2023年 安田記念
こんにちは、pakaです。
こちらは安田記念の予想記事となります。
今年もかなりのメンバーが集結した印象の安田記念。僕の推し馬ソウルラッシュが出走するということで、半分推し活的な安田記念になりそうです笑
ただ、今回はいつも以上に根拠を持って推し活できると思っています。レース傾向等についても載せているので、お時間あればぜひ覗いていってください。
I 東京芝・1600m
まずはコース形態と傾向について。
向正面奥からのスタート。3コーナーまでの距離は550mほどと長く、外枠による不利は比較的少ない。コーナーが下り坂になっている影響か、特に上級条件では中盤が締まったラップになりやすい。安田記念も例に漏れずその傾向が強く表れている。
II 展開予想
ここでは、例年のラップ傾向のまとめとそれを踏まえた今年の展開・ペース予想を行う。
①安田記念 過去10年のラップ
以下の表とグラフは過去10年のラップ推移とその平均値をまとめたもの。
中盤が緩んだ2016と2022、不良馬場の2014を除けばタイトなラップを刻んでいる。
単純な切れ味のみでなく序〜中盤の締まったペースを追走しつつ、末脚も発揮できるタイプが有力。
②今年はどうなる?
今年の安田記念については、「速→速→遅」の展開を想定。
例年比で緩めな流れとなった2022安田記念は明確な逃げ・先行型の馬が少なかった。それに対して今年は、逃げで結果を残しているジャックドールやウインカーネリアン、先行型のソダシやドルチェモア、気性・枠並びを考慮して逃げの手を打ってくるかもしれないメイケイエールなど、有力な逃げ・先行型が揃っている。
ジャックドールは一線級のマイラー達を相手に瞬発力勝負では分が悪いため、逃げるとしたらタイトなラップを刻むと思われる。
最初にハナを奪うジャックドールに外からウインカーネリアンが競りかけ、どちらかが引っ張る展開になりそう。もしくはゲートの出次第でメイケイエールが逃げるか。いずれにせよラップが緩みすぎることはないはず。
III 印・買い目
◎10.ソウルラッシュ
○11.イルーシヴパンサー
▲14.シュネルマイスター
✓5.ソダシ
単勝:◎
馬連:◎−○▲(2点)
ワイド:◎−○▲(2点)
3連単:◎○−◎○▲−◎○▲✓(8点)
IV 見解
◎10.ソウルラッシュ
本命はソウルラッシュ。推し馬。
冒頭で述べたようにただの推し活ではなく、買える根拠がある。
本馬の特長は自在性。先行でも差しでも高パフォーマンス。馬場・展開に左右されずパフォーマンスを発揮でき、軸に適している。
先行競馬でマイルを3連勝して臨んだ昨年のマイラーズカップ。出遅れて後方からの競馬となったが、直線だけで全馬を抜き去るパフォーマンス。差し競馬もできる証明をして見せた。
続く安田記念でも後方から差しのレース運びを選択。しかし、外枠から内に進路を取り、直線では何度も詰まってしまい伸びきれず。ただ、手応えは抜群で上がり3Fは33.3。もし詰まっていなければ32秒台は確実に出せていた。これは、ソウルラッシュは切れ味で他馬に劣っており東京には向かないとする言説の否定材料となる。
また、高速決着には不向きとする声も多数あった中で迎えた昨年の富士ステークスでは、セリフォスに交わされこそしたがマイルの持ちタイムを0.8更新する1:32.1で走破。さらに、今年のマイラーズカップでは馬体重前走比プラス8キロの叩き仕様にも関わらず1:31.6で走破。特にマイラーズカップのラップは中盤が締まっており、安田記念にも通じるものとなっていた。
それに加え、今回は天候も味方した。高速馬場でも強いことは前走で証明済だが、雨の影響でパワーを要する馬場になればこの馬の相対的評価はさらに上がる。
昨年の敗戦から、今年の安田記念の本命はソウルラッシュに決めていた。そこから更に成長し、馬場も向く今回、どのようなレースを見せてくれるのか非常に楽しみだ。
○11.イルーシヴパンサー
対抗はイルーシヴパンサー。
昨年の安田記念はスローペースで展開向かず、不利もあって0.2差8着。しかし、32.6の上がりを使って伸びてきておりコース適性は抜群。
1勝クラス、東京新聞杯、京都金杯と勝ち星をあげてきたレースの殆どが中盤が締まったレース。上述の通り序〜中盤が締まった展開を想定するなら今回ももちろん積極的に狙いたい。人気落ちで警戒薄まる今回は昨年よりスムーズに走れるはず。
▲14.シュネルマイスター
単穴はシュネルマイスター。
マイル戦では安定して好走する馬。また、道中の追走ペースは上がった方が良いタイプ。本馬が制した2021・NHKマイルカップや2023・マイラーズカップは今回想定しているラップに近い。やや外枠だが詰まる心配がほぼ無い分、実力は発揮できそう。
✓5.ソダシ
印としてはソダシまで抑えておく。
先行抜け出しからスピードで押し切りが本馬の勝ちパターン。
桜花賞のラップや時計から、中盤が締まったラップや高速決着への適性は問題ないと言える。
馬場に関しては高速馬場向きではあるが、洋芝の札幌記念やダートのフェブラリーステークスで好走している点から、やや水分含む今回もこなせるかと。
ただ、差し勢もかなり強力なためどこまで粘れるか。
V まとめ
以上が2023安田記念の予想となる。
豪華メンバーが揃った今回は展開次第でどの馬にもチャンスがある。
コース形態、馬場の回復、枠順、各馬の好走パターン等を考慮して、今回は序〜中盤が締まったラップを想定して組み立てた。緩むラップを想定する場合はソングラインやセリフォス等の評価を上げざるを得ないが、どちらもカバーしようとすると点数が広がりすぎるため、「速→速→遅」展開決め撃ちとした。