朴ノリオ
①幹事マスター 大学2年生になった。 「誘われないのであれば、 こっちから誘えば良い」と 思ったこともあり、 クラスの友達、サークルの仲間、 授業などで知り合った同期などと、 渋谷で飲み会を開いたり、 新大久保でサムギョブサルを食べるなど、 自ら幹事を務めることが多くなった。 友達が友達を連れてくることもあり、 次第に知り合いは増えていった。 朴の人間関係は、 沖縄の海のように薄く、広かった。 友達からは 「俺の友達、朴のこと知ってるらしい」 といわれることもしばし
2011年、大学は震災により、 入学日程が大きく変更された。 早稲田は入学式がキャンセルされるなどの ニュースも出ていた。 韓国の友達の中では、 日本行きを反対する者もいたが、 「学校からの連絡はまだ?」と 聞いてくる親は意外なことに、 早く日本に行ってほしいと 思っているようだった。 たくさん迷惑をかけてきた息子が 早く新しい人生を歩んでほしいと 思ったのだろう。 学校から新しいスケジュールの連絡と、 入寮の案内が来たところで、 渡日の日程が決まった。 韓国で
2009年、 私は日本の大学入試 専門の塾に通い始めた。 ひらがな、カタカナは なんとかマスターしたものの、 これから何をどう準備していくべきか 全く見当がつかない。 日本留学試験の点数で 良い大学に行くには 日本語、公民、数学の 3つの科目を全て受け、 高い点数をとる必要があったので、 とりあえず、日本人の先生が教えてくれる 社会科目(公民)の授業に登録。 ①公民 授業は日本語で行われるとのこと。 何も聞き取れずパニクることを覚悟の上、 授業に出てみた。
勉強のために買った 中古の動画プレイヤーには なぜか日本のアニメが入っていた。 もともとアニメには興味がなかったし、 「何で初期化してから売らないの?」と 疑問に思いながら 何気なく中のファイルをチェック。 色んなアニメの中に、 1つだけドラマが入っていた。 「電車男? なんだこれ?」と 再生ボタンを押してみた。 サイケデリックな音楽、 アバンギャルドな映像、 3分で「気持ち悪い」と思い、 画面を閉じる。 しかし、3日後、 不思議なことに 「もう一回観てみたいな」と
高校の時、全く勉強をしなかった。 18歳の時、 ソウルより北の方に位置する 短期大学に入学。 同期と遊ぶのは楽しかったが、 そもそも遊ぼうとしても 遊べるインフラがなかった。 学園祭に、合コンと 良い大学に進学した友達が 充実したキャンパスライフを満喫している その姿を見ていると 学歴コンプレックスというものが 自分を苦しめるようになってきた。 次第に学校が嫌になり、 学校をサボって カンナムで遊ぶ事が多くなった。 友達と遊ぶその瞬間だけは 学歴コンプレックス
朴です。 変人です。 広告の仕事したいと思って日本に来て、 なぜか開発やってます。 ヘタクソです。 色々と。 2011年4月来日。 桜が美しく、 「頑張ろう日本!」というメッセージが なんだか悲しかったです。 2011年〜 大学時代、 2016年〜 社会人時代 思ったこと、思うこと、 色々書いていきます。 よろしくお願いします。 ※最近だとInteriorにハマっています。 Boconceptというブランドが好きです。