ChatGPTは問い合わせに画像を入力することができる。
写真をアップロードして、
「より良い写真にするために、写真撮影テクニックまたはRAW現像テクニックのアドバイスをお願いします。」
とテキストを打ち込むと、アドバイスが返ってくる。
例えば、以下のような写真をアップロードしてみる。
すると、以下の返答が返ってくる。
カメラ上級者にとってはなんてことはない出力かもしれないけど、そういえば「スポット測光」なんて機能あったな・・とかにはじまり、まあまあ写真の内容に関連してた回答となっている。ちゃんとミツバチが主役と認識している。
画像を変えてみよう。
コントラストと明瞭度は合わせて有益なアドバイスとなっているように思える。やはり主題を理解しているようだ。
じゃあChatGPT万歳となるかというと、そうでもない。。
なんか一般的な水中写真の撮り方に終始している。ナミダクロハギに興味はないようだ。
他にも見てみよう。
なんか一般的な夜景写真の撮り方に終始している。特に上げた写真の内容には興味はわかなかったようだ。
うーん、これも同様。
モノクロ写真で試してみよう。
一般的な内容と言えばそうだが、いくぶん気づきを与えてくれる。モノクロで仕上げることが少ない自分にとっては良い観点の提示だと思う。そういう意味では、被写体ごとに基本的な知識・観点を確認するのは初心者にとっては有益だろう。
そういう観点では、これもまあまあだろう。
ただ、撮影のテクニックについては撮った後に言われてもしょうがない。かといって、いちいち撮影時にスマホでChatGPTに聞いてみるのもなんか違う。というか全くしたくない。写真撮影の楽しみとはなんだろうかと思いつつも、最近のAIによる被写体認識とオートフォーカス性能の向上は、試行錯誤をそれほどしなくてもシャッターボタンを押せば誰れでもきれいに写真が撮れようになっているわけで、その延長のような気もする。ほんとか?