2022/03/26 ウクライナ/ベラルーシ/ロシア・・・とモンゴル/オスマン/ドイツ
確かに「ウクライナ/ベラルーシ/ロシア」の三国は、「キエフ大公国」から誕生しました。
「モンゴル帝国」が「ルーシ」を侵略した後、「モスクワ大公国」に敗れます。
その後の歴史はこの3地域で大きく違います。
そのキーは、「モンゴル(タタール)/オスマン/ドイツ」との関係です。
同じ頃から、「北方十字軍」として「ドイツ騎士団」が「バルト地方」に攻め込み、
「エストニア/ラトビア/リトアニア/ベラルーシ」の「カトリック」改宗に努めました。
同時期に「ドイツ人」が「バルト地方」の他に「トランシルヴァニア(ルーマニア)」にも移住しました。
その後、「ドイツ騎士団国」は世俗国家になり、「プロイセン公国」と発展し、
「ブランデンブルク=プロイセン」になりました。
同時期の「西ウクライナ/ベラルーシ」は「ドイツ騎士団」の協力で「ポーランド=リトアニア共和国」領になり、
「西ウクライナ/ベラルーシ」の「正教会」信者から「カトリック」への改宗者が増えました。
この頃「ロシア帝国」が「東ウクライナ/ベラルーシ(ポーランド=リトアニア)」に攻め込み支配します。
同じ時期の「ウクライナ」には「コサック」と言う「軍人共同体」が誕生しました。
「コサック」は、「モンゴル帝国」の「ジョチ=ウルス」の後継王朝である「クリミア汗国」が、
「スラブ人・ゲルマン人奴隷狩り」をしに侵攻してくる事に備えた「防波堤」の役割も果たしました。
この時期に、「神聖ローマ帝国」として「ドイツ」を中心に支配していた「列強」が「ハプスブルク家」です。
同時期に念願の「王位」を得た「プロイセン王国」になりました。
同じく「列強」である「フランス帝国」の「ナポレオン1世」に解体された「神聖ローマ帝国」は、
「プロイセン王国」が「小ドイツ主義」を主張して
「ハプスブルク家」を排除した「ドイツ帝国」になり、「列強」に加わります。
その後の「ハプスブルク家」は「オーストリア・ハンガリー帝国」として、
「中央ヨーロッパ」に君臨する「列強」になりました。
この時期から、「ドイツ人」が「ウクライナ/ヴォルガ地方」に入植を開始しました
「列強」の一角に鎮座した「ロシア帝国」は「フィンランド」を領有すると共に、
「中央・北・東北・東アジア・北アメリカ」方面に「植民地」を拡大しました。
また、「東ウクライナ」の「クリミア汗国」等の、
「トゥルク化」した「モンゴル帝国」の末裔「タタール人」を支配しました。
そして、その「戦争」に動員されたのが「ウクライナ」の「コサック」です。
その結果、現在の「沿海州」にまで「ウクライナ人」が居住しています。
尚、「ロシア領アメリカ」は現在の「アメリカ合衆国アラスカ州」です。
この時期に形成された民族意識の高まりに応じて、
「ウクライナ人/ベラルーシ人/ロシア人」が確立しました、
尚、この流れを拒否した民族が、「ポモール人/ルシン人」として残っています。
「ロシア」は「汎スラブ主義」を掲げ、「オスマン帝国」支配下の「バルカン半島」の独立運動を扇動しました。
同時に「ドイツ帝国」は「3B政策」を掲げて、「オーストリア=ハンガリー帝国」と共に、
この地域で独立した「王家」に「ドイツ人」を送りました。
この後に勃発した「第1次世界大戦」で「ロシア」国内で「ロシア革命」により「ソ連」が誕生します。
同じく「ドイツ帝国」では「ドイツ革命」が発生し、「ワイマール共和国」が誕生します。
同時に「オーストリア=ハンガリー帝国」も「オーストリア革命」により、
「ドイツ=オーストリア共和国」に移行した上で「中央ヨーロッパ」の領土も手放しました。
元「バルカン半島」の「支配国」の「オスマン帝国」は「トルコ革命」で「トルコ共和国」になりました。
このような流れで、「ソ連」は「ロシア革命」以前の「ロシア領」である
「西ウクライナ/モルドバ/ベラルーシ西部/フィンランド」を喪失しました。
「フィンランド」を除き、「ソ連」が最終的に取り戻したの時期は、
「第2次世界大戦」の「独ソ不可侵条約」と「独ソ戦」です。
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