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勝てる営業を目指して
営業はポジション取り。
スポーツで例えると、フィジカル的に恵まれていなかったり、足がそこまで速くなかったり、運動神経がなさそうに見える選手であっても、しっかりとポジション取りをしてトップで戦っているように。
営業も同じでどこで戦うかは大事なことです。
時間や労力をやみくもに費やすのではなく、“最適な場所に最適なタイミングで立つ”ことを意識していきたい。
どんなに優れた営業スキルや豊富な知識があっても、“戦場”を間違えてしまうと、その効果は思うように発揮されません。逆に、たとえ自分のスキルにそこまで自信がなかったとしても、相手の困りごとや課題に合致する場所・タイミングを見極めることができれば、すごい営業マンたちと対等に並べます。
最適な場所・タイミングを見極めるためには、まずは自分が提供できる価値を客観的に把握することが大切です。たとえば、自社商品の特徴や強みは何か、どのような課題を解決できるのか、どんな相手に最も響くのか—これらを言語化することで、どこで勝負すれば自分×自社商品の強みを最大限に活かせるかが見えてきます。
具体的に言うと。。。
飲み営業が得意な人がいたり、趣味を楽しみながら友達のような人をお客様にしていったり。
自分独自のフィールドを作ることが大事です。
同業他社がこないような。
よく交流会に頻繁に行く営業がいますが、既存の交流会はすでに同業他社がかなりいます。このような交流会営業は長い時間をかけないといけなくなるので、きついところがあります。すでに重鎮たちが牛耳っていますし。。。
であれば、自分なりの交流会、コミュニティを作っていくことが大事です。
ポイントは単に“人が集まりそうなテーマ”や“お金持ちが集まりそうな場所”を狙うのではなく、「自分自身が心から楽しめる」テーマを見つけること。そうすることで自分の強みや魅力が活かされる場になり、そこに集まる人たちにも価値を提供しやすくなります。いわば、自分が得意とする場所・タイミングに相手を呼び込むわけですから、ポジション取りとしては非常に有効な手段です。
既存のフィールドで必死に戦うのではなく、思い切って“自分のフィールド”を生み出してしまう。こうした視点を持つことで、営業の“ポジション取り”はぐっと有利になり、ライバルが多いとされる分野でも、自分らしく活躍できるチャンスが生まれます。