前世蛙168

辛うじて人間。あとなんと心臓が動いていてご飯を食べます。つまり100億点満点の人。

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辛うじて人間。あとなんと心臓が動いていてご飯を食べます。つまり100億点満点の人。

最近の記事

さつまいも博2024

さつまいも博の「食べ比べ審査員」をやった。「審査員」なんて名前がついているがお金を払ってチケットを買って"審査させていただく"審査員だ。 しかし私という人間は単純なもので「審査員」なんてそこそこ画数が多い文字で自分を定義づけられようものなら途端に自分が偉い人物かのような気持ちになってしまう。 さつまいも博に行く時も 「審査員」 として恥ずかしくない格好をせねばと意気込み「IMO」と描かれたトレーナーを買った。もちろんカラーは紫と黄色でさつまいもを意識し、会場に入る時は謙虚で腰

    • 星のせいでいいですか

      インフルエンザとインフルエンサーは似ている。 どちらも熱に浮かされているから。 うまい!山田くん座布団一枚! などと頭のおかしいことを考えてしまうのはいわんや私がインフルエンザにかかっており、なおかつ熱が3日経つのに全く下がらないからである。 辛い。辛すぎる。こんな時はうつ伏せになって組んだ両腕の中に顔を埋める。そうすると目の前の暗い空間がじっとりと熱を持って「あー、私は今病気だなぁ」と実感できるからだ。 「病気なら仕方ない」 体をちゃんと休める口実にするためにも、身体の

      • 2中渋谷道頓堀劇場

        2中渋谷道頓堀劇場にて鑑賞 ストリップ感想録 永瀬ゆらさん この人の筋肉がたまらなく好き。 というのはさておきネッシーが出てくる演目があるのだが、初めて見た時全く意味が分からなかった。 というのもこの永瀬ゆらさんという人のイメージを私が勝手に「しなやかでかっこいい筋肉」だと決めつけていたからで、いくつかの演目を見たあとの彼女のイメージは「意外とお茶目」だったりする。ネッシーはおそらくお茶目演目で衣装の使い方やリングの使い方がアイディアに飛んでいて、さらにゆらさんの元々の身

        • ずっと誰かのヒーロー

          生まれて初めて「ふなっしー」ガチ勢を見た。 と思った。 電車の中パステルイエローのボアスヌードを被ったお姉さんと降りる駅が同じだった。 目の前で立ち上がった彼女は黒のマーイドスカートをスラリとした体躯で履きこなし、どう考えてもレインボーカラーのド派手なリュックを持つタイプには見えなかった。 その賑やかすぎる色味に思わず驚いて目を向けると、それはアグレッシブなポーズをとった「ふなっしー」が散りばめられたリュックだった。もちろん「ふなっしー」が描かれた缶バッチがいくつも付けら

          ボロニアどこ

          「ボロニアソーセージ」 というものを手に入れた。会社でいただいたカタログギフトから「ハム」の詰め合わせを選んだら届いたのだ。年末にはハム。自分では買わない高級ハム。 世の中は私の知らない食べ物で溢れている。名前を知っていたも食べたことのないもの、先にあげた名前も知らないもの。いくら長く生きても驚きしかない。 なんとこの「ボロニアソーセージ」 生で食べられるらしい。 常日頃食に対して貪欲を極め、疲れて家に帰れば冷蔵庫の中のソーセージをそのままつかみ口に入れるような野生の

          ボロニアどこ

          今年は変わるぞ!という当たり前の難関

          生きてれば勝手に歳をとるから変化は望まずとも訪れる。 「今年は変わる一年になると思う」とお客さんに言われた。すごく嬉しそうだった。 望まない変化と自発的な変化はこんなにも正反対の感情を生み出すんだと驚きながら「変化」の宣言をした人を眺めた。家に帰ってもずっとその言葉と彼の声色が私の中で輝いていて、羨ましかったし尊敬もした。 去年から「一年の目標」をたてて出来ることで楽しいことだけやってみた。今年は日記つける。 日々の絶望とか書いたりして、来年の私をたくさん笑わせてやろうと

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