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パワー・アニマルと出会うには?

実はもう、パワー・アニマル (Power Animal) と出会っているかもしれません。まずは、子供の頃からの経験を思い出してみてください。

昔から好きだったり、側にいる「生きもの」がいますか?その生き物と生活していたり、その絵を描いたり、その動画や写真を見ると癒されたり、それを動物園までわざわざ見に行ったり、その生き物のグッズを収集していたり、不思議と無意識は知っているのです。

温かい血の動物(哺乳類)が一般的ですが、ご本人の感覚を素直に感じてください。とりあえず、動物、鳥、魚、昆虫、植物、なんでもオッケーです。

まずは、目を閉じて、その生き物を思い描きながら、数回、深呼吸します。そして、その生き物に「あなたは私のパワー・アニマルですか?」って問いかけてください。

返事は?「いいえ、違います」?「はい、そうです」?もしくは、無言でどこかへ消えてしまった?

消えてしまったり、無視されても、心配無用です。これはパワー・アニマルがいない、ということではないのです。長いこと通話していなかった場合、パワー・アニマルが恥ずかしがったり、すねたりして、時間がかかることがあります。私の場合はそうでした。

私の初シャーマニズム体験は、全3日間の週末キャンプでした。スピリチュアル経歴は長いものの、パワー・アニマル等のシャーマニズム知識はゼロでした。

シャーマニズム実践を行う上で、まず最初に行わなくてはいけないのが、パワー・アニマルと出会い、絆を構築することです。ですが、最初の二日間、私のパワー・アニマルは、なかなか出てきてくれませんでした。1日目は目・おでこだけ、2日目はお尻・後ろ足だけ、と思わせぶりな態度でした。何の動物なのか想像はつくものの、全体像をなかなか見せてはくれませんでした。

最終日、コースの先生が「もっと強く・大胆に、会いたい!逢いに行く!と決めなさい!」とアドバイスをくれました。その結果、キャンプの最後のセッションで、私のパワー・アニマルは初めて全体像を見せてくれました。

ただ、その姿は、大人ではなく、コロッとした生まれたての赤ちゃんの姿で、私の足元に無防備な姿でたたずんでいました。その姿を目の当たりにした時、私はいたたまれなくなりました。心の底から感動し、喜びで大泣きしました。と同時に、私の初めてのパワー・アニマルを拾い上げ、しっかりと抱きしめました。

パワー・アニマルとしっかりと繋がるには、ある程度の忍耐と努力が必要です。また、一回繋がったからといって、長いこと意識にのぼらせないで、ほったらかしていると、スルーと去ってしまうことがあります。私もそのような時期が度々ありましたが、私のパワー・アニマルたちは、忍耐強いようで、常に温かいエネルギーとパワーで私を見守り、一緒にいてくれました。

また、パワー・アニマルは一匹とは限りません。実は、無数にいます。ただ、主となるパワー・アニマルは、長い付き合いの生き物が多いようです。

次回は、正式にシャーマニズムの手法で、パワー・アニマルに会う方法「ジャーニー/旅 (journey)」について、ご説明したいと思います。

Image by me - A 'unicorn' Dalarna Horse at the Lund City Park, Sweden

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