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Kindleで読者を増やしたいだけだったのに売上が上がった話

Amazon Kindleで自分の本を出版したり色々試したりするのが面白く、最近は発見したことをちょこちょこnoteに書くようにしています。
 ↓

しかし私もそうなんですけど、Kindle出版始めたての初心者さんは
・もうちょっと読者を増やしたい
・小遣い程度でもいいから売上を上げたい

と思いますよね。

そんなあなたはKDPセレクトへ登録した上で、無料キャンペーンを行いましょう。

◆KDPセレクトとは

簡単に言うと「自分の本をAmazon専売にする」みたいなことです。
KDPセレクトにしたいのであれば、Amazonで売っている電子書籍を、他の電子書籍サイトで併売してはいけません。

また、電子書籍とまったく同じ内容を自分のサイトなどで無料公開するのもダメだそうです。
(本の宣伝のために一部を載せるのは許容されているっぽい)

よく聞く「Kindle Unlimited」本も、KDPセレクトにしないとできません。
同じく無料キャンペーンも、KDPセレクトにしないとできません。

他の電子書籍サイトでもそこそこ売れるんだよな〜というかたはKDPセレクトにすると損かもしれませんが、

・他の電子書籍サイトでアップしてもいまいち伸びない
・そもそも他の電子書籍サイトで販売アカウントを持っていない

という方は、おためしでKDPセレクトにしてみてもいいのではないでしょうか。(KDPセレクト登録は90日という一定期間のもので、都度更新する形になるので、途中でやめることもできます。いったんAmazon専売にしたら一生そうしなくてはならない、ということはありません)

◆無料キャンペーンのやりかた

ここ私にとっては落とし穴だったのですが、
無料キャンペーンはいったん電子書籍を登録して、審査を通って発売開始してからじゃないと、できません。

要するに「書籍登録と同時に無料キャンペーンにも登録する」とかができないのです。

なので私も先日、自分の本を無料キャンペーンするにあたり、

5/16 電子書籍登録
5/17 審査が通って電子書籍販売

(この時、本の値段は880円 or Kindle Unlimited会員だけ無料)
5/18 無料キャンペーン登録
5/19 17時〜無料キャンペーン開始

(ここから、アンリミ会員もそうでない人も全員0円になる)

というタイムラグがあったんですね。

※この本の時の話↓

なので発売日と同時に無料キャンペーンしてやるぞー!
と思っている方は注意が必要です。
(※審査が通るまでにかかる時間もまちまちなので、必ず登録したその日や翌日に審査が通るわけではありません)

ちなみに無料キャンペーンが17時からになるのは、本国(アメリカ?)の0時に合わせているから、とかなんとか。
なので登録画面では「0時」って出ますけど、日本時間では17時です。

◎無料キャンペーン登録の仕方はこちらの記事がわかりやすいです↓

◆読者増加と売上増加について

無料キャンペーンをするだけでも読者・売上が増えるのかもしれないので、ここで記事を終わってもいいのですが……

他にも仕掛けをしていまして、もしかしたらそれの合わせ技で上手くいったのかな? と思う所もあります。
実際の注文数やKindle Unlimited読者数などを見つつ、読者・売上増加について考察してみましょう。

実際のグラフをお見せするのが恥ずかしいので、ここからは有料です。

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