女神転生5クリアしたぞ! 昨日の続き。 音楽についても、これらのテーゼ、ドグマ、ライトモチーフは、徹底されている。 私が特に推したいのは、戦闘曲8だ。 詳細は、ネタバレのため伏せるが、この旋律が奏でられる時、多神教の衝突が生じる。 例えばそれは、地母神イシュタルのようなバビロニアであったり、ヴァスキのようなヒンドゥ神話や、コンスのようなエジプト神話であったりする。 そして、主人公自身は、日本神話の担い手だ。 モノジイズムによって悪魔と一括りにされていた組織が、亀
とうとうクリアしたぞ! 千代田区に、一年かけたけど! というわけで、省察。 端的に言うと、今回のメガテンはニーチェの引用であった。 キャッチコピーの「汝、神と為れ。」も、「超人」の一節である。 主人公は読書家の美少年で、デモ映像見た下馬票では、ミルトンの失楽園読んでいるように見えたが、それは実際、神は死んだ。であった。 さてさて。 物語の最最最序盤で、神が死んで、主人公はその後のカオスな世界をどう生きるのか、という展開が描かれる。 これは、時代の変化と言うものを
こちらの記事を読んで、考えたことを言語化する。 https://togetter.com/li/1969873 『ルンバが死んだ』プロ小説家が書く"生涯を終えたルンバ“への想いが切ない「AI家電の未来を先取りする良文」 、、、 まず私の脳に浮かんだことは、この事例はまだ、救いがあるという、 作者の心に寄り添わない意見だった。 というのもこの記事は家族といえ小動物と同じレイヤーで語られていた、あるいは、語られていると解釈できたからである。 死んだ存在が、言葉を語り、
2022年11月某日、 我が母校の、多摩美術大学。 そこで行われた芸術祭へと私は足を運んだ。 此度はその際に感じたことを記す。 エフェメラル展 題 fantaisie 中野希波氏、 (多謝、作家本人に直接sns掲載の許可を与えていただいた) 版画科の作品、とくに異能とも言える才能を持ったアーティストたちの強いエネルギーに衝撃を受けたのは言うまでもないが、最初はあまりにも、その感情の渦が、ノイズとして頭に染み込んできて、それが、しんどかった。 mcsのため作品の前で