はじめての体外受精⑦ ~初採卵の受精・凍結結果~
◆受精確認日
採卵から4日後の6/6(d17)、受精結果を聞きにクリニックへ。
4個しか卵が採れなかったし、旦那さんの精子の数値も全然改善できなかったので、正直、結果は全く期待していませんでした。
もし全滅だったら、不妊治療をお休みしようかなという考えも頭をよぎっていました。
受精確認当日は仕事にも集中できず・・・
重い足取りで退勤後にクリニックへ。
この日は受付した後、採血し、内診室へ。
(恐らく採卵後の卵巣の腫れの状態のチェック?)
その後、院長先生の診察室に呼ばれました。
肝心の受精結果については、
4個の卵のうち、4個とも受精出来て(すべて顕微)
しかも3個はすごくいい感じだよ!!
すごいね~!
と教えて頂けました。
よかった・・・(;;)
最悪受精卵が1個もできないかもしれないと思っていたので、喜びというより、
え、嘘でしょ・・・?と
拍子抜けするような感情の方が大きかったです。
顕微授精×4個で、
この日のお会計は約5万円(保険適用)でした。。。
採卵以降、急に金額が上がった気がします。
たくさん受精出来て嬉しいけど、お財布が痛い・・・(;;)
◆凍結結果はまさかの・・・
採卵から9日後の6/11(d22)に、凍結結果を聞きにクリニックへ。
正直、採卵した4個中4個受精することはできたものの、
はたして胚盤胞までたどり着ける子がいるのか心配で、結果を聞くまで不安でいっぱいでした。
(甲状腺機能が低下気味なこともあり、卵が育たないのでは?という心配もありました)
緊張しながらクリニックに到着すると、すぐに看護師さんに番号を呼ばれ、個室へ。
この時点で既に最悪のケースを想定して泣きそうに・・・。
そして看護師さんから凍結結果を紙を渡され、中身を見ると、、
なんと採卵した4個中、4個全てが胚盤胞に到達できていました!!
顕微授精と言えど、胚盤胞まで行くのは卵(と精子)自身の力なので、これにはビックリ。
受精卵たち、みんな頑張って成長してくれたんだ・・・!
とわが子たちの成長(?)に感動で、またもや泣きそうになりましたが、堪えました。
受精卵のグレードは
4AA、3AB、4BA、4ABでした。
(全て5日目胚)
看護師さんからグレードについて簡単に説明があり、
例えば「4AB」というグレードの受精卵があったとして、
・数字の「4」・・・胚の拡張度。1~6まであり、6が最も良いが、4~6はほぼ変わらない。
・2番目の「A」・・・内細胞塊(胎児になる部分)。A>B>Cの順で良い。
・3番目の「B」・・・栄養外胚葉(胎盤になる部分)。A>B>Cの順で良い。
また、「●日目胚」は受精後何日目で胚盤胞になったかで、
4~7日目まであり、数字が少ないほど成長が早いので良いという事でした。
この説明から言うと、4AAの受精卵は文句なしの最高グレード、
という事になります。
当日まで自分の卵を信じきれなくて不安になったりして、受精卵に申し訳なくなりました。。。
そして素直に嬉しかったです。
今まで食生活の改善とか、漢方とか、
色々と卵子の質を上げるために頑張ってきたことがこうやって目に見える形で反映されて、
体外受精にステップアップして本当に良かったと思いました。
タイミングやAIHだと受精出来ているのかすら分からないし、
こうやって卵子の質を知る機会もなかったので。。。。
看護師さんからの説明後、女医先生の診察。
次の生理が始まってから3日目までに来院し、移植周期に入ることになりました。
この日は採血もなかったのでお会計まで15分ほど。
受精卵を4個も凍結したので、費用はかさみましたが(約2万円・保険適用)、
無事に移植周期に入れることになり、ひとまずホッとしました!