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感想を書いてみよう!
はじめに
こんにちは。間(あわい)と申します。
私はROM専であったころから感想をしたためるのが大好きで、二次創作に触れるようになった中学生のころから今日に至るまでプロアマ問わず数えきれないほどの方に感想を送ってきました。
引用リツイートをしたり、匿名ツールに送ったり、DMに足を運んだり、ファンレターという形でお渡ししたり。色々な形で感想を書いてきた私がちょっとした感想の書き方のコツをまとめておこうと思います。
少しでも参考になるものがあれば幸いです。
まず前提として……
①感想を喜んでくれる人に送ろう!
最初の一歩を踏み出すなら、まずは感想を喜んで受け付けている方に送りましょう。
私が今日まで感想をずっと送り続けられているのは、運よく感想をほとんど否定的に受け取られたことがないからです。最初に感想を送った同人作家の方に、感想をすごく喜んでいただけた上に熱のこもった返信までしていただけたのがもう嬉しくて嬉しくて! その体験があるからこそ、私はずっと感想をしたためていられるのだと思います。
勇気を振り絞って最初に送った感想が、否定的に受け取られたりぞんざいに扱われたりしたら落ち込むし(もちろん感想の受け取り方は送られた側の自由です)、次も書こうという気がしぼんでしまう気がします。そのため感想を書きたいと思った方に送るというのは大前提として、プロフィール欄やプロフカードに感想歓迎と書いている方、匿名ツールを設置していてかつ返信の言葉が優しい方に最初は送ってみるといいかもしれません。
一回送ってみると不思議と感想を送るハードルが下がると思いますのでぜひ。
②素直な気持ちを素直な言葉で伝えよう
「感想を書くからには、自分も上手い文章を書かなくてはいけない……」と尻込みしている方が多くいらっしゃると聞きます。特に文字書きの方に感想を送るときは緊張するとか。
大丈夫! 「好き」の一言だけでも送られた作者さんはめちゃくちゃ喜びます。少なくとも私は小躍りします。「この作品が好き」、「面白かった」、「読んでいてわくわくした」、「文体や絵柄が好きだと思った」これらも立派な感想です。
奇を衒って難しい言葉を使う必要はありません。語彙が美しい文章である必要もありません。だって、私が感想を初めて送ったのは中学生のとき。中学生までの語彙力や表現力でも作者さんに大変喜んでいただけたのです。そこに「好き」の気持ちがあれば、きっともうあなたは素敵な感想を書けます。
③つべこべ言わずにまずは書いてみよう
心配しなくとも書くたびに文章は磨かれていきます。小手先のテクニックはいくらでも学べますが、書いて書いて書きまくった先にしか得られないものもあります。感想もそうです。書くたびに慣れていきます。自分の中の表現の引き出しが豊かになっていきます。
それに、せっかく感想を伝えたいと思えるような作品に出会えたんです! それは大変素晴らしいことです。だからこそ、まずは自分の感じたことを素直に書いて送ってみましょう。感想は、多くの作者さんの大きな励みになります。
感想を書いてみよう!
「そうは言ってもやはり、感想を送るからには自分の納得いくものを書きたい……」その気持ちもすごくわかります。
ですので、私が感想を送る時に気をつけていることやちょっとしたアドバイスを記しておきます。
①文章を寝かしてみよう
熱情や感動あふれるままに書いて送った文章もとても素敵で受け取ると嬉しいですが、「自分なりに今書ける最上の文章を書きたい……!」と思ったときは一度文章を寝かしてみるのがおすすめです。
理想は一晩寝かせることですが、時間が経てば経つほど感想を送ろう! という気力がしぼんでいくこともあると思います。そのため、例えば朝の通勤や通学の時間に書いてみて、お昼休みにもう一度自分の書いた文章を読み返してみるなど短い時間でも大丈夫です。
一度自分の書いた感想から離れて頭を別のことに使ってから見直すと、誤字を減らせたり、新しい言い回しが思いついたりするので手紙など気合を入れたい文章を書くときはこの方法がおすすめです。
②語彙の少なさが気になる時は類語辞典を使おう
とりあえず自分の持つ語彙や表現で素直に文章を書いてみて、なんだか同じ言い回しが多いなと思ったときは類語辞典を使うのが有効です。
類語辞典はインターネット上で使えるものもありますし、手軽に試せる方法だと思います。そして大事なのは調べてみて自分の琴線に触れた語彙はすぐに使ってみること! その言葉をツイートでもお手紙でもメールでも日常の中で使うようにするといつの間にか調べた素敵な言葉が自分の語彙になっています。
③下書きをしよう
私は長めの感想やお手紙を送るときは必ずスマホのメモ帳に下書きをしています。
慣れてくれば感想フォームやDMに直で文章を打ったり、お手紙も一発で書けるようになるかもしれませんが、初めのうちは下書きをしてみましょう。下書きをするうちに伝えたいことが整理されてきて、より洗練された文章を目指せると思います。
それに、自分が一生懸命書いた感想は、その時の「熱」や「好き」という気持ちが閉じ込められたタイムカプセルになります。時間をおいてメモ帳に残しておいた感想を読み返すとタイムカプセルを掘り起こした時のようなじんわりとした心地になれるのでおすすめです。
さいごに
ここまで読んでくださりありがとうございました! 少しでも新たな発見や役に立つポイントがあったらいいなと思っております。
何か質問などあればコメント欄か、マシュマロに送ってくださればお答えしますのでお気軽にどうぞ! このnoteを通じてあなたが勇気ある一歩を踏み出すお手伝いができたなら嬉しいです。感想を送らんとするあなたの健闘を祈ります。
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