が自分と彼らを繋げてくれているような気がして何だかうれしい😊

いいなと思ったら応援しよう!