人は話し方が9割
こんにちは、panです。8日目。
一応、塾で「先生」と呼ばれる立場で仕事してます。
今日で春期講習(中学3年生 inオンライン授業)の1クールが終わります。
だから、次に来る日の連絡をするときに、
「次回は29日だから、次に先生に会えるのは、3日後だね。
だから、寂しい3日間を送ることになるね。」
と伝えたら、いろいろなリアクションが返ってきました。
顔が無表情になる生徒
顔をブンブン横に振って否定のしぐさをする生徒
ニヤーって笑いをこらえるのに必死な生徒
中学生らしい、いいリアクションがかえってきたので
ダメ押しに
「みんなのことは分かってる。心の中では泣きたい気持ちで
溢れちゃっているんだろうけど、こらえているのに必死なんだね。」
そしたら全力の否定のリアクションがかえってきました。
かわいい。ナイスリアクション。
中学3年生は、中学生らしい空気を出して、
「あ~、かったり~」
ってな雰囲気を前面に打ち出す方針で挑んでくるけど、
くだらない大人の言い分があまりにも行き過ぎて
リアクションを取らずにいられないっぷりがかわいい。
そんな子たちのリアクションに、また元気をもらって、
温まった空気のもとで、たっくさんのことを教えることができました。
私の最近の持論ですが(あっ、以前読んだ「人は話し方が9割」
に9割くらいインスパイアされてますが)、
授業力は、多くの鍛錬と経験と、、、
(あとなんだっけ。なんかいろいろ必要なんだと思いますが)
聴いている人が最高の相槌をしてくれれば、
概ね、今持っている100%近いパフォーマンスを発揮できると思います。
だから、いかに場の空気を温めるかは大事で、
逆の立場で考えると、
いい授業を受けたいと思ったら、
相手がどんな力量の先生だろうと、
生徒の立場の人間が最高のリアクションを
返してあげれば、先生はいいパフォーマンスをしてくれる。
だから、いいものを持って帰ろうと思ったら、
とにかく教壇に立っている先生のパフォーマンスを上げる工夫を
こちらがしてあげると、何もリアクションをしない場合に比べると
持って帰れるもののクオリティが数倍上がると思います。
これは授業という一場面を切り取ったわけですが、
大げさに言えば、人生において、割と大抵のことが当てはまるのでは
ないかと思います。
今日は特にな~んにもない一日だったな~
って自分の今日一日を「とるに足らない一日」として
締めくくりの言葉で片づけてしまう。
そんなことってありませんか?
私はたっくさんあります。
私が大好きなディズニーランド&シー
で思いっきり遊んでるときでさえ、
あと数時間で終わっちゃうと思った瞬間から、
もう先の帰ってからの仕事のこととか考え始めちゃって、
目の前のミッキーにすら、喜べないことだってあります。
来たばかりのミッキーも、
今目の前にいるミッキーも
同じミッキーなのに、
受け取る側の気持ち次第で、
ぜんぜん変わっちゃう。
私が最近ハマっている
「ミステリーと言う勿れ」
で久能整くんが言ってる
「事実は一つだけど、真実は人の数だけある。」
(だったかな?なんかそういうセリフがあったはず)
が、まさにその通りで、
同じことが目の前で起こっても、
受け取る側のリアクション一つで、
その事実が幸せになるかそうでないものになるかも変わる。
私はいつもいつも、
楽しめないことを、
周囲を取り巻く環境のせいにしてた節があった。
いやいやいやいや、
今日、楽しめてないって言ってるけど、
割と笑ってる場面あったぞ。
割といいネタになるようなこと転がってたぞ。
最近、ちょっとそういう思考になれるようにもなってきた気がします。
でも、まだまだ面白いことが、目の前で気づかないところに
転がってるはずです。
そういうことを整理するための記事でした。
もっともっと、ちゃんと目の前の幸せを嚙みしめられるようになりたいです。
今日の子どもたちのように、
素直に目の前のことに喜べるようになりたい。
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