※R18注意【300円記事】Geschenke für den Winter【「堕ちた神父と血の接吻」番外編】
この関係が始まった時、頭の片隅で思っていた。
彼の内にある炎が鎮まれば、いずれ、立ち消えてしまう関係ではないか、と。
だが、現実は違った。
彼の炎は私の熾火をも燃え上がらせ、今もなお、鎮まる様子を見せない。
たとえその炎が、罪深い業火であったとしても、私は既に心を決めた。
……ふとした瞬間に、不安や葛藤が顔を出すことはある。それでも、私はヴィルを愛している。その想いに偽りはないし、もう、偽ることなどできない。
「あっ……ん、ふぅ……っ」
「また、考えごとっすか……っ」
「た、大した、こと……では……ぁあっ」
ヴィルの熱い昂りが身体の内を貫き、律動する。
幾度となく繰り返した行為だが、飽きるどころか悦楽は日ごとに増し、私の肉体はすっかりヴィルを受け入れやすいように造り替えられてしまった。
本来濡れるはずのない孔はとろとろと蜜を溢れさせ、ヴィルの肉棒をしっかりと咥え込んでいる。
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