<馬鞍山 Ma On Shan>ハイキング愛好家御用達!2人で馬鞍山(マーオンシャン)へ行ってきた。|香港の離島や山々をめぐる会⑨
刻一刻と変わる状況で、チームも一時解散です。
いきなり暗い話かと思えば、そうではありません。自分の、そして周りの人を守るための措置ですね。香港では行動人数制限が2名となってしまったので自主練と称して2名で行ってきました!仲が悪くなったわけではありませんのでご安心ください。
※現在は4名までの活動となっていますが、状況は変わりますのでご確認ください。
さて今回は、香港の山シリーズである馬鞍山(マーオンシャン)です。そろそろ香港迷(香港を愛してやまない人たちのこと)ではないと知らないような、ディープな場所になってきました。
場所は九龍半島の北東部、どちらかと言えば西貢(サイクン)に近いエリアです。今回も体力ギリギリとの戦いでしたね。
▶馬鞍山に行くには
アクセス方法はまずは、MTRの馬鞍山線で馬鞍山駅までです。
ここからが、ちょっと注意。NR84系統のビレッジバスに乗車ですが、本数が少ない上に15分前に行ったのですが、ギリギリ座れるという状況。香港のミニバスは着席が前提ですので満席になると乗せてくれません。
ちなみに時間は、9:30発に乗車。8:00と10:30にもそれぞれあるようです。
バスで15分ほどで、終点の馬鞍山村に到着。ここから山道を登っていきたいと思います!羨望のまなざしで自家用車の人々を眺めます。
▶今回のトレッキングルートは?
ここで今回のトレッキングコースのご案内。
もともとピラミッドヒルという場所に行く予定が、道を間違えて更に眼前に見えてきた山に吸い込まれた結果、馬鞍山に登ぼることになりました。さらに下る道を間違えるとうボーンヘッド。
方向音痴ではないはずなのですが、右も左も緑、テンションは上がりミスを犯してしまいました。これを見て皆さんは間違えないことを祈ります。
気持ちの切り替えだけはよいので序盤戦は、清流も見ながら余裕しゃくしゃくです。
この時点では向かって左がピラミッドヒルだと思い込んでいましたので、まずは登頂。遠目に馬鞍山が。「なんか行けそうだよね。」と内心思っています。
この時点ですれ違いの人が結構おり、その人らの様子を見ていると問題なさそうという判断!いざ登頂アタック!
と意気込んだのもつかの間で、あっという間に道が四つ足になってしまいました。
たぶん、すれ違っていた人達はここを上る前に右に折れていた方向から来ていたんだと気づき始めた時には、すでに遅くもう進むしかありません。
ぜぇぜぇ言いながらも、過去何度かの登頂アタックで鍛えられてきたので音をあげることなく登頂成功です👏(残りライフ30%弱。)
いつもながら簡素な頂上です。さあ絶景のご紹介!
こちらは東側。下部に見えるのが西貢。左上の見えるのが知る人ぞ知るカウサイチャウ・パブリックゴルフコース。
ここはジョッキークラブ保有のコースです。
滘西洲(カウサイチャウ)という離島の半分を使用したゴルフ場。18ホールのコースを3つ持っている。ゲーリー・プレーヤーの設計した南コースと北コース、そして南シナ海の美しい海を望めるNelson & Haworthの設計した東コースからなる。西貢の自然あふれる環境でのゴルフは格別。1週間前に電話でしか予約できず、香港在住者でもなかなかプレーできない場所です。
そして、北側。
▶本当のトレッキングはここから・・・
さて、達成感で溢れながら下山と思っていたのですが、一本道でかなり下って、上って。もう一つの頂上に向かいます。しかもかなりデコボコ道です。(残りライフ15%。)
なんとか山を越えて、やっと帰れるというところで気づいてしまいました。画像の真ん中部分が下山道です。小さいですが人が写っています。そして、見えている山の向こうはとんでもない急な道。。。目を疑いました。でも下りない選択肢はありません!
ロープを辿りながら、いつ終わるとも知れない下り道をおりていきます。もう、今までの中で一番しんどかったです。上りよりも下りが厳しい事が身に染みてわかりました。これ、本当に安全なんですかね?と思うのは初心者。
この山は香港のトレッキング/ハイキング好きには有名な場所です。つまり、みなさん玄人なのでロープでの下山も楽々というわけです。いきなりこの山に登るのはおすすめしませんので、過去の山シリーズでまずは肩慣らしをしてくださいね!
このように必死に下って、無事帰宅。(残りライフ1%。)
思わぬ産物もありまして、運動不足の日々からトレッキング/ハイキング活動をしたら代謝が良くなり、減量に成果が出始めています。
つまり運動は大切ってこと。ストレスがたまる今だからこそ、汗を流せば心も体もスッキリです。
ではまた来週~✋
- Fin -