夏休みとはなんでしょうか。
海水浴、スイカ割り、花火大会
夏休みというのは小学生にとって
ものすごく特別な期間です。
また、大人になっても
その間のたくさんの楽しい出来事は
懐かしさを含みながらも、
いつまでたっても色あせない思い出です。
寒い地域でない限り、
夏休みは約40日あります。
最初の10日間。
私たちは夏休みにどんな事をしようか、どんな事が出来るか、期待を膨らませました。時間は無限にあるような感覚でした。宿題に手をつける計画的な人もいましたが、大半はまだ大丈夫だと手をつけませんでした。家で1日まったりする日は罪悪感も無く、思う存分休めました。
次の10日間。
夏休みにも慣れてきました。夏休みの最も生産的な期間で、数々のメインイベントもこの期間にありました。さすがにこの頃になると宿題にも少し手をつけ始めました。しかし、夏休みが過ぎ去ることにそこまで悲観的になる事はありません。夏休みを最も謳歌していたのはこの期間でした。
さらに次の10日間。
夏休みが過ぎ去ることに対しての少しの焦りが出てきます。残りの夏休みの日数を計算して、最も計画的に行動するのがこの期間でした。夏休みのメインイベントはこの期間も続きます。この頃になると宿題をしている人とそうでない人の差が顕著に出てきました。また、夏休みに何もしなかった人達は少し後悔をしだす頃で、「まだ遅くない」と大掛かりなことを始める人も中にはいました。
最後の10日間。
夏休みの終わりを意識する期間です。思い出を振り返りながら夏休みにあったことを色々考えます。この頃には宿題を終えて、最終日までゆったりと過ごしている人がいます。一方で、「自分はこの夏休み何をしていたんだろう」と後悔する人もいます。そして最終日、泣きそうになりながら慌てふためくのでした。
今まで読んできたこと、
「夏休み」を「人生」に置き換えても私は同じような気がします。
夏休みとは人生を映す鏡のようなものではないでしょうか。
夏休みの最終日、
あなたはどんな感じで過ごしていましたか?
もし、泣きながら宿題をしてたり、後悔していたら、
あなたの人生ももしかしたら…
と思うと少し身が引き締まる思いがします。
幸い、私たちは夏休みの反省から、これからの人生をどう過ごすべきなのか考え、行動を大きく変えることが出来ます。
「夏休みが私たちに教えてくれるのは人生の過ごし方なんだよ」というお話でした。