瀬戸内の漁師街で育った私にとって、美味しい魚とくに生魚には思い入れがあった。大阪にでてきてからも周期的にお寿司パックを買っては故郷を思いだしたりした。肉からは得られない感動が魚にはある。 そんな私のひそかな願いは好きな時に好きなだけお寿司を食べられたらいいのになというものだった。残念ながら大根おろしを白米にかけて日々を凌ぐ私には一週間に一回のお寿司がせいぜいの贅沢だったからだ。 変化が訪れたのは三十路になると同時だった。バイト先の付き合いで二日 に一回のペースで特上寿
写真が上手にとれるようにはどのようなプロセスがあるのでしょうか。 ・カメラの扱いに習熟する ・カメラの機械的構造を理解する ・写真表現技術を複数自分のものにする ・写真表現独特の世界を理解する 大体上記のことができるようになると、次には自己表現ができるようになる必要があります。技術的な面とアーティスト的な二面で卓越する必要があるということです。 ・自分の表現したい絵が頭に思い浮かべれるようになる ・具体的にどうすれば、頭の中の下書きを写真表現できるか理解する ・自分自身
父からデジタル一眼レフを譲り受け、一年がたちました。昨年8月のことです。年一杯五カ月は、コスプレ撮影をしておりました。それから年を越してからは、ポートレート撮影に転身しました。カメラ趣味の先人は多くいらっしゃるので、私などはひよっこも良いところでしょう。とはいえ、一つのくぎりを迎えるにあたって、これまで思ったところを徐々にまとめていきたいと思います。 まずもって、私の中に常にあるのは上手になりたいということだったということを告白します。こうなりますと、何をもって上手下手と定
面接にいったわけであります。そこで私は自信ありげにポートフォリオを突き出したのです。そうすると「なんだこれは」と。「君の作品ではお話になりませんよ」とお言葉をいただきました。その上で、「うちの仕事には向いてないメンタルだね」と決定打をいただいたあたりで、私の豆腐メンタルは死にましたよね。 恨み言を言っても仕方ない。というよりもそもそも私の態度がいけなかった。相手がもとめる人物像を考えて、近づこうという姿勢もなしに時間を拝借した。これは時間泥棒であり、よしんば面接合格にこぎつ
クリエイターにとって一番大事なものはイメージです。 完成形のイメージを持つことができれば、クリエイターの仕事の大半は終わったと言えます。 あとはそのイメージを現実世界に体現させるだけです。そのために知識・経験・道具・人員を手配して、行程どおりに作業をすすめれば作品の完成です。 アンパンマンの作者のやなせたかし先生。あの愛くるしいアンパンマンの姿をイメージできていたからこそ、彼は彼だったと言えます。たとえアンパンマンのイメージをご自身で現実世界に書き起こす技術がなかったとして
写真を撮ることって随分身近になりましたね。カメラ機能付き携帯が普及してからのことだと思います。昨今だとSNSの発表・閲覧する場が充実していることも関係していますね。スマホのカメラって随分と進化して、凝ったこともできるようになりました。ここ二年くらいのものは本当に優秀ですね。 そんな世にあって、カメラを別当購入するというのはハードルが高いかもしれません。わざわざ撮影機能しかない機械に大金をはたくわけですから、それなりの理由があるかと思います。多くは綺麗な写真を撮りたいから