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Web3時代に必要な心意気について

今日は、Web3時代に持っていたい心意気ついて語ります。

必要な心意気を一言で言えば、「価値観が合いそうなDAO・コミュニティを見つけて、まずは身を委ねてみる。」です。

現代社会は、「給料」という考え方が浸透しすぎています。
そのため、ほとんどの人は、その会社で働くか否か、その仕事を受けるか否か等の決断を、「どれくらいの金銭的報酬があるか?」の計算や約束をしてから、行動を決定します。
明日食べていくための生活費が稼げないなら、行動する意味がないからです。

世の中のほんどの活動は、「給与」の計算や約束がないと動かない前提で設計されています。

給与からトークンへ

ところが、Web3時代ではDAOが生まれ、「給与」という考え方が薄まり、報酬が株券に近い「トークン」中心の世界になり、法定通貨から見たときの金銭的価値は、プロジェクトの成否で大きく変動します。

これは、従来のスタートアップ起業家たちが置かれている環境に近いものがあります。
会社の事業がうまく行けば相応の金銭的報酬があるものの、うまくいかなければ株券は紙クズになります。
逆に言えば、自分たちの頑張り次第では青天井でリターンが返ってくる設計なので、会社を成長させていくモチベーションになるわけです

Web3の世界では、プロジェクト参加者達は、「プロジェクトがうまくいかなければ報酬が得られない」起業家達と同じ立場となります。
約束された報酬など存在しません。
そのプロジェクトやコミュニティを信じて飛び込んだのなら、コミュニティの発展のために行動し貢献することが、ひいてはリターン最大化の最適解になるのです。

「そんなこと言われても、もし頑張ってもタダ働きになる可能性があるなら、頑張れないよ……。」
と不安に思う人もいるでしょう。
その感覚は、ある意味では正常です。
「自分で報酬をコントロールしたい」と思う人間が大勢いたなら、世の中、とっくに起業家だらけになっているはずです。

でもこれからのWeb3の世界では、変化が起こる可能性が高いです。
なぜでしょうか。

法定通貨とトークンの価値

法定通貨の価値は、トークン全般の価値に比べて、毎年低くなっています。
国が恣意的な判断で追加発行できる法定通貨は、価値がどんどん希薄化して、そのお金の一部がインフレヘッジとしてトークンに流れ込んでいます。
その結果、BTCやETHをはじめとする主要なトークンの価値は、毎年着実に上がり続けています

つまり、年単位・数年単位で見た時には、報酬を法定通貨で貰うよりも、トークンをもらったほうが、結果的に時給がよかった。
そんなことが起きつつあります。
よく海外の著名人やCEOが給与をビットコインにしたというのは、目立ちたいだけでなく、将来を見越しての判断なのです。

結果的にもらえる報酬の価値がが、給与よりも高まる可能性を高めているのは、これらインフレ要因以外にもあります。
Web3で生まれるサービスやDAO・コミュニティがインターネットに匹敵する新しい革命であることも、重要な要因です。
現代のように、変化が早い時代には、柔軟に対応できる組織が勝ちます。
Web3の進化速度は、改めて語るまでもありません。

いまの仕事と同程度の時間をコミットするだけで、10倍以上のリターンがあった成功事例が頻発してきている今、雪崩のようにWeb3の世界にビジネスパーソンが来ているという流れがあります。
報酬面だけでなく、Web3はこれまで「ちょっと変だ」と思っていたことを改革する文化なので、新時代を生み出す”風”なのです。

YouTubeで受付係をしていた方が、ストック・オプションをもらっていたため、Google売却時に億万長者になったことは有名な話です。
Web2から脱却し、GAFAMに変わる存在としてのDAOが生まれる過程に、世界中の誰もが関わることができる。
それが、分散的でオープンなWeb3の新常識です。

トークンを買って応援したり、DAOで稼働して直接貢献することもできます。
DAOはネットを介してのコミュニケーションが中心になるため、「いまコミュニティで困っていること対して、アウトプットをもってスピーディーに解決する」ことができる人が重宝されます。
ここで「DAO/コミュニティに身を委ね」て、まず行動できる人が輝ける世界線です

考える前に、まず動くくらいがちょうどいいのです。
なぜなら、トークンの価値は変動するので、行動に対する金銭的報酬は、どこまでいっても約束されないからです。
大事は判断軸は、
・そのプロジェクトが社会に必要とされているかどうか
・あなたの行動が、コミュニティの役に立つことに繋がっているかどうか
です。
さあ、行動しましょう!


※この記事は、パジ(@paji_a)の発言をベースにかねりん(@kanerinx)が編集して記事化しています。
※この記事の元投稿は、HiDΞで連載中のマガジンです。(JPYCの投げ銭も可能)

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