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子どもの頃に思い描いていた大人になれなくても

2025年が幕を開けた。
早いもので、今年でぱみは20歳になってしまう。
18歳から成人だけど、やっぱり20歳からが本格的な大人って感じがする。
今は”準大人”って感じ。

ずっと10代のままだと思っていたけど、もうすぐ20代に突入するなんて信じられない。
人生って意外とあっという間なのかもしれない。


20歳といえば…子どもの頃のぱみはこんな夢を描いていた。

母は20歳の時にぱみを産んだ。
小学生の頃のぱみは、母と同じ20歳で子どもを産みたいと思っていた。
元気な女の子を産んで、名前はゆめかちゃんにして、髪を結わえて、かわいいピンクのお洋服をたくさん着せて、お姫様のような麗しい女性に育て上げる…
そんな空想をしていた。

子どもの頃、家族ごっこでお母さん役を演じることが多かったぱみ。
だからか、母親になることを容易に想像できた。

恋愛して、結婚して、子どもを産んで、幸せな家庭を築く。
過去のぱみはそんな未来を夢見ていた。
でも今のぱみからしたら、そんなこと全く考えられない。

現実があまりにも悲惨すぎる。
中3の冬、希死念慮が強くなり、高校進学を諦めた。
あの頃は毎日のように首を括っていた。
15歳までにはこの世を去りたいと思っていたけど、結局ここまで惰性で生きてしまった。

1年遅れで通信制高校に入学したかと思えば今休学しているし、場面緘黙症も子どもの頃より改善してはいるけど完全に克服とは言い難いし、体は傷跡だらけになってしまった。
あまりにも終わってる要素が多すぎて発狂しそう…
こんな人生望んでなかった。


他にも20歳といえば…国民の大事なお勤めがある。
そう、国民年金の支払い義務が発生する。
流石にやばい…危機感を覚えている。

ぱみは赤ちゃんが好きで、中学生の頃は助産師さんになりたいと思っていた。
でもぱみは頭良くないし、手首に傷跡あるし、そもそも人と上手く関われない…とてもそんな職業に就けるような人間ではない。

20歳で子どもを産めなくても、まともな人生を歩めなくても、幼き頃のぱみは許してくれるだろうか…


今年は20歳になる節目の年だから、より良い年にしたい、前に進みたいと思う反面、不安が重くのしかかっている。

でも2024年は停滞していたものが動き出したような、少しだけ前に進めたような年だった。

2025年はさらに一歩踏み出せる年でありたい。

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