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イラストレーター歴10年の私が、絵の勉強を7ヶ月ちゃんとやってみた結果

私はちびキャラや動物キャラを売りに、気づけば10年もイラストレーターをやっている人間だ。

でも本当は通常頭身の人間や、かっこいい構図、背景ゴリゴリのイラストも描きたかった。もう一度「憧れのイラスト」を描くため、今年(2021年)3月から、改めて絵の勉強を始めた。

……という話をこの記事に書いたのだけど、なぜかポツポツと「スキ」を頂いている。ありがたい。
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というわけで今日は、その後どうなったのかをお届けしたい。

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まず前回の記事を描いたのは2021年3月。
そのとき描き上げた絵はこちら。
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その2週間後の4月中旬、上の素材を加工してこの絵を仕上げる。
(これは絵の練習というよりむしろデザイン・構図の練習か)
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上の絵よりこちらのほうが好評だった。

次は2021年4〜5月、更に細かい背景を練習しようと頑張る。
自分が実際に行って写真を撮った場所を描けば楽しく練習できるのではと思い、描いた狸谷不動院。
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同じく2021年5月、「背景に頼らず構図だけでオシャレにする」を目標に勉強&練習した結果。
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(全身絵で余白が多いとオシャンに見えるよね、とか「縦のライン」を意識してみた)

それからしばらく仕事の漫画や創作漫画のほうにかかりきりになり、10月31日のハロウィンに合わせた久々の1枚絵。
(1枚絵を描いていない間も絵の練習・勉強はしていた)
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「とにかく自分の大好きなものを詰め込もう」という気持ちで描いた。

まだまだ未熟な部分もあるが、半年でだいぶん上達したのではなかろうか……。いや、誰がなんと言おうと、自分だけは自分の頑張りを認めてやりたい。上達してるぞ! 私!

冒頭で出した記事に載せた絵と改めて見比べてほしい。
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……いや上達してるでしょこれ!

画力も上がってはいるのだろうけど、自分的には「デジタルツールが前より使いこなせるようになった」気がする。

デジタルでかっこいい絵を描きたいのなら、画力むやみに上げようとするより「デジタルツールテクニック」を学ぶ方がいいのかもしれない。
(もちろん画力を上げる練習は無駄ではない)

最近は漫画のほうが描きたいのでなかなか1枚絵の練習にいけないが、引き続き「うまくなりたい」願望は満たしていきたい。

私は昔、「誰にもバカにされないために」「人からすごいと評価してもらうために」絵がうまくなりたかった。他人の目をずっと気にしていた。

今は、「自分のために」うまくなりたい。

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追記:
わたくしの創作漫画はこちらで公開しています。
よかったら読んでみてくださいね!
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伊藤巴(ともえ)@漫画家×カウンセラー
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