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デザインとは?

何億年ぶりかに美術館に行ってきた。
佐藤可士和展に行くためだ。

何億年ぶりとかいいつつそもそもそこまで馴染みがなく、以前行ったのがいつなのか本当にわからない。(何年か前のピクサー展が最後か?)

こんな事言ったら多方面から怒られるかもしれないが、佐藤可士和氏の手がけたロゴは一見するととてもシンプルだ。正直自分でも思いつきそうだと思うぐらい。

しかし、今回改めて作品を見て考えて感じた事は結果だけ見てもその真価はわからないと言う事。

おそらくあの人の凄いところは、クライアントから依頼を受けて思考し、あのシンプルなデザインに意味を持たせるところなのだと思う。

ただ単にシンプルなだけなだけじゃない。様々な案を考え、さらにそこから要素を極限まで削ぎ落とした「引き算」のアウトプットの結果がこのデザインなのではないだろうか。

だとしたらそれって凄い職人技なのでは…?

グラフィックデザインって何となくオシャレなイメージがあったが、ただカッコいいだけではなく意味を持たせてカッチリ組むという意味では、決してアートな物ではなく工業デザインに近いのではないだろうか(?)

可士和展を出た後、絵画展なども併設されてたのでそっちも観てみたが正直見方がよく分からなかった。

絵が上手いのは分かるしハッとさせられる物もあったけど、結果だけ見せられても何だかわかんないから作者のコメントが欲しいなと思ってしまった。

美術の見方としてそれが正しいのかどうかは分からないけど。考えるな感じろって世界なのだろうか……?

自分がどちらかと言うと物作り側に身を置いているわりに、こういう視点で物を考えたことがあまりなかった事に気がついた。

もっと学校で勉強しとくんだったな……

あと自分はどちらかと言うと物作りの過程を見るのが好きなようだ。そういう意味では可士和展はとても面白かった。

思ったことを書き殴ったからまとまりがないけどこの辺で……。

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