大人と子供 雪の見え方
先日は全国的な大寒波でたくさんの地域に雪が降りましたね。
僕の住む地域も雪が降りました。あまり積もったりはしなかったのですが、今年度初の雪景色です。
子供の頃、雪になると、外に飛び出して弟と雪遊びをしたのを思い出します。僕の地方はあまり雪が降らない地域です。雪が降るたびに、雪合戦、雪ダルマと大はしゃぎしました。
ですがそれに対して、大人は全然嬉しそうでなく、なんだか疲れた顔をしていた気がする。なんでだろう? 雪は冷たいけど、こんなにも楽しいのにと当時は首をかしげていました。
でも、大人になってわかった。雪の日は正直面倒くさい! と
雪が降っていると、寒いのはもちろん、出歩くと靴がべしゃべになるし、滑って転んで大変だし、雪が降っている中仕事や買い出しに行くのは憂鬱になります。
それでなくとも、原付バイクで通勤する僕は雪の日は命の危険すらある。(※もちろん大雪の時は危ないのでバイクはNG)
寒いし視界は悪いので、スリップの危険が増大します。雪を受けて手袋もずぶ濡れになって冷たい。カーブで何度転倒したかわかりません。雪の坂道は登りも下りも超スリリング。上りは怖いが下りはもっと怖い。雪がたくさん降った日は3回に2回は、坂の前で車が立ち往生しています。
ああ、雪の日は嫌だ! 雪は辛い! なんとか見逃してください! と願うくらいには雪が嫌いな大人になってしまいました。子供の頃はあんなに好きだったのに。
まあ、どうやっても大人の目線と子供の目線ではどうしても違いが出てきてしまう。
大人なので、嫌な気持ちがでてしまうのは仕方がない。でも、好きな気持ちまでなくなってしまうのはもったいないなあとも思う。
そうだ。子供と条件を合わせてみたらどうだろう?
仕事も買い物もすべて済ませて、あとはお家でゆっくりするだけなら、また雪も楽しく眺められるかな?
雪の日に備えて、お気に入りの食事やお菓子を用意して、とっておきの映画をみたらどうだろう? そうしたら雪を楽しみにする事ができるかな?
日本にいる以上、雪も雨も避けるのは難しい。だから開き直って子供みたいに楽しめる工夫をする方法を探ってみよう。
その方が、きっと日々を楽しく過ごせる・・・と思う。