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身体が変わると中身が変わる

ある日、身体を本来の状態にする治療的な
ムーブメントセラピーをみつけました。
しかもその先生がピラティスも教えている。

私はピラティスもやったことがないし
そのムーブメントセラピーが
実際どんなものかもわからない。
でもとにかく両方を体験せねばならないと思い、早速予約をしました。

身体にとって本来あるべき
動き方ができるようになると
姿勢が変わるだけでなく
今まで知らなかった自分自身に
出会うことになるようです。

現在はどちらも続けることで
私にとってとてもよい変化が起きていて
身体が変わると中身がまるで違うことを
実感しています。

ピラティスは、
まだまだできないこともあるし
理解していないこともたくさんあります。
それでも少しずつできることが増えると
過緊張だった身体の調子も良くなって
頭痛も腰痛も減りました。

ムーブメントセラピーは、
施術を受けたあとには
すっかり気持ちも身体が元気を取り戻して
思考がまともになるというか冷静になる。
そんな気がしています。


自分に合ったものを体験することは
とても心地よい状態が続き、心も平穏になる。

一言でいうと、
さっきまでの自分はどこに行った?
という感じです。

ショックな事があって酷く落ち込んでも
身体に変化を与えると
心が静かになっていきます。

だから、必要な変化が起こった身体は
落ち込みを跳ね除けるための
アドレナリンも必要ないし
ということはハイになる必要もない。

心がハイでありすぎると必ず次に酷く落ちる。
落ち込みすぎる自分に身を任せすぎると
辛くて這い上がりたくて
ハイになれるものを探す。

平気なふりをして蓋をした感情は
腰痛だったり頭痛だったり
身体の何処かに良くないことを
もたらしていくように思えます。

私の場合、左足の薬指の関節が
高校生からねじれてしまって
時々痛くなるのです。
(もちろん外科に行っても解決はしません)

病気になるってことは
今までの自分自身の行いを変えなさいと
身体からずっと言われてる気もするのに
病気を治すことが出来ないわたしたちは
自分をどうやって変えていいかわからない。

若い頃はそれが自分自身の性格だと
思いこんでいても
病気になることすら個性ではないかと思い、
そんな自分と末永く付き合っていくものだと
考えてしまいそうです。

そんな自分が今まで通りの考え方を続けながら
意識的に自分を変化させていくのは
とても難しいことです。

自分ではどうにもならない
精神状態や身体になったら
誰か人の手を借りて
適切なセラピーを受けること。

それと同時に正しい身体に使い方を
習得する努力をすること。
毎日の小さな積み重ねが
やがて自分の当たり前になっていくこと。

その事に気がついたら
自分自身の小さな努力で
今まで体験したことのない
心地よい身体の状態に出会えるのなら
日々の暮らしを豊かにするうえで
とても必要なことではないかなと思っています。

それはハイになるよりずっと幸せなことなんじゃないかと思います。


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