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縁を紡ぐ、エロティック忍者と奇抜な恋の絡繰り(コラボ執筆会でのリレー小説)
chatGPTさんにお題を出してもらって、作家系配信者三人でリレー小説を書きました(ただし、設定を見ながら同時に書いたので、それぞれの文章は見えていません)。
<配信アーカイブ>
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<コラボ相手さん一覧>
オロボ46さん
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文月朔夜さん
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企画考案者
いるさん
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序(たんげつ担当)
時代は江戸後期。江戸といえば、そう……ニンジャ全盛期である! ありとあらゆるニンジャが誕生し、ありとあらゆる場所でニンジャ・リアリティ・ショックによる犠牲者が生まれた阿鼻叫喚の時代である。
時の幕府は苦慮の末、ニンジャ達を隠れ里へと押し込めた。狭い里に押し込まれ、ニンジャ達のフラストレーションは溜まる一方……ついには一揆も止む無しと思われた。……が、そんな隠れ里に救世主が現れる。彼こそ幕末の風雲児・坂本龍馬。彼は言った。
「時代はエロぜよ!!」
……そうして、隠れ里に変わり者の学園が誕生した。
「エロティック忍者学園」……エロ、もとい、恋愛を巡るスキルを磨く、健全な、非常に健全な学園であるッ!!!
***
「いっけな~い、遅刻遅刻!」
巻き寿司をくわえ、セクシーなダイナマイトボディの忍者が塀の上を走る。彼女の名は花魁 華。深いオキシトシン的愛情よりも、エキサイティングなドーパミン的、アドレナリン的な愛情を求めるくのいちである。しかし、そんな彼女が求めるのは意外にも細やかな相手。要するに器用なテクニシャンが好きなのである。決して不健全な意味ではない。決して。
「あっ、危ない! そこのあんた、どいてどいて~!!」
「えっ?」
……と、目の前に現れたのは始業時間直前にも関わらず、呑気に塀の上で絵を描いている青年。思いっきり正面衝突した二人は、仲良く塀の上から転がり落ちた。
「やば……っ、地面にぶつかる!!」
「きゅう……」
慌てる華に、気絶したままの絵描き青年。そこに、一陣の風が吹いた。
「お二方とも、遅刻にござる」
塀から落ちた二人を手製の網で受け止め、忍者用制服を着た青年が涼しげな顔で語る。
「あ……あんた、探偵の……! 犬忍者タロウ!?」「華殿、拙者は猫忍者タロウにござる」
元気いっぱいに網から飛び出す華。
「え、な、なに、これ……!?」
一方、絵描きの青年は未だに網の中でもぞもぞと足掻いている。
「……して、そこの青年は?」
「……桃太郎だって。この学園、芸術学部あるじゃん」
自らの能力で心を読み、華は桃太郎の身の上を本人に代わって説明する。
「芸術学部? ここは忍者学園でござろう?」
「細かいコトは考えちゃダメだよ。世界観から狂ってんだから」
こうして、三人は運命の出会いを果たした……の、かも、しれない。
破(オロボさん担当)
その夜、学園の裏庭に人影が現われた。
「……たしか、このあたりだったんだよな」
右手には紙、そして左手には提灯…… そう、学園の生徒のひとりである、桃太郎だ。
「だいじょうぶだ、僕の予知に疑いはない。それを証明するために、わざわざ絵の背景を夜にしてみたんだ……」
桃太郎は今まで、目の前にあるものしか描写しなかった。 目の前にはないものを描写して、その絵から予知をする……その予知を当てることができれば、桃太郎の中にある自身の能力に対する疑いを晴らすことができる。
「……このあたりだよな」
桃太郎は、絵の中で小鳥が止まっている木の下に、提灯を当てる。
「……!! これは……」
そこにあったのは、巻物。
手に取り、中を見た桃太郎は目を見開いた。
「……忍者用……恋愛……スクロール!?」
その翌日。
「……ああもう、寝坊するなんて最悪ッ!」
時代を先取りしていると言える、おむすびを口にくわえて校舎へと走る華の姿。
「ただでさえ、他人の考えがわかるようになって……よくわからないっていうのに……ああ、だから違うって!」
と、なにも言っていないのに、ひとりで赤くなる華だったが……
「……」
校舎の前で、華は立ちどまった。
立ち止まるを、得なかった。
校舎の入り口に書かれたのは、花、
花、
花、
花、花、花花花花花花花花花……
入り口の壁、そしてその地面に埋め尽くされた、絵の具で描かれた花。
そして、一心不乱に書いている桃太郎の姿だった。
「……桃太郎ッ!!? あんたなにやってんのッ!!?」
思わず、大声を出した華だったが……
「……!! ……え、まさか……!?」
華の頭に流れてきたのは、桃太郎の思考。
それは、桃太郎が先日“忍者用恋愛スクロール”を見つけた記憶。 “忍者用恋愛スクロール”の噂は、華も耳にしていた。
その記憶の中にあった、“忍者用恋愛スクロール”の内容は……
(……あたしが、村中の前で細やかな手つきをさせる祭りを起こす……それも、日が沈む直前ッ!?)
戸惑う華だったが……
(……でも、これに従えば……きっと……!)
そううなずき、華は校舎の中へと向かった。
その一方で、桃太郎は絵を描く作業を続けながらブツブツ呟いていた。
「花の絵をかけば……とにかく花の絵をかけば……純粋な恋は実るッ!」
実はこの巻物の謎、読んだ人物によって内容が違う……
たとえ巻物を1度に複数人読んだとしても、ひとりひとり書かれている文字が違って見える……それが真相だった。
急(桜桃さん担当)
私、花魁華は、エキサイティングな瞬間を求めて学園を走り回っていたのだが、タロウと桃太郎により…………いえ、二人を巻き込んだある授業により、散々な目にあってしまった。
まず、忍者用恋愛占いスクロールを学園長が使用してみようという言葉から始まり、私含め三人は試行錯誤して上手い使い方をしようと頑張った。予言やアドバイスが書かれるのはいい。だが、いつも予想しない出来事が起き私達は困惑。
なんか、読む度内容が変わるからついていけない。桃太郎には未来予知があるんだけど、それを使ってもらおうとしても無理だって言われてしまったし、いつも謎を解き明かすため学園を走り回っているタロウでさえ今回の謎はお手上げ状態。
そんな中、私達は色んな恋愛に関する事をさせられた。無理やりとはいえ、恋愛に関する事を強制的に経験させられた私たちの心には、何か芽生える気持ちもあるという訳で…………。
授業が終わり、私達は今、三人で人気のない校舎裏にいた。みんな、先ほどのエキサイティングな経験が頭にこびり付いて離れていないのだろう、顔が真っ赤。もちろん、私も顔が赤いだろう。
でも、ここで伝えなければならないことがあるのだ。ここで、私は自分の気持ちに正直になり、二人に伝えなければならないのだ。
「タロウ、桃太郎。私は、ここで正直な気持ちを言おうと思います」
私が口を開くと、二人は息を飲む。
「私は、ここで貴方達二人に伝えます。私は、貴方達とはまた違った彼氏を見つけるため、今回のエキサイティングな出来事をばねに、また新たなエキサイティングな出来事を追い求めて学園を駆け回ります!!」
「「えっ!?」」
ここで私は一人の男性に決めることは出来ない。もっと、私にはもっと素敵でエキサイティングな出来事が待っている。そこで出会うの。細やかな手つきをしてくれる男性が!!
「待っていてね! 私の、まだ見ぬ男性よ!!!!」
私はまた、新たな出会いとエキサイティングな出来事を求めて、学園内を走り続けるのであった。
おまけ
chatGPTさんが出した設定
小説タイトル:
"縁を紡ぐ、エロティック忍者と奇抜な恋の絡繰り"
設定:
江戸時代後期、変わり者の"エロティック忍者学園"が隠れ里に誕生。この学園は、恋愛を巡るスキルを磨く特殊な場所であり、三人の学園生が織り成すユーモラスな出来事が物語の中心となる。
名前: 花魁華(おいらん はな)
性別: 女性
年齢: 19歳
職業: 学園で忍術を学ぶ女忍者
特殊能力: 相手の心を読むことができる
恋愛観: 深い愛情よりも、エキサイティングな瞬間を求める
フェチ: 細やかな手つきに弱い
葛藤: 隠れた恋愛上の不安を抱えつつ、自分の能力を信じられないでいる
名前: 猫忍者タロウ(ねこにんじゃ たろう)
性別: 男性
年齢: 21歳
職業: 学園で謎の探偵活動をする変わり者の忍者
特殊能力: 動きを素早くする能力を持つ
恋愛観: ミステリアスな相手に魅了される
フェチ: 忍者の武器や道具にこだわる
葛藤: 自分の探偵としての力不足に悩んでおり、学園内での謎を解き明かそうとする
名前: 桃太郎(ももたろう)
性別: 男性
年齢: 20歳
職業: 学園で芸術を学ぶ若き絵師
特殊能力: 絵を描くことで未来を予知する能力を持つ
恋愛観: 純粋な恋を信じるロマンチスト
フェチ: 花や自然を描くことが大好き
葛藤: 自分の未来予知能力に疑いを抱えており、恋愛の行方に悩むことが多い
彼らの目指すものは、それぞれが自分の特殊能力を受け入れ、それを恋愛に活かしながら、学園内のエキサイティングな瞬間や謎を解明し、不思議な恋の絡繰りを楽しむことだ。
キーアイテム:
"忍者用恋愛占いスクロール"
このスクロールは、伝説の忍者によって作られたとされ、特殊な方法で作製された古代の巻物。普通の占いスクロールとは異なり、恋愛に特化した予言やアドバイスが書かれているとされる。しかしながら、その予言はいつもトリッキーで、非常に解釈が曖昧で、読むたびに違った結末が出る。誰もが欲しがるが、使い方が非常に難しく、結果は予期せぬ展開をもたらすことから、持ち主たちを困惑させるユニークなアイテム。忍者たちの恋愛事情や学園での騒動を巻き起こす、笑いを誘う一因となることだろう。
序(はじめ):
"奇妙な学園での出会い"
破(中盤の転換点):
"スクロールが引き起こす混乱"
急(結末):
"真実の恋の発見と笑いの結末"