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2年後に大好きなドラマを観返したら、大好きな主人公と一緒に人生を歩んでた
こんにちは、推しがラジオを始めて、毎日そのために生きているはるです。
将来は自分の本屋を持ち、それまでに本屋さんやおしゃんなカフェへの取材と記事作成、そして本や映画のコラムやエッセイを雑誌連載し、外国文学の翻訳とラジオとラインスタンプも作りたいはるです。
あと、本屋さんに就職したくて、本屋さんの空間デザインとか本棚の選書もやりたいはるです。(長い)
ちなみに自己紹介(?)はこちら!
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私には人生で1番影響を受けたと言っても過言ではない、高校2年の私を救ってくれたドラマがあります。「凪のお暇」です。
リアルタイムで見てなかったんですが、コロナ禍の休校期間でドラマの再放送を見ていて、そこが最初の出会いでした。
みたらびっくり。涙が止まらなくて。
なぎちゃん、わたしじゃん。
空気読んで、周りの目気にして知らない間に苦しくなってる。
当時の私は、周囲の反応に敏感で、嫌われるのが怖くて、しかもめちゃめちゃネガティブで、自分に自信が全くありませんでした。
いい子になろうとしてた。
そして今、私は前より自分のことが好きになれて、周囲への依存も減って、もう少しで「自分」と一緒に生きていけるようになりそうです。
私が「自分」を意識し始めた最初のキッカケは、確実に凪のお暇。
そして2年が経ち、今無料体験中のU-NEXTでこのドラマが観れることを知り、2年ぶりにちゃんと最終回まで観ました!!!
めちゃめちゃよかった。本当に。
ドラマにのめり込みすぎて、なぎちゃんもゴンさんもしんじもこの世には実際に存在してない人なんだってこと、凪のお暇の世界はあくまで2次元だってことを思い出して、少しだけ呆然としてしまうくらい。
もちろん、ドラマとか映画とか本がもともと大好きで、今までも大切で大好きなストーリーはたくさんある。でも、凪のお暇は、なんかもう異常だと思う。(褒めてる)
おもしろい!いいね!のその先に、とんでもない共感が待っていて、なぎちゃんの行動に毎回勇気をもらえるんです。
凪のお暇は私のバイブルです。
そして、2年経って観てみて気づいたのは、今までとちょっと注目する部分とか、登場人物にわいてくる感情が違うなって。
周囲の反応気にしまくりマンとして生きていたころの私は、凪のお暇をみて主人公のなぎちゃんを自分と重ね合わせすぎてみてました。そしてなぎちゃんに勇気をもらい、大号泣していました。
でも、前より自分を好きになって、周囲を気にせずに生きられるマンとなった今の私がみると、少し俯瞰してなぎちゃんのキャラクターをみることができました。
ああ、なぎちゃんってこんなおもしろい子なんだ、そりゃあモテるわなぁ、、、
あと、最終回、なぎちゃんの気持ちがわかった気がしました。
最終回、なぎちゃんの出した「ひとりで生きる」という結論に、2年前の私は空気を読まずに己の力でいきていく、ということを意識しすぎてないか?そんなに頑固にならなくもよくないか?とか、もやもやしたきもちを持っていました。でも最近、少しなぎちゃんが出した結論が理解出来るようになったんです。
最近ひとりでお出かけして、ひとりでいることの楽しさがわかりました。
いままで漠然と誰かと一緒に行動することが当たり前だった私は、好きなところとか行きたいところには行きたいときにひとりでおりゃって行っていいんだ!という当たり前のことにはじめて気がついたんです。
世界がさらに広がった気がしました。
だから、たぶんなぎちゃんもお暇中に自分の夢を見つけて、やりたいことをおりゃってやるようになって、自分ひとりでもやりたいことができることに気がついたのかもしれない。だから、2人でどう生きていくのかを考えなきゃいけない恋愛じゃなくて、ひとりで生きていくことを選んだんじゃないかな。
自分が空気読みマンだったころは空気を読んでるなぎちゃんに共感し、変わろうとしてる様子に勇気をもらってました。
でも私が前より強くなれてからは、変わろうとしてるなぎちゃんに共感して、空気読んでるなぎちゃんを応援してる。
なぎちゃんへ抱く思いを通して、自分を見つめ直せたんです。
ちょっと自分が迷子になったとき、凪のお暇は今も過去もこれからもずっと私のそばにいて欲しいドラマです。大好き。