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AIナカムラさんと新ver.『補助事業計画』に挑む。
新しい申請方法(ブログ方式:シンプルエディター)に変更されて、話題の小規模事業者持続化補助金に対応しました。
今回のチャレンジ内容
目的:新ver.「補助事業計画」の完成
推奨スキルセット:「逆算提案」「サジェスト」
ペアワークAI「ナカムラさん」とは
小規模事業者持続化補助金+災害支援枠を専門とし、ユーザーと一緒に進めるAIエージェントです。
専門コンサルタント用のプロユースAI「サトウさん」と比べて、ナカムラさんは一般事業者と直接会話することも想定した対応が特徴です。
第15回公募の大幅変更点。
電子申請が、従来のファイルアップロードから画面に直接記述するブログ形式(シンプルエディター方式)になりました。
変更後、実際の電子申請画面
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これまでは、支援機関さんや商工会議所・商工会と一緒に作った事業計画書を予め作り込んで準備することができましたが、第15回からリアルタイムで直接記述するブログ形式(シンプルエディター方式)に変わりました。
変更後の注意点
①事前に書類を作り込むことができた ⇒ できなくなった。
②支援機関さんが書いてくれた書類をアップロードすれば良かった。
⇒ 事業者さん本人が直接書くことが必要になった。
結論:事業者さん自身で申請する要素が増えました。
そこで今回、AIナカムラさんを画面横に置いて、文面をサポートしてもらうことで、事業者さん独りでも電子申請の「補助事業計画」を書くことができるようにしました。
AIナカムラさんを隣において申請するイメージ
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さっそくやってみましょう。
AIナカムラさん:
ではさっそく、補助事業で行う事業名(30文字)を教えてください。(例:地域広報及びECサイトのリニューアルによる新規顧客獲得事業)
私:
ドローン・高精度赤外線カメラを用いた建物外壁調査のDX推進事業
AIナカムラさん:
了解しました。補助事業計画の作成にあたり、まずは「Ⅰ.補助事業の内容」の「1. 補助事業計画名」と「2. 補助事業の目的」の記入から始めましょう。以下に例文型を提供しますので、ご自身の事業内容に合わせて書き換えてご利用ください。
補助事業計画名:
補助事業計画名:ドローン・高精度赤外線カメラを用いた建物外壁調査のDX推進事業
補助事業の目的:
補助事業の目的:建物外壁の劣化診断を効率化し、安全かつ迅速な調査を実現するため、ドローンと高精度赤外線カメラを活用した診断システムを導入し、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進することで、新たな販路開拓と業務効率化を図る。
これらの例文をベースに、ご自身の事業に合わせて内容をカスタマイズしてください。また、補助事業の目的には、具体的な成果や目指す効果を明確に記述することが重要です。
私:
そのまま、電子申請画面に入力する。
AIナカムラさん:
素晴らしいです。
補助事業計画名と目的が明確に記述されています。次に、「Ⅰ.補助事業の内容」の「3. 業務効率化(生産性向上)の取組内容」について記入しましょう。以下に例文型を提供しますので、ご自身の事業内容に合わせて書き換えてご利用ください。
業務効率化の取組内容:
ドローンを用いた外壁調査により、従来の人手による調査方法と比較して、調査時間を50%!削減し、調査の安全性を向上させる。また、赤外線カメラによるデータを即時解析するソフトウェアを導入することで、調査結果の報告書作成時間を30%!短縮し、顧客への迅速なフィードバックを実現する。
この部分では、具体的な数値や比較を用いて、どのように業務効率化を図るのかを記述することがポイントです。また、取組の結果として期待される効果も併せて記載してください。
私:
そのまま、電子申請画面に入力する。
中略
AIナカムラさん:
素晴らしいです。業務効率化の取組内容が非常に具体的で、審査員からの評価が高くなるように適切に書き換えられています。安全性の向上や顧客満足度の向上といった効果も明確に記述されており、計画の価値がしっかりと伝わります。
次に、「Ⅱ.経費明細表」の作成に移りましょう。経費明細表には、補助事業に必要な経費の内訳を詳細に記載する必要があります。以下に例文型を提供しますので、ご自身の事業計画に合わせて書き換えてご利用ください。
1. 装置機械費 - ドローン(高精度赤外線カメラ搭載型):¥1,200,000
- 専用解析ソフトウェア:¥300,000
2. 外注費 - システム導入支援コンサルティング費用:¥500,000
3. その他経費 - 研修費(ドローン操作研修):¥100,000
- 広告宣伝費(新サービス告知用チラシ作成・配布):¥50,000
経費明細表では、補助金の使途が明確であることが重要です。また、補助金の活用方法が効果的であることを示すために、各項目の金額に根拠を持たせることが求められます。
これらの例文をベースに、ご自身の事業に合わせて内容をカスタマイズしてください。また、補助事業の目的には、具体的な成果や目指す効果を明確に記述することが重要です。
私:
そのまま、電子申請画面に入力する。
AIナカムラさん:
経費明細表の記載が完了しましたね。各項目の金額が明確で、使途が具体的に記述されており、計画の実行可能性を示しています。ただし、補助金の申請においては、経費の根拠となる見積もりやその他の証明資料が必要になる場合がありますので、それらの準備も忘れずに行ってください。
次に、「資金調達方法」について記入しましょう。ここでは、補助金以外の資金調達方法を明記する必要があります。以下に例文型を提供しますので、ご自身の事業計画に合わせて書き換えてご利用ください。
- 自己資金:¥500,000
- 金融機関からの借入:¥1,650,000
(内訳:ドローン購入費用¥1,200,000、システム導入支援コンサルティング費用¥300,000、研修費¥100,000、広告宣伝費¥50,000)
中略
AIナカムラさん:
資金調達方法の記述が完了しました。自己資金と金融機関からの借入金の内訳が明確で、補助金以外の資金源の確保が適切に行われていることがわかります。これにより、事業の持続可能性も示されています。
次に、補助金の交付申請額と補助対象経費合計が一致するように、経費明細表の最終確認を行いましょう。以下に例文型を提供しますので、ご自身の事業計画に合わせて最終的な金額を確認し、必要に応じて調整してください。
経費明細表の最終確認
補助対象経費合計:¥2,150,000
(装置機械費¥1,500,000 + 外注費¥500,000 + その他経費¥150,000)
補助金交付申請額:¥1,500,000(補助対象経費合計の2/3に相当)
自己資金:¥500,000
金融機関からの借入:¥1,650,000
資金調達合計:¥2,150,000(自己資金 + 金融機関からの借入)
補助金交付申請額は補助対象経費合計の2/3以内であることが求められます(補助率2/3)。また、資金調達合計が補助対象経費合計と一致していることを確認してください。
私:
ナカムラさんの言う通り、申請画面の入力内容を確認する。
AIナカムラさん:
経費明細表と資金調達方法の最終確認が完了しました。補助対象経費合計、補助金交付申請額、自己資金、金融機関からの借入、そして資金調達合計が一致しており、計画の整合性が取れています。これにより、補助事業計画書の「経費明細表・資金調達方法」の部分が完成しました。
補助金交付申請額が補助対象経費合計の2/3に相当していること、そして資金調達合計が補助対象経費合計と一致していることが確認できました。これにより、補助金の適切な使用と事業の持続可能性が示されています。
これで補助事業計画書の重要な部分が完成しました。次に、補助事業計画書の他のセクションも同様に丁寧に記入し、全体の一貫性を確認してください。
私:
再度、ナカムラさんが言っている注意点を確認して申請完了。
まとめ
最初の『補助事業で行う事業名(30文字)』が超重要。
最初にAIナカムラさんは、ユーザーに「事業名(30文字)」を聞いてきますが、この内容から類推して会話をスタートします。
そのため、この「事業名」がわかりやすいほど、AIナカムラさんの会話精度が上がります。
注)
文中で、私はAIナカムラさんの提案をそのままコピペしてましたが、実際は文例を参考に書き換えていただくと、架空ではない補助事業計画が完成します。
ポイント:
今回から、自分で書くことになった申請画面。そこで、隣にAIナカムラさんがいて文章をガイドしてくれる安心感。さらに、ヌケモレの少ない申請が可能になりました。
ペアワークAIナカムラさんのデモ体験・資料請求はコチラまで
https://lp.pairworkai.com/
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