ソムリエ試験一次試験対策 勉強法編
ソムリエ/ワインエキスパート試験の攻略記事を書いてきました。こちらの勉強法編が最後のの記事となります。
ソムリエ試験を独学で3ヶ月の勉強時間で合格した私の勉強法を紹介いたします。
基本的には前回の記事、準備編で紹介したものを使用した勉強法となります。まだお読みでない方はまずそちらをお読みください。
1,勉強の習慣をつける
ソムリエ試験は長い約一年を通した長い試験です。スクール等に通う方はそれこそ一年間のカリキュラムを受けての受験という方もいるのではないでしょうか。
一次試験が終わっても二次試験、三次試験とその後も続いていきます。よって勉強の習慣をつけることが重要です。
とはいえ一日に何時間も机に向かえ、というわけではありません。お仕事でお忙しくお時間が作れない、疲れて勉強する気力がない、ということも多々あるかと思います。
ご安心ください。これから紹介する勉強法では、短時間で無理のない効率の良い学習ができます。
2,勉強時間をこまめに分ける
これは科学的にも根拠のある学習法です。
一回にまとめて1時間勉強するよりも20分を3回勉強したほうが記憶は脳に定着しやすい、というデータがあります。
よってご帰宅されてから1時間机に向かうよりは、例えば、
朝の通勤時間に15分
昼休憩に15分
帰りの通勤時間に15分
帰ってから15分
といったように無理なくこまめに、かつスキマ時間を有効活用しながら勉強しましょう。
毎日のルーティンに学習を合わせることで、精神的ストレスも少なく、勉強を習慣付けることができます。
こういった学習法は科学的アプローチも取り入れた非常に合理的な学習法であるといえましょう。
※ちなみに休日にガッツリ勉強するということはあまりオススメできません。達成感や勉強したという気になるだけ、ということに陥りやすいです。
いつも通り勉強し、残り時間は趣味など、リフレッシュに使いましょう。
3,ネット教材を利用する
具体的に言うとYouTubeです。
通勤時間などに、本を広げて勉強、ということは実際には難しいでしょう。
そこでYouTubeなどの動画媒体であれば、スマホ片手に学習することができます。スマホを触れない状況であっても、最悪音声だけでも十分です。
また、科学的にも有効な学習法で、文章を読んで学習するよりも、動画や音声と共に学習したほうが記憶に残りやすいといった利点もあります。
ちなみに筆者は自転車通勤であったため、スマホホルダーをつけて見ながら通勤していました。(危険ですので真似する際にはくれぐれもお気をつけください^^;)
おすすめのYou Tube
4,まずは教本を一周する
とりあえず教本(というか参考書)を一通り目を通しましょう。
ここでは覚えれなくても大丈夫です。一通り読むことで、なんとなく覚えることのルールというか共通点なんかが見えてくると思います。
気候や産地、ブドウ品種など。
あまりの情報量の多さに絶望する方もいらっしゃると思います。
この段階では何も分からなくて当然ですので、ご安心ください。ここでふんわり覚えたことにこれから肉付けしていくわけです。
敵を自分の中で大きくしすぎないようにしましょう。
5,問題集を解きまくる
ある程度教本の内容が身についたら問題集の出番です。というより後は殆ど問題集の独壇場です。ひたすら問題集を解きまくりましょう。
問題集に直接書き込むと一度しか使えなくて勿体ないので、別でノートを用意して、そちらに回答を書き込みましょう。同じ問題集を何度も解くことができます。
大体8割ほど正答できれば合格圏内、9割解ければ安心圏内だと思います。
また、前回の記事で紹介したワイン受験ドット・コムの模擬試験も有用です。こちらでしたらスマホでも利用可能です。
6,忘れることを恐れない
人間の脳の記憶の定着についてのお話になります。
人間の記憶というのは、忘れていたことを思い出した時に記憶が強く定着するようです。
ですから一つの単元、国を集中してやり続けるよりは、ある程度やったら次の単元にどんどん移って行きましょう。テンポよく学習して、周回していくのが効率的です。
せっかく覚えたことを忘れてしまった時、強いストレスを感じると思います。
ですが、それは逆により深く記憶するチャンスだと前向きに捉えましょう。
ピンチはチャンスです。
7,お酒は飲んでもいい
但しどうせ飲むなら試験に関係する産地の特徴がよく出ているワインにしましょう。
ロワール プイィ・フュメ ソーヴィニヨン
ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ピノ・ノワール
ドイツ 甘口 リースリング など、
一度飲んだワインのことはきっと忘れないとおもいます。
当たり前ですが泥酔して記憶を無くさない程度に限ります^^;
まとめ
一次試験対策は一旦、以上となります。
色々書いてきましたが、一番重要なのは何よりもモチベーションです。
ソムリエ/ワインエキスパート資格、もといバッジを手にしたときの理想の自分を思い浮かべましょう。
この後も二次試験、三次試験についての記事も書いていく予定でいますので、興味のある方は是非フォローとスキをよろしくお願いします。
それでは皆様の健闘を祈っています。
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