アクセル・ワールド/デュラル マギサ・ガーデン02 電撃コミックス 笹倉 綾人 (著), 川原 礫 (原案)
1巻終盤にて全損寸前のニアデス状態に陥ってしまった、ちあき。
加速世界のルールを教える前に全損のピンチとは、ハルユキと同じ状態になっていますね。性格も全然違っていて、あまり共通点のなさそうな「ハルユキ」と「ちあき」ですが、加速世界で強くなりたいという欲求は数少ない共通点なのかも。・・・そういえば、目標が黒雪姫なのも共通点ですね。
そんな訳で今回は
アクセル・ワールド/デュラル マギサ・ガーデン02巻の紹介です。
【 私の全てを賭けて、この人のために強くなろう― 】
ちあきの学園での初めての友達のロシア人のハーフ美少女「リーリャ・ウサチョヴァ」デュエルアバターはお人形さんのような「アイリス・アリス」
そして、演舞研の部長であり、水着にクマの被りものという変態スタイルのちあきたちの”親”となった。「祝 優子(ホオリ・ユウコ)」デュエルアバターは人型の竜のような異形の姿の「オレンジ・ラプター」
2巻ではこの二人が『友達の為』『家族の為』の二人の愛情がバーストすつお話となっております。
両親を失くし、つたない日本語のせいで、友達もなく、同級生にいじめられる日々―
そんな時、ちあきは彼女を連れ出し、友達になってくれた。演舞研へとさそい、仲間を作ってくれた・・・
そんな自分を見てくれる相手、ちあきの心からの呼びかけに・・・リーリャと「アリス」は立ち上がる! 秘められた「アリス」の力とは!?
リーリャを「起こす」為に、ちあきはある事をして、語りかけまる。その言葉に涙を流しながらも、それに応えるシーンは物語の中でも屈指の名シーンです!
日常では、いまだ言葉は拙いながらも、ちあきや仲間の所にいるリーリャは超可愛いです!! 嬉しそうにたい焼きを頬張るシーンとか最高に萌えますね! エロい意味ではなく微笑ましすぎる!
そして、二人の親である「ラプター」のアツイ愛情!!
普段は二人の「娘」にデレデレな彼女も、今回のちあきの無茶にはさすがにブチ切れた! おかーさん激オコ!
涙を流しながらの愛のムチ・・・じゃなくて愛のブレス!!
完膚なきまでにボコボコにされるバルキリーに、思いの内をぶつけて叱るそのシーンは、見た目はアバター。なのに不思議と、なりたての親、そして不器用な子供を連想させる・・・「家族」を強く思わせるシーンでした。
涙なくして語れない二人の家族の感動シーンを見逃すな!
ぜひぜひ2巻をお試しあれ!!
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