ぱれっと通信#8
1989年9月30日のぱれっと通信は、〈こどもの好きな本〉というテーマで作られています。
たくさんあるので紙面を先に見ていただきましょう。
読み取れますでしょうか?
絵本から読み物、科学絵本もあります。等身大の子どもたちの好きな本。
編集後記の「こればっかりは大は小を兼ねない」という言葉、身にしみます。ついつい大人は読書に対して、賢くなって、もっと字の多い本をよんで、と何かしらの期待をしてしまいます。でも等身大の子どもたちの好きな本は千差万別。良い本悪い本ではない、楽しむ読書の本質が見えてくるような気がします。
その中で「お母さん本っておもしろいね」という言葉が聞けたら嬉しくてたまりませんね♪
ちなみにわが子(現在18歳の次男)が好きだった本で思い出すのは、『科学漫画サバイバルシリーズ』(朝日新聞出版)
何冊も持っていて、何回も何回も…3年ぐらい読み続けて、ある日ふっと憑きものが落ちたように「もういらん」と卒業しました。
子どもって満足したら次に進むんだな、と思った次第です。
もし子どもさんが(大人から見て)幼稚な本を読んでても、「赤ちゃんみたいな本読んで・・・」なんて言わずに、満足するまで見守ってあげるといいかもしれません。
好きな本があるっていいなぁ!!