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ぱれっと通信#26

1991年5月11日の会報は『マヤの一生』椋鳩十 作 です。
#25でシートンとファーブルを特集していましたから、椋鳩十はどうなの?と思っていたらちゃんととりあげていましたね。

例会での感想に「動物のもというより戦争もの」というのがあります。私も子どもの頃に読みましたが、思い出すのが辛い作品。でも、その辛さを経験したからこそ戦争反対は当たり前のことだと感じるのかもしれません。
罪のない動物たちをなぜ犠牲にしなければならないのか。最後まで人間を信じたマヤに謝りたい気持ちです。
皆さん涙、涙の物語と感じたのかと思いきや、「椋さんの生き方をみるとこの作品を否定できない」や、「訴えたい事を説明している部分 すこし押しつけがましい」などの少し違う意見も話し合える「ぱれっと」という場は、懐の深い大人のコミュニティだなぁとつくづく思います。

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