純度100%の毒親の話。
「毒親」なんて言葉が世間に浸透、認知される前から私の母親は毒親だった。
幼少時からの精神的、肉体的虐待を経て、私はすっかり母親に心を閉ざしたし、今後開く必要も無いと思っている。
中学で男子から酷い暴力を受けていることが明るみになった時、味方するどころか弱いお前が悪いんだとぶん殴られた。
何度も首を絞められ、包丁さえ向けられた。
逃げればどこまでも追ってくる。実親からの明確な殺意と束縛に近い過干渉、軽蔑の中、私は辛うじて、やや壊れかけでも他人に暴力などを振るうこともなく、まともに育った。
支えてくれた祖母のおかげだろう。
今からでも和解したいと思っているらしいが、今何を言われても幼少期から成人に至るまで、散々に傷つけられた過去は変えられない。
何ならばお葬式にも出たくなんて無いし、逃げられるならば逃げたい。
あの親を亡くして、泣けるとはとても思えないからだ。むしろ心から安心するだろう。
もう恐れなくていい、殴られずに済む。
今でこそ殴る体力もないらしく、物理では手を出して来ないが、暴力的な口の悪さはむしろ悪化しているし、マジギレスイッチはいつどんなきっかけでも簡単に爆発する。
こんなことがあった。
先日、某フリマアプリで欲しい商品を購入し、それは普通郵便で届けられた。
普通郵便なので宛名は手書き。
その封筒を見た母親が、「この人字汚いね~!!!!」と絡んで来た。
せっかく、戦利品を届けてもらって喜んでた私の気持ちは、母のその下らない難癖によって急激に萎んだ。
私は良い取引をして下さったその方への侮辱が許せず、だがこの人に何を言っても無駄と思い、無視をした。
まだ言い足りなかったらしく、1日経って追撃してきた。曰く
「字が汚い人は信用できない。社会に出る時に履歴書を読まれない。不快にさせる字を平気で書き、きれいな字で読ませようとする思いやりがない欠陥人間だから、信用に値しない」だそうで。
だが、既に私と出品者の中で気持ちよく取引が成立しているわけで、私は早く対応して下さった出品者さんに感謝しているわけでそれが全てで、字の優劣なんて本当に心の底からどーーーでもいいカスみたいな要素で外野からわあわあ難癖つける人間の方が余程不快なわけなんですが…。
他人宛ての手紙一通で良くそこまでイキれるな。恥ずかしい人だ。
ご高説したいのなら、自分が手紙を受け取った時、その送り主にご高説お垂れになればよろしいんではないでしょうか。
なんだこのやばいババア、と思われるだけでしょう。
字がきれいに越したことはないけど、それと書かれた宛名書きのみで歪んだ認知押し付けて、信用ならんと勝手に見下すのは別の話で…。
いやだなぁ、こんな母親。