【祀画】足田メロウ
足田 メロウ ASHIDA Mellow
画家・陶芸家 / 滋賀県在住
【出展作品】
『踊る女』
赤い絵を描こうということだけ決めて制作にかかりました。
この手の絵を描く時はいつもどのような絵を描くか決めずに制作を進めます。
絵具を塗り重ねるうちに見えて来た物を象って行きます。
この絵は踊る女に見えたのでそのように仕上げました。
顔と手は最後に付け足しました。
『三月の猫』
大きめの刷毛を使い色遊びをしながら描きました。
冬の名残りと春の息吹が入り混じる三月の風景を猫に閉じ込めました。
『綻ぶ目醒め』
絵を描くのは朝の5時前後が多く、その時間帯、夜と朝が交差しながら入れ替わって行き、生き物たちが目覚めぼちぼちと活動を始める気配を描いてみました。
『遠くに』
今回の出品作品の中で一番小さな作品ですが制作時間は最も長かったかもしれません。
2019年の作ですが、シンプルな構図と同系色で纏まっている雰囲気に惹かれ、この作品以降の絵はあまり色を使わなくなりました。自分にとっては転機となった作品の一つです。
(今回の「祀画」展では”2019年以前”を意識して新作も色をたくさん使った作品にしました。)
「埋火」
架空の国の王族の肖像画。
埋もれてもなお鋭い熱を発するような、凛とした力強さへの憧れのような絵です。
白白庵 オンライン+アポイントメント企画
災厄を祓い、幸福を招く現代の絵画展
会期:2021年6月5日(土)午前11時~14日(月)午後7時
会場:白白庵1階エントランスギャラリー
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