2018年に観た映画ワースト10
今年は人生初の年末海外旅行という"らしい"ことをしていたのですっかり遅くなってしまったが、去年見て感動、脱帽した映画と、ため息、ガチギレした映画のトップ10を紹介したいと思う。2017の記事はこちら
去年はベスト10のおまけとしてワースト10を羅列していたけど、ちゃんと文句言いたいと思ったので今年はこれだけでひとつ記事を。ベストをまだ書いてないが、悪口の方が書くの簡単なのでこちらから始めさせてもらう。
・Worst10
ザ・ボルト
こういうのを選ぶ時はくだらなくて笑える、愛嬌のあるダメ映画を期待して選ぶ訳だけどこれはただのダメ映画だった。
アホでメンヘラな登場人物たちがダメな脚本に踊らされるように辻褄の合わない行動を繰り返す。演出もダサいしデカイ音出せば怖がると思ってんのか。なめんな。
・Worst9
ホンモノの気持ち
どんな素敵なSFヒューマンドラマが見れるのかと思ったらこれだよ。モゴモゴした会話とかわいこぶった音楽がダラダラと続く。お前らの頭には恋愛しかないのかと言いたくなる。SFの皮を被ったクソダルいラブストーリー。Herの失敗版。
・Worst8
ニア・ダーク/月夜の出来事
実力派女流監督キャスリン・ビグローの初期作で、デトロイトを見て感動した後に見てびっくりした。
クソな男女がクソなイントロダクションでなんのポイントもなく恋に落ち、ナルシズムだらけのアホな言動にひたすら付き合わされる。主人公2人が人格崩壊してるので全然感情移入できない。
・Worst7
ミュート
良質なSFを作ってきたダンカン・ジョーンズの新作に肩を落とされることになるとは。レトロフューチャーな未来像に今の技術を取り入れてて、世界観には見応えあるところもあるが話がゴミ。支離滅裂だし何がしたいのか分からん。演技もうざい。しかも長い。文字の入れ方もセンスない。
Netflixお得意の、監督のやりたいことだけやった結果極端な仕上がりになりましたの典型か。
・Worst6
アウトサイダー
なんでヤクザがよそ者の外国人に合わせて英語でしゃべんだよ。親切か。
穴ぼこだらけの底の浅いドラマに外人が作りました感が見えてしまって度々興ざめさせられる。描き方がまさに外国人の見たい日本って感じで嘘くさい。
これ見て外人に日本の仁義クールとか思われたら恥ずかしいしムカつく。
出血っぷりはわりといい感じ。
・Worst5
ジグソウ:ソウ・レガシー
個人的なツボSF映画デイブレイカーを撮ってくれたスピエリッグ兄弟。しばらく名前聞かないなーと思ってたらなんと新作はソウ続編。彼らなら万が一にも興味深いもの見せてくれるかなと淡い期待をしてしまった。やっつけにしてもあまりに味がなさすぎる。金のためか?だとしたらプライドはないのか?この次に撮ったウィンチェスターハウスもつまんなそうなんだよなー。将来が心配。
・Worst4
パシフィック・リム アップライジング
雑で面白みのない幼稚な続編。前作からロマンを全て抜いてトランスフォーマーをまぶしたようなクソ映画。何ひとつ評価できるところがないんだが、なかでもロボットや怪獣の「重さ」の表現がなくなったのは致命的。
・Worst3
スター・ウォーズ/最後のジェダイ
なんだこの少年ジャンプみたいな二次創作は。
ただただ失敗作。そもそもこの3部作自体で統一されたシナリオになってないから、7でぶちまけられた伏線をヤケクソで回収した感じで観ててイライラする。50年近く積み上がってきたセオリー、世界観をぶち壊す傍若無人ぶりはある意味見事。フォースは何でもありの免罪符じゃねえんだよカスが。
・Worst2
ジャスティス・リーグ
実写版ドラゴンボールより1ミリくらいマシかな?というゴミクソ映画。マーヴェルが嫌いなので個人的にDCを応援してたが、バットマンvsスーパーマンくらいから庇護できないくらいひどくなってきた極みがこちら。
・Worst1
Death Note/デスノート
開始3分で分かる駄作感。あまりにつまらなくて10分一度離脱。何がどうしてこんなにクソな映画になってしまったのか。全てのシーンがつまらないし、そのシーンが特に繋がりを持たずにモンタージュのようにブツぎりで100分に繋げられている。登場人物の行動、言動も意味不明だし演技もウザい。とにかく見てる間ため息が出るわ出るわ、息はきすぎて死ぬかと思った。
監督のアダム・ヴィンガードはホラー、スリラーの良作をコンスタントに作っている秀才で、これまでハズレなしで結構信頼してただけにダメージがひときわデカかった。Netflixやめようと思った。
以上です。
個人の感想なので、別に信じなくて大丈夫です。ただこの映画たち好きな人とはあまり話したくありません。
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