風ノ旅ビト やっとクリアした
久しぶりにゲームをしてみるか、ということでクローゼットから引っ張り出したPS4。
数年振りの起動である。
懐かしい起動音に過去の記憶を呼び起こされつつ、溜まりに溜まったソフトウェアアップデートやアカウント情報の更新を終えていざゲーム開始。
とは言っても新しいゲームを購入するわけではなく、過去にストアで購入してやりっぱなしになっていたソフトを一通り確認し、「風ノ旅ビト」をプレイすることにした。
ゲームといえばアクションやパズルのイメージが強く、あまり好みに合うものは少なかったが、この「風ノ旅ビト」はそういったものに当てはまらない不思議なゲーム。
旅人となりだだっ広い砂漠を風に乗って縦横無尽に駆け巡ったり、海中をフヨフヨと漂ったりする。
一応目標やミッションの概念らしきものはあるのでステージをクリアしないと次のステージには進めない。
プレイヤーが何をするべきか、何をすればミッション達成なのかについて説明はない。
与えられるのは操作方法の簡単な説明のみ。
進め方はプレイヤーのイマジネーションと感性に委ねられる斬新な試み。
体力やライフ数などのゲームにありがちな様々な要素の管理をする必要もないので、ゲームが苦手な人にもおすすめできる。
グラフィックの色使いも美しく、画面表示も作中の世界だけなのでゴチャゴチャした感じは一切ない。
うまく文章にまとめるのが苦手なので、久々にプレイ&クリアした所感をポツポツと
・プレイヤーの旅ビトの装いと動きが可愛らしい
・なにも考えたくない時にぴったり
・怪物に襲われて吹き飛ばされるステージがあるが、ライフの概念がないため何事もなかったかのように同じ地点からプレイ再開できるのはありがたい
・ストーリーの詳細な解説は特にないのでプレイヤーが各々解釈できる
・言葉がないからこそ世界中の人が楽しめるゲームになっている。素晴らしい。
やり込み要素はないため2回目以降でさらに楽しめるかと言われるとそうではないものの、期間を置いて思い出した頃にプレイすると違った視点で楽しめると思う。
あともちろん、全ステージ制覇した際には驚きの結末が待ち受けているのでぜひその目で確認されたし。