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私達は時間を旅する

私達は無意識に過去の時代へ旅をしていることがあります。
タイムマシーンなんて、とてもロマン溢れて、夢の様な話ですが…現実でも起こっているのです。

世の中の流れとは裏腹に、しばしば過去の出来事に思いを馳せることがあります。
それだけではなく、人によってはその出来事に「現在の時間」を費やしてしまうのです。

過去と現在の違い

どんなにそれが昔の事であったとしても、人は過去の出来事や経験を元に今の自分の人生に活かそうと努力をします。
過ちを繰り返さないように、時に必死になったり。
そのため反省し、内省し、過去の出来事に戻ってしまいます。
今現在を生きているのにもかかわらず、今の時間を過去の出来事に費やすのです。
その瞬間、心体はまるで同じ体験をするかのように思い出していきます。
嬉しいことであれば、心はほころび、悲しいことであれば涙をすることもあります。
感情が溢れ出し、同じような気分になることも珍しくありません。
その瞬間は肉体は現在の時間軸にいながらも、心は過去に戻っています。
心が過去の事に反応すれば、体も同じように反応もします。
ドーパミンが分泌されたり興奮することもあれば、セロトニンが分泌され幸せな気分に浸る事もあります。
その瞬間はまさにその経験をもう一度味わう事となるのです。

自分の人生の体験だけではない

その旅路は自分が思いもよらなかった所まで、足を伸ばすこともあります。
それが遺伝子の記憶たちです。

親が子に話をする時、自分の経験や記憶を元に話をします。
自分の知識や経験を活かしたい、残したい、様々な理由です。
子供にとって、親は最初の教師であり、ある種の神様のような存在でもあります。
師に習い、師に沿い、愛を得ようとします。
そしてその愛に応えることが、喜びでもあるのです。
形を変えた愛は、昔ばなしのように語り継がれる事もあれば、細胞や遺伝子に引き継がれていく事もあります。
いわば人種、国、家系などもそのようなものです。
その記憶は、国の傾向などでも見て取れることもあります。
私達は過去の経験を通して、実は時間を超えて旅しているのです。
でもその旅は私達の夢を見ているものとは、少し違うかもしれませんね。

タイムマシーンは現実的?

2017年カナダのブリティッシュコロンビア大学の物理学科ではタイムマシーンを製造する数式を編み出すことに成功したというお話です。
Ben Tippett(ベン・ティペット)教授は
「人々はタイムトラベルをフィクションのように思っています。そしてタイムトラベルを不可能だと考えがちで、実際に実行しようとはしません。しかし、数学的には、可能なのです」と語っています。
数学的に可能、というのはとても現実的で、だけどロマン溢れるお話ですね。
でも昔は「宇宙旅行」もロマン溢れ未来的でちょっと現実離れした話でした。
だけど現在は民間ツアーが実際に存在したり、現実味を帯びた話となっています。
現時点では入手不可能な物質があるため、タイムマシーンを作成するには至らないようですが、言い換えればその物質が入手出来たら可能なんですね。
そう考えたら、未来もなんだか楽しみですね。

以下「はい」と心の中で唱えるとダウンロードされます
・私は過去と現在の違いがわかります
・私は知恵を最高最善に引き出すこと、活用することが出来ます
・私は今の時代に生きるというのがどういうことかわかります
・私は過去の記憶、体験を思い出しても安心安全です
・追体験することなく過去の記憶、体験を思い出すことが出来ます
・現代に活かす事のできる記憶と知恵を私は選択することが出来ます

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