come on baby⑥自己注射

出勤の日の1時間休憩のときに、トイレで注射(針捨て等はすべて病院より持参)することになった。


あんなにきらいな注射を自分で自分に打つ。

(どんなに嫌いかというと、注射するときとき、「痛みやしびれを感じませんか?」と聞かれると「はい」の2文字返事でいいのに、「痛みやしびれを感じますか?」と質問されると「感じません」とこの注射の苦境化で5文字も答えなくてはいけないことにストレスがあるほどいやだった。小さい頃、大人になったら変化するんだろうな?というのは結局変化しないことがわかった。いつまでたってもポテトチップスが好きであるし、いつまでたっても注射がきらいだ)


あの、嫌いな注射を自分が自分に打つ?この状態にパニックになりつつも、成し遂げねばならない。

前日、あすから自分で注射することになったのが決まりそのあと、看護婦さんに注射してもらったとき、看護婦さんに「やはり自分で注射無理です、どうにか病院きますから!?」と、
弱音吐いてしまっていた。。。通勤もあり、毎日、病院へ行くのが無理であるから、自分で注射を選択したのにだ。

自分で注射ってどういうこと!!

どきどきしながらも結局、
「いまはまだ、頭の理解と、行動が一致してないです。
ごめんなさい🙏なんとか自分で注射頑張ります」と、看護婦さんにいった。


看護婦さんとの注射の練習の甲斐もあり、休憩中に
無事自分で自分に刺した。
注射のあとは、階段もゆっくりしか降りれない。

階段のうしろの人が「なんかこの人遅いな~」と思いながら私のあとを
降りているのが分かった。仕方ない、ごめん。先いってくれ。いま、重大なミッションを成し遂げへろへろなんだよ…心を落ち着かせながら、職場へもどる。


そのあと、しらーとした顔で仕事場へ。

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