ゆげ

86年生まれ。フリーの編集業。視覚認知に興味あり。性自認が微妙。わかりそうでわからないものが好き。 たまに記事の内容を加筆・修正したりします。

ゆげ

86年生まれ。フリーの編集業。視覚認知に興味あり。性自認が微妙。わかりそうでわからないものが好き。 たまに記事の内容を加筆・修正したりします。

最近の記事

さまようHSP:「共感」を見直す日

私はあくびが伝染りやすい。映像を見ても伝染るし、「あくび」の文字を見ても伝染るし(今ここまで書いて3回あくびしている)、あくびのことを考えただけでもあくびが出る。 この性質をHSPと結び付けて考えたことはなかった。しかし、ふと「あくびってなんで伝染るんだろう?」と思い検索してみると、こういった記事が出てきた。 あくびはなぜうつるのか?https://business.nikkei.com/atcl/skillup/15/111700008/052300063/ 共感性の

    • 映画版CATS:リアリティに殴られ続けながら観るファンタジー

      映画版CATSがすごすぎたのでざっくり感想!!! ネタバレありだが感想を吐き出しているだけなので不親切なことをお断りしておく。 ちなみに私は舞台版は未体験、猫はかわいい♡と思うが飼ったことはない。 キャッツシロウトだ。 CATSにはこの映画評を読んで興味を持った。 「キャッツ」がホラー映画である「8」の理由 悪夢に支配され、あまりの恐怖に涙する https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2001/25/news020.html あまりの悪

      • パーソナルカラーと骨格診断で自分の輪郭がはっきりしたよ(その2)

        前回はこちら。 カラータイプが判明したので骨格診断へ。 骨格診断は自力では判断ができませんでした。私は生まれてから一貫して普通〜軽肥満ラインの筋肉もメリハリもない残念な体つきだからです。 しかしそこはプロ。何箇所か関節をさささっと触るだけで「ストレートですね」とあっという間に診断。判断に悩むタイプの方もいるそうですが、私はわかりやすいタイプのようでした。 ストレートは筋肉が目立つタイプのようで、私のしまりのない体も「筋肉ありますよ〜」とのことでした。 タイプがわかったので

        • パーソナルカラーと骨格診断で自分の輪郭がはっきりしたよ(その1)

          もうパーソナルカラー診断のレポートは飽きたよ…という方も多いと思うが、心底受けてよかったとじわじわ感じているので私の体験について書きます。 私は1年前にサロンでパーソナルカラー&骨格診断を受けました。 最初に診断結果を書くと、 パーソナルカラー:ウィンター 骨格:ストレート でした。 パーソナルカラーは自己診断でウィンター(少なくともブルーベース)だとほぼ確信してましたが、自分で思っているだけでは"好きな色のバイアスがかかっているのでは?"という疑念がどうしても拭えず、ばっ

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        • 映画版CATS:リアリティに殴られ続けながら観るファンタジー

        • パーソナルカラーと骨格診断で自分の輪郭がはっきりしたよ(その2)

        • パーソナルカラーと骨格診断で自分の輪郭がはっきりしたよ(その1)

          多様性を肯定する場としての芸術

          あいちトリエンナーレの一件で今まで考えたことないくらい、芸術について考える時間が長くなりました。 私は現代美術にちょこっとだけ足をつっこんでいます。なので基本的には作る側としてあの騒動を見ていました。自分の作品に政治性はほとんどありませんけど。 ご存じのとおり、「表現の不自由展・その後」をめぐる一連の流れには、権利、公金、政治、暴力などいろいろな要素が絡んでおり、それぞれ詳しいことは専門家の方が話してくださっていると思うので、わたしは自分が感じたモワっとした話をしたいと思い

          多様性を肯定する場としての芸術

          肉や魚介に太刀打ちできない

          ベジタリアンではないし、特定の宗教を信仰しているわけでもないが、肉や魚が苦手だ。幼児期は比較的なんでも食べられたのだが、小学生になったあたりから突然苦手になった。 味というより、におい、そして特に食感が苦手だ。そのせいで人と食べに行くと結構困る。本当に申し訳ないと思う(でもどの店にも1品くらいは食べられるものがあるのであまり気を使わないでいただきたい…)。 私が特に苦手とするのは脂や皮で、肉の場合はそれらを分離させればいけることがある。きれいに脂肪が入った上等な肉や、脂の

          肉や魚介に太刀打ちできない

          自分の性格タイプを受け入れるまでのあれこれ

          私はエニアグラムでいうところのタイプ4だ。「個性的」「芸術家」そんなキーワードで表されるタイプ4を受け入れるのは正直しんどかった。今では観念して受け入れている。本当に「観念する」という言葉がぴったりで、しょうがない、認めます、という感じだ。 エニアグラムのタイプ別解説や、他人のタイプ判定などはよく見かけるが、自分のタイプ判定に至るまでをまとめた記述はあまり見たことがないので、なにかの参考になるかもしれないので書いておこうと思う。 エニアグラムを知ったのは、お世話になってい

          自分の性格タイプを受け入れるまでのあれこれ

          父と親戚のおじさんの違いがわからない

          あなたにとって親とはどういうものだろうか。 私の両親は私が小学生の頃に離婚した。母からそれを告げられたとき、私はなんの迷いもなく母と弟と一緒に家を出ることにした。 私は父との関係が希薄だった。というか、家族のなかで父の存在が希薄だった。私の生家は自営業をやっていて、昭和のジジイそのものの祖父が家長だった。母はそのブラック企業のような環境下で私と弟をなんとか育ててくれた。父は大体1人で眠っていた。商売は祖父が仕切り、家事はすべて母がこなし、父はたまに店を手伝うことがあったが

          父と親戚のおじさんの違いがわからない

          褒め言葉とジェンダー

          身体の性と心の性があまり一致していない私。好きな服を着ているだけで特に女らしい恰好もしていない。むしろちょっと男性っぽい。それでもなかなか信じがたいことに、なにかで褒められるとき「それを選ぶなんてやっぱり女性だな〜」「さすが女子ですね!」など、性別を強調する一言を追加されることがある。「正気か?」とツッコミたいのは我慢して…、私ですらこんな感じなのだから、見た目と心の性が完全に一致しているみなさんは日常的に他者から性別を強調されているのではないだろうか。 私をこういった形で

          褒め言葉とジェンダー

          何者にもなりたくない人の自己紹介

          こんにちは、はじめまして。ゆげと申します。 noteにはずっと書きたいと思っていたのですがなかなか方針がまとまらず、未公開の下書きが増える一方。これはいかんということでとりあえず自己紹介をしたいと思います。 86年生まれ。幼稚園のころにはすでに曖昧な性自認を抱えていました。ただ、環境のおかげもあり、それで困ったことは幸いにも30歳までありませんでした。 職業はフリーで編集やら作品制作やらをやっています。フリーランスはジェンダーフリーでもあるなーとしみじみ感じています。 お

          何者にもなりたくない人の自己紹介