剣豪、フリーランス武士「宮本武蔵」が後世に伝えたかった生きざま 番外編
剣聖ゆかりの地
本日(2021.3月8日)
武蔵が「五輪書」をしたためたとされる
霊巌洞へ久しぶりに足を運んだ。
ここを訪れるのは数年ぶりだろうか。
この場所を私は
剣聖ゆかりの地と呼んでいる。
剣の聖人、宮本武蔵が武道家としての
生涯の集大成である
五輪書を書いた場所だ。
我が家のある福岡県筑後市からは
約1時間30分で行くことができます。
霊巌洞は熊本県熊本市西区に位置し
金峰山麓の雲巌禅寺の奥に
その洞窟はあります。
こちらが、雲巌禅寺です。
雲巌禅寺の奥にあるゲートで
入場料300円を払うと
霊巌洞へつづく歩道に入ることができます。
歩道に入るとすぐ左わきに建物があり
武蔵の肖像画や、武蔵が書いたとされる
水墨画、刀の鍔、五輪書のレプリカなど
見ることができます。
てすりのある歩道
(凹凸、斜面、高低差がけっこう激しい)をすすむと
歩道わきに五百羅漢(たくさんのお地蔵さん)が
あらわれる。
現代の若者なら、はじめて訪れた方はちと
寂しく、薄気味悪く思えるかもしれない。
私も最初はそうでした。
五百羅漢を通りすぎ、歩道をさらに進むと
ひときわ高い急な石の階段がある。
(手すり付きだから大丈夫)
その階段を山を登るように上がり
下りたところに霊巌洞はあります。
急な石段を下りたところ。
そして、こちらが霊巌洞(洞窟)の入り口です。けっこう大きな洞窟です。
霊巌洞の前にもうけられた石段をのぼり
洞窟の中に入ると祭壇が置かれ
中はこのようになっています。
「長らくご無沙汰しておりました」と
武蔵の御霊へ頭を下げで
霊巌洞を後にしました。
武蔵は60歳にして
この山奥の洞窟にこもり、五輪書をかきました。
そしてその2年後にはこの世を去りました。
五輪書、その内容は剣術、兵法の指南書にとどまらず
人生の処世術とさえ思えてくるのは
私だけでしょうか?
実践的で
なおかつスケールの大きな内容
「よくぞ書き残して下さった」と
感謝の想いを胸に
今回の剣聖ゆかりの地訪問を終えたのでした。
#フリーランス #剣聖 #五輪書 #金峰山 #雲巌禅寺 #霊巌洞