パジ×かねりん 共著
パジのNFTやメタバースに関する思索や考察を、かねりんが記事にしています。 ※この記事の元投稿は、HiDΞで連載中のマガジンです→https://hide.ac/magazines/uH2UWlPjw
今日は「私がweb3に熱狂する理由」について解説します。 答えを一言でいうと、「Web2の弱点を補い、より良い社会の実現を信じているから」です。 Web2とweb3のちがいWeb2の勝者は市場を独占し、中央集権化でテイクレート最大化競争を繰り広げています。 そうして資本家はますます富み、社会に貧困と格差を生む構造が強化されつつあります。 web3は、この流れの真逆をいくカウンターパンチ。 みんながオーナーシップを持ち、共創&分権の方向性です。 Web1の夢、再び! W
今回は、冬の時代だからこそ見つめ直したい「web3の本質」について語ります。 ブロックチェーンの技術特性は、価格とは無関係web3の根幹技術であるブロックチェーンで作られる暗号資産やNFTは金銭価値と紐づきます。 そのため、円から見た時の価格が落ち込むと、将来に不安がよぎる人も多いでしょう。 でも、備わっている技術特性は、価格の上下とは関係がないものです。 web3の世界に住んでいる人からは1ETHは常に1ETHだから何を慌てているのという返事が返ってくることさえあります
今回は、NFTに投資要素は不可欠か?について、説明します。 結論から言えば、バランス感が肝要。 NFTを利用する以上、投資要素をゼロには難しいですが、非常に小さくすることは可能です。 投資要素を残しつつも、さまざまな環境から、どのようにメッセージングしていくかが重要なポイントだと思います。 NFTの投資要素以外の魅力をアピールしながら、上手なお付き合いをするのが現時点最適解と考えています。 順番に解説しましょう。 NFTの投資性「NFTの投資要素」は、NFTプロジェクトの取
Web2とweb3の違い主語を大きくするWeb2的コミュニティとweb3的コミュニティの比較みんなが主役のweb3 今回は、「web3では、"中央集権的存在"は儲からなくなるのか?」について説明します。 結論から言うと、GAFA級を除き、「率は低くなるけれど、総額は高まる可能性あり」です。 中央集権的存在がトップオフで手数料を取るわけではなくなるため、偏った過剰な儲けは出せなくなります。 しかし、貢献に応じた適切なリターンがある世界線です。 Web2とweb3の違い具
今日は、Web3時代に持っていたい心意気ついて語ります。 必要な心意気を一言で言えば、「価値観が合いそうなDAO・コミュニティを見つけて、まずは身を委ねてみる。」です。 現代社会は、「給料」という考え方が浸透しすぎています。 そのため、ほとんどの人は、その会社で働くか否か、その仕事を受けるか否か等の決断を、「どれくらいの金銭的報酬があるか?」の計算や約束をしてから、行動を決定します。 明日食べていくための生活費が稼げないなら、行動する意味がないからです。 世の中のほんど
今日は、「トークンエコノミー」について語ります。 いま、世界経済の仕組みが根本から変わりつつあることに気がついているでしょうか。 これまで資本主義経済を大きく発展させてきた、株式市場/金融の仕組みが、トークンエコノミーによってアップデートされようとしているのです。 資金調達ブロックチェーンの登場によって、高い信用力を持つ権力的存在が不要になりました。 「資金調達」は、事業へ先行して投資してもらう性質のものです。 資本主義社会を維持・発展させていく上で、とても便利な仕組み
NFTや暗号資産に触れていると「Argent」という文字列を見かけることがあります。 これは、いま注目の仮想通貨ウォレットの名称です。 今回は、「Argentとはいったいどんなウォレットなのか」について深掘りします。 Argentとは?Argentは、イーサリアムやERC20トークンの購入/保管ができるスマホ・ウォレットです。 その特徴は、 コントラクト・ウォレット レイヤー2(zkSync)に接続できる マルチシグ対応の”ガーディアン機能” の3点。 特に、アプ
今回は、専門用語なしでイーサリアムをざっくり説明します。 イーサリアムについては、 「NFTを作るときに必要なチェーンだというのはなんとなく分かっているけど、いったいどういうものなんだろう?」 と、疑問をお持ちの方も多いかと思います。 今日は、そのふわっとしたところをやさしく解説していきます。 NFTについてNFTという技術の出現によって、イラストなどを「世界で○○個だけしかない」と、発行量を定義してそれを証明することができるようになりました。 デジタルデータは、これま
今回のテーマは、「自分の名前を取り戻せるNFT」ともいえる「ENS」について解説します。 NFTには、「ネット上のデジタルデータに在庫を定義する機能」があることは、これまで何度も説明してきました。 しかし、NFTには、まったく別の使い道もあるのです。 ブロックチェーンが持つ特性を活かし、従来型の”権威”に頼ることなく、ネット上のデータを”個人で管理”できるという効用です。 関連記事:ENSとは何か?メリットや使い道について解説 その名前は、あなたのもの?あなたが、普段
今回は「Web3が行き着く未来」について考えてみたいと思います。 私は、世の中は今後このように変化していくのだろうと考えています。 信用力の担保NFTや暗号資産を支えるブロックチェーンは、”データをより強くする存在”です。 ”データを強くする”ためには、これまででは「信用力」のある国家や企業の存在が必要不可欠でした。 それが今後は、プログラムで書かれたシステムが「信用力」の代わりになります。 分権化システムの下に、人は平等になります。 中央集権的かつ既得権益が発生する箇所
今後、NFTはどういう発展を遂げていくのか?について、考えを語ります。 Web3(NFT)でパスワードを忘れたら致命傷になる2022年4月時点では、企業やクリエイターやファンのブロックチェーン理解度が上がってきて、思ったよりも速いスピードで、よりNFTの真価が発揮できる理想的な展開になってきていると感じています。 私が、企業やファン(特に一般層)までNFTが浸透していくまでに、一番障壁になるだろうと心配していたことは、「ID・PASSの代わりにメタマスクなどのウォレット管理
NFTに触れていると「PREMINT」というサービスを見かけることがよくあると思います。 これは、一部で熱心に活用されているものの一般にはあまり知られていないマニアックなマーケティングツールです。 今回は、PREMINTについて解説します。 PREMINTはNFTのマーケティングツールNFTプロジェクトを提供側から見てみると、すでにあふれるほどのNFTプロジェクトが毎日リリースされているので、NFTプロジェクトに興味がある人たちに、いかに認知してもらうかのマーケティングが大
私が発起したプロジェクト『NFTJPN』は、「日本のNFT作品を海外コレクターに購入してもらう」をゴールに据えています。 DAO化を進める時に、NFTJPNに関わる内外の参加者が『DAO』への共通理解があったほうがスムーズに進むと考えています。 「NFTJPNで考える理想的なDAO」について、私の考えを述べます。 拠り所はイーサリアム創業者ヴィタリックの記事。 「中央が自動化された組織」です。 https://blog.ethereum.org/2014/05/06/dao
私は、NFTは『日本や世界を明るくする希望の光』だと信じています。 NFTの発明により、特に日本においては、言語の壁のせいでグローバル展開できなかった人たちにとって、世界中から注目されエコシステムが回る、またとないチャンスが訪れていると考えます。 世界と日本の、消費動向日本は少子高齢化で今後も国内の消費者人口は縮小することが確定的です。 世界水準の経済的豊かさが保てなくなっている日本で、今やるべきことは「海外に進出して外貨を獲得」することです。 ただ、どうやって実現するの
今回は、「NFTとCC0」について解説します。 CC0とは「CC0(クリエイティブ・コモンズ・ゼロ)」は、「いかなる権利も保有しない」と、著作権を完全に放棄することを宣言するもので、いくつか種類があるクリエイティブ・コモンズの中でもっともパンクな形式です。 CC0の特徴権利元の許可いらずで作品が商用利用されることで、青天井の認知拡大が狙えます。 とある作品があったときに、「この作品はCC0です」と作品の脇に表記すると、”後戻り”できないかたちで、その作品を使ってあらゆる
今回は、「NFTコレクションにとって、コミュニティが重要である理由」を解説します。 結論は、「NFTは、人と人とを繋ぐコミュニケーション・ツールだから」です。 NFT=ブランドという側面があります。 ブランドは「人」が信奉する対象です。 ブランドである「NFT」を中心として、コミュニティが形成されます。 そうなると、人々が関心や注目を寄せる中心的存在が、NFTということになるのです。 よく、高級NFTは、ロレックスなどのブランド腕時計に例えられます。 単に品質やデザイン