黄連解毒湯について

昨日の講演で、黄連解毒湯を連用するのは正しいのか?というご質問がありましたので、ここで解説しておきます。専門用語も多いので、わからないことは掲示板でご質問ください。

黄連解毒湯は、一般的には皮膚科領域で使われることが多い処方です。

ツムラさんのHPを見ると、

体力中等度以上で、のぼせぎみで顔色赤く、いらいらして落ち着かない傾向のあるものの次の諸症:
鼻出血、不眠症、神経症、胃炎、二日酔、血の道症(※)、めまい、動悸、 更年期障害、湿疹・皮膚炎、皮膚のかゆみ、口内炎
(※)血の道症とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状のことである。

https://www.tsumura.co.jp/brand/products/kampo/015-a.html

と書かれています。

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