軽トラサウナ体験をしに行ったら、近所の人々とサウナを神輿のように持ち上げた話
プロローグ
10/10は体育の日!
ということなのか分からないけど、三重県と各地の移動式サウナをオンラインでつなぐという企画があって、そこに手揉茶と水出し紅茶を提供することに。
提供する代わりにサウナ体験をしていいよー!と軽トラサウナオーナーの河野亮二さんに呼ばれたので集合時間の12:30に会場に向かっていると、その亮二さんからLINEがきました。
「川嶋くん、何時ごろ来れる?
ちょっと困ったことが発生した。」
なんだろう?何か足りへんものとかの買い出かな?と思いながら会場に行ってみるとあらたいへん。
軽トラサウナが竹藪に突っ込んでいるではありませんか。
にっちもさっちも動かない軽トラ
近所の人から「あゆみ(鉄のハシゴ)」を借りてきたからこれでなんとかならんやろうか。。。
ということで、あゆみをセットしてみました。
これでなんとかうまく脱出できた!
というほど、甘くはなく。
前輪が完全に浮いてしまってバックできません。
僕「JAF呼びますか?」
亮二さん「JAFやったらいけるんやろか?」
僕「たぶんなんとか。ここに来るまで1時間くらいはかかると思いますが。」
亮二さん「あと30分でオンラインサウナサミットの本番はじまるよ。。」
ということで、JAFはあきらめて近所の板金屋さんに助けを求めることに。
助けを求めに行くとなんと近隣の方々がたまたま勢揃いしていました。
「たすけてください。軽トラが竹藪に突っ込んだんです・・・」
と言ったのかどうかは覚えていませんが、みんなで助けに来てくれました。
よかった。
そして現場に着くと
「ぞえなYOー(驚きを表現する南予の方言)」
とは誰も言わず、みんな主体的に動いてああでもないこうでもないと軽トラ脱出に全力を注ぎました。
押しても引いても動かない軽トラ
こうなったら。。。荷台に乗せているサウナを外そう!
ということでまずはサウナを外しました。(サウナの重量80kgもありました。)
男5人でサウナを退けて、次は軽トラを持ち上げて後輪だけでも道まで戻すことに。
せーの!と一斉に声を合わせると軽トラの後方部分が持ち上がりなんとか道まで戻すことに成功!よかった!
そうして木材の運搬車とローブで繋いで引っ張り出すことに成功しました。
めでたしめでたし
エピローグ
ということで、軽トラを引っ張り出すことに成功。サウナや軽トラをみんなで持ち上げたときは純粋にお神輿担ぐみたいでたのしかったなぁーー
結局、サウナ体験はできなかったけど、そのあとみんなでご飯を囲んで何はともあれ楽しい体育の日になりました。
今回のことを通じて感じたことは。
・人のチカラは侮れない!100人寄れば文殊の知恵。
・そして困難さえもレクリエーションに。
オンラインでは体験できない、フィジカルなつながりの楽しさを改めて感じたそんな体育の日でした。
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