自閉症スペクトラムの次男2~市の幼児相談へ
5歳になっても癇癪がおさまらない次男も年長さんに。
幼稚園でもお弁当を廊下で食べたり、みんなと一緒にやらなかったりしてたけど、なんとか通っていました。
でもやっぱり、この癇癪はなんだか変だ・・・どうしたらいいんだろう・・・ずっとそんな悩みを抱えていた春、高校の同級生と会う機会が。その中に保健師と、小学校の先生がいたので、思い切って相談してみました。
気になるのであれば、市の教育相談みたいなところに行ってみるといいよ、とアドバイスをもらい、思い切って市役所の子育て相談課に電話してみると、幼児相談はどうですか?と言われました。
すぐの日程は残念ながら予定が入っていて、行ける日程はなんと2か月後!長い・・・長すぎる・・・と思ったけど、幼稚園を休ませてなんとか7月のある日、幼児相談に向かいました。
まずは部屋に入ると、真ん中におもちゃがたくさん置いてあり、子供は保健師さんたちと遊ぶことができました。私は地域担当の保健師さんに、まずはどんなことに悩んでいるのか、話しました。
とにかく癇癪が強いこと、小学校入学までになにをやったらいいのか知りたい、など悩んでいることを10分位かな?話した後、心理士さんが来て、また同じことを話さなくてはならなかった。心理士さんは子供の様子を見ていたとのことだったけど、同じことを2回も話す意味が分からない。
仕方ないから話したけど、結局、心理士さんからのアドバイスは「次男君は初めてのことはちょっと戸惑うみたいだから、小学校に連れて行って慣れさせるなどするといいと思います」だけ。
え?それだけ?2ヶ月まって、幼稚園も休ませて、こんなに困ってるって話して?そんなの国家資格のない私だって分かるわ!!
「発達障害ではないんですか?」と食い下がったけれど、保健師さんも心理士さんも「まだ今の段階ではなんとも言えないので、検査するとしても、小学校入学してからなど、もう少し様子を見たほうがいいと思います。お母さんがどうしてもというのであれば、医療機関を紹介もできますが」
と言われて、そのまま帰宅してしまいました。今思えば、そこで食い下がって医療機関につなげてもらえばよかったのかもしれないけれど、プロ2人から様子を見たほうがいいって言われて、強い態度にでることはできなかった。
「こなきゃよかった。結局私の大変さは誰も分かってくれないんだ」と本気で思った幼児相談でした。
1年後、自閉症スペクトラムの診断がでて、放課後デイの受給者証をもらうのに市役所の人と面談した時に、このことを話したら、「次男君のWISCの結果を見ると、とても分かりにくいタイプなので、なかなか難しいんですよね」って言われたから、まぁ幼児相談で言われたことは仕方ないのかな・・・とも思っています。
が、もう少し寄り添ってくれてもよかったのに。だって私は本当に本当に困っていたのだから。その困っていることの解決には一ミリも役に立たなかった幼児相談でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?