市谷の杜 本と活字館へ行ってみよう!
はじめに
こんにちは。間(あわい)と申します。
先日「ようこそ魅惑の書籍用紙の世界」という市谷の杜 本と活字館さんの企画展に足を運んだ際に、すごくいいところだ……! と感銘を受けたので、備忘録と布教を兼ねてこのnoteを書くことにしました。
少しでも市谷の杜 本と活字館さんの魅力が伝われば幸いです。
市谷の杜 本と活字館さんのここが素敵!
今行っている企画展が大変魅力的
私が市谷の杜 本と活字館さんを尋ねようと思ったのは、今行っている企画展「ようこそ魅惑の書籍用紙の世界」に興味を持ったからでした。(会期:2024年10月19日(土)~2025年02月16日(日))
趣味で小説同人誌を作っている身として本文用紙にもこだわるようになったので、60種類の書籍用紙を実際に触れて、しかも持ち帰れるというこの企画展にわくわくが止まりませんでした。
一番感動したのはソリストNとソリストSPが実際に触れたこと! 商業小説本でもよく採用されているソリスト。ソリストNが緑がかった紙で、ソリストSPがピンクがかった紙というのは聞いていたのですが、なにせソリストを取り扱っている同人誌の印刷所は稀……(私の知る限りではOneBooksさんとプリンテックさんの文庫本セットで使えます)。ですので、実際に見て、触れた時の感動は一入でした。
製本していただいた書籍用紙の見本、帰ってからも時折見返しては厚さや感触の違いにときめいています。写真撮影も可なので帰ってからも展示を楽しめます。
常設展もとっても見ごたえがある!
一階が常設展、二階が企画展だったのでまずは常設展から回ったのですが、内容がどれも興味深く、体験型の展示も多くあってめちゃくちゃ楽しかったです。印刷のことについて楽しく学べました。
特に楽しかったのは、本づくりシミュレーター! タッチパネルでクライアントの要望をもとにぴったりな製本方法や本の規格を決めるシミュレーター、できることならずっとやっていたかったです。お家でできたら多分一日中やっていたと思います。
なかなか足を運べない方も、VRツアーがありますのでぜひ!
なんと入館料が無料。企画展も無料。
これ全部、無料で見ていいんですか……!? と感じる充実の展示の数々でした。そのかわりカフェやミュージアムショップに少しばかりですがお金を落としてきました。ミュージアムショップの商品がこれまた可愛くて魅力的で……。気がついたら結構な金額になっていました。活版印刷のレターセットや、印刷にまつわる書籍、こだわりのクリエイターさんの作品など素敵なお土産がたくさんでした。
スタッフの方々が皆さん優しく温かい
市谷の杜 本と活字館さんにいらっしゃるスタッフの方々全員が柔らかな物腰の優しく温かな人で必ずまた来るぞ! という気持ちになりました。
まず、入館して受付の方がここに来るのが初めてか聞いてくださって、パンフレットの位置や館内のまわり方、展示についてを簡潔で丁寧な説明と共に伝えてくださいます。受付のお兄さん、わたしが展示の前に行くとさりげなく止まっていた機械を動かしてくださってその優しさに感動しました。
そして企画展にいらっしゃるスタッフの方々も優しい~! 卓上の活版印刷機(テキン)で栞を作りませんかとご提案してくださったり、印刷にまつわる機械(リソグラフ・レーザーカッター・UVプリンターなど)のことを一つ一つ丁寧に動かして説明してくださったり、私が興味津々でリゾグラフ印刷機を眺めていたらわざわざ声をかけて仕組みを説明してくださったり。必要な時にすっと現れて丁寧に優しく対応してくださって、しかも楽しく印刷にまつわるお話に花を咲かせてくださる「フレンドリー」という言葉がぴったりのスタッフさんたちでした。
スタッフの方々のおかげですごく居心地がよくて、ついつい長居してしまいました。
併設のカフェのメニューが可愛い
企画展をイメージしたドリンクや、可愛いプリントのコーヒーがあってテンションが上がりました。しかもお値段が良心的! バウムクーヘンとコーヒーのセットで500円というお財布に優しいお値段でした。しかもちゃんと心温まるおいしさ。
そしてカフェのお姉さんも優しい……。市谷の杜 本と活字館のスタッフさん全員、話していると自然と笑顔が浮かぶんです。本当に素敵な場所でした……。
おわりに
ここまで読んでくださりありがとうございました! また文章を通じてあなたとお会いできたら嬉しいです。ちなみに他の方のnoteも素敵なのでぜひ!
市谷の杜 本と活字館さんはいいぞ……。